第15話 僕と友達と恋人と

大学3年、僕の生活に変化が現れた。
一つは彼女が短大を卒業し
社会人になったこと。
もう一つは友達との付き合いが
頻繁になったことだ。

麻雀をきっかけに
友達が一気に増え
よく声がかかるようになった。

仲良しグループで麻雀をする。
麻雀は夜に始めれば朝までやる
俗に言う徹夜麻雀が多い。
飲みに行ってカラオケをする。
これも学生の身分を生かし
朝までパターンが多かった。

もともと大勢で騒ぐのは大好きなので
外で遊ぶことが増えたのだ。
こうなると社会人をしている
彼女はつらい。
外で女を作ったのではと
疑われても仕方がなかった。

仲良しグループからサークルに誘われた。
大学入学と同時にアルバイトにはまり
サークルに入っていなかった僕は
是非とも入りたかった。

「サークルに入りたいんだけどさ」
「やだ、絶対いや!」
。。。

話す余地はなかった。
彼女の気持ちも分からないでもないので
泣く泣くあきらめた。

彼女にストレスが溜まっていくのが分かる。
気持ちが僕に集中しすぎているのだ。
このままではまずい。
「僕を想ってくれるのは嬉しいけど
 友達とも遊ぶようにしなよ。
 でないと僕も君も潰れちゃう。。。」
友達も恋人も比べるものではない。
両方必要なのだ。
そんな話を何度もした。

その後、彼女も進んで
家の外に世界を持つようになり
危機は回避したかに見えた。
しかしこれにより
新たな問題がまた
浮上する。

二十歳のカップルだった君と僕。
必死だったこの頃が
とっても青く
とっても懐かしく思えます。


Form Martin


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