第21話 同じ系列のお店紹介するよ!?

バイトをしなければ。
うう〜ん金がない、貧乏だ。

卒業間近の3月初め。
去年のスキーロストバージン以来
ハマリにハマッて
この冬は8回イッた。
うん、いい響きだ。
シーモネーターとよく賛美される。

去年は7回イッた。
そんなにイクとお金がなくなるのだ。

去年の春も借金だらけだった。
また今年もだ。
実は来年も懲りずに繰り返すのだが
この時は知る由も無い。
冬に借金してスキー。
春から秋で返済。
また借金。
また返済。
またまた借金。
またまた返済。
というゴールデンパターンを
3年やった。
借金大魔王だ。
ふははははははは!

時給のいいバイトバイトバイト。
ホストって思ったでしょ?
実は行ったんだよね。
それに近いヤツ。
でもやんなかった。
説明すると長くなるので
また機会があったらお話します。

で、「ミュージックパブ〇×△ 時給1100円」発見!
場所は新宿。
ナ〜イスじゃん、早速電話。

「プルルル、はい〇×△」
「あの〜、an見てお電話したんですが。。。」
anってバイト情報誌ね。
「あーごめんねー。もう決まったんだよー。
 もし良ければ同じ系列のお店紹介するけどぉ」
「是非お願いします」
「同じ新宿のどこどこに ア〇ム&△ヴ ってあるから。
 そこに行ってくれる?」
「ア〇ム&△ヴですね?
 わかりました」

許す!!
あ、これは僕の口癖。
気にしないで。

早速面接へ。
さーてここら変だ。。。

え!?
まさかアレ!?

『お見合いパブ ア〇ム&△ヴ』

『お見合いパブ』

「お見合いパブってなんじゃあぁ〜?」

。。。
シビれた。
確かに「同じ系列」と言っただけで
「同じミュージックパブ」とは言ってないが。。。

うろうろ。
どうしよっかな〜
てくてく。
マジでぇ〜
のそのそ。
ぜっっってー怪しいよなぁ〜。

コンコン
「おう、いらっしゃい」
げ、来ちゃったよ!
「まだ店開いてないんだよね」
うげ、こえー!
「い、いえ、面接に伺ったん・・・」
「あぁあぁ聞いてる。
 マーチン君ね」
「はい」
「いい男だね」
「あ?は、はい、ありがとうございます」
「いつから働けるの?」
「はい、いつでも大丈夫です」
「決まりね、じゃ明日からよろしく」
「はい?。。。
 あの〜」
「何、なんか質問?」
「履歴書はどうしたら。。。」
「あ、そこに置いといて」

超凄い面接だ。
さすがお見合いパブ。
僕はお見合いに合格したらしい。
ならば、勇気を出して!

「あの!」
「何?」
「お見合いパブってどんな事するんですか?」
「まぁ、簡単に言やぁナンパ代行かな〜」

店内には平行に近くテーブルが並べられている。
こっちが男性席、向こうが女性席。
向かい合って座る。
真中のスペースは歌う場所。
全員の席には
1、2、3・・・と番号札が立っていて
男性席にはカードがある。
「〇番から〇番さんへ
 一緒に飲みましょう!」

男性は気に入った女性に
そのカードを送る。(1枚1000円)
女性はOKしても断ってもいい。

で、女性は飲み食い歌い放題でタダ!
タダなんだ!!
男性は30分2500円飲み歌い放題。
食えない。
食うのは飯じゃないだろって
そんなシステム。

お店に来る女性は
ほっとんどティーンズ。
おいおい学校は〜?
22歳の僕は充分おじさん!?

度肝を抜かれた君との出会い。
これも縁だ。
たった2ヶ月間だけど
働くことになるんだよね。

P.S.このお店、去年はまだありましたよ。。。

Form Martin


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