第6話 僕が八方美人だって?

中学3年、冬。
僕に文字通りの冬がやってきた。
しかし年も暮れになると
クラス内に少しは話せる友達が
現れてきた。

Kさんという気さくな子と友達になった。
1組の親友グループと一緒に語ることもあり
仲良しさんが一人増えて嬉しかった。
でも、一つ問題があった。
もともと仲良しグループにいたFさんは
Kさんが大嫌いだったのだ。
ということは。。。
KさんもまたFさんが嫌いだった。

ある日、Fさんが言った。
「Kさんがいるのなら私は他の所にいこうかな。
 出来れば縁を切って欲しい」と。
僕と親友が答える。
「何を言ってるんだ。
 俺達は君もKさんも大事な友達なんだ。
 それは分かって欲しい」と。
Fさんは黙って頷いていた。

数日後、FさんとKさんが喧嘩をした。
僕たちは二人から言い分を聞く。
かなり食い違う。
まぁ、そういうものか。
双方にそれぞれの言い分を伝る。

次の日。
「マーチンが私の悪口をFに喋っている」と
Kさんがクラスに言いふらしていた。
双方から話を聞いているのはもちろん承知の上だった。
いい加減こういう裏切りには慣れてきたので
「またか」
と思ってしまった。

恐らくKさんは
「自分の話を聞きながら味方になってくれない」
僕を腹ただしく感じたのだろう。
Fさんに伝えたら一言。
「八方美人するから。。。」
これが八方美人か!?

「女性の喧嘩はこわい」と聞いたことがある。
それを実感することになった。
女性の喧嘩に関わるときは
どちらかにつくべきだと
学んだマーチンであった。

トドメに君にもこんな事言われて
一体なんなんだろうね。


Form Martin


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