早速ですが、質問です。
恋が終るときの、ふたりの立場を考えたとき。
あなただったら・・・
フル方とフラれる方。
どちらが悪いと思いますか?
▼ 恋が終る原因 ▼
恋の終わりには、いろいろな原因があります。
本人同士に原因がある場合、周囲の人間が反対した場合、遠距離が原因になった場合・・・などなど。
どんな理由でも、根本的には「本人たちの意思」に全てがかかっているわけですが、よ〜く考えてみると、キッカケになる事柄が何かしら存在することがわかります。
例えば・・・ご経験のある方は、思い出してみてください。
どちらかが、他の人を好きになった。
どちらかが、浮気をして発覚した。
相手のある部分がキライになった、許せなくなった。
「あんな人は信用できない」など、両親に反対された。
遠距離で逢えない日が多い。
様々思いつきますよね。
別れというのは、ツライものです。
だから僕たちは別れのとき、ついついそこから目をそらして逃げてしまいがちです。しかし、これでは・・・
何度でも、同じ失敗を繰り返してしまう
のです。
恋を長続きさせるポイントのひとつ。
それは、別れに至った原因を突き詰めて考え、反省すること・・・ではないでしょうか。これができると、
恋を長続きさせることができるようになる
と思うのです。
▼ 考え方 ▼
「どちらが悪いなんて問題じゃないよー!」
そう、お考えになる方も多くいらっしゃると思います。
実は僕もそう思います。
恋愛関係、人間関係の問題は、「どちらが悪い」なんて簡単に切り分けできるものではないのです。では、なぜ敢えて僕が切り分けてお話するかと申しますと、
自分が反省するため
です。
僕は、いくつかの恋をしていくなかで、別れも自然と経験してきました。そのとき、いつも思っていたことは、
もう、こんな思いはしたくない!
なのです。
「同じ失敗を繰り返さないためには、どうしたらいいのか?」
僕は、これを追求していく中で、「自分でどうにかできること」「自分ではどうにもできないこと」があることを学びました。
つまり、「自分でどうにかできるはずなのに、ダメになった」場合は、「自分が悪かった」と反省するようになったのです。
ですので、フル方とフラれる方のどちらが悪い?というのは、
責任を押し付けるための考え方ではありません。
自分自身が反省するための考え方
であることをご理解くださいね。
▼ 究極論でいうと、どちらが悪い? ▼
結論から申し上げますと、
フラれる方が悪い
と考えるべきだと思います。
理由は簡単。もしもあなたが「フラれた」と感じたなら、
あなたは、まだお付き合いしたい
のです。
理由が何であれ、それを断られた・・・ということは、自分自身の力不足だったと考えなくてはなりません。
先程、僕が「もう、こんな思いしたくない!」と思うところから出発したとお話しましたが、これがそもそも論、大半の場合はフラれたとき・・・なのです。
ちょっと例を変えてお話ししてみます。
泥棒さん と 泥棒された人、どちらが悪いか
という話はいかがでしょう?
これ、僕は泥棒された人が悪いと考えるタイプです。
そりゃあ!
家のカギを叩き壊して、「カネを出せ!」というのは論外ですけどっ!でもでもでも・・・
泥棒を未然に防ぐための努力をしていないのであれば、
それは、自分が悪いと考えましょう
・・・ということです。
バックをカパーーッと開けて、財布をころんと入れておいたら、スリにあってしまった・・・とか、机の上に財布をおいておいたら、いつの間にかなくなっていたとか。
それは、無用心な方が悪いのです。
そう考えないと、
永遠に泥棒され続ける
ことになるのです。
いくらお巡りさんがいても、全ての泥棒さんを捕まえられるわけがないのですから。
今のお話ですと、バックの口はきちんと閉めておく。机の上に財布を出しっぱなしにしない・・・というのが解決策です。では、恋の話に立ち返りますと、例えば浮気をされた場合だと、
1.浮気をする時間を与えた自分に原因はないか?
→100%相手の要望をかなえられないまでも、
極力一緒に過ごすように努力をしたか?
2.心を掴む努力をしていたか?
→「相手の気持ち」をほったらかしにしていなかったか?
3.男性・女性としての魅力を大切にしていたか?
→「もう付き合っているから」という理由で、魅力を感じない
服を着たり、お化粧をサボったりしていなかったか?
などにおいて、「自分にできることは全てしたか?」と考えるのです。もしも、それができているなら、この恋はご縁がなかった・・・と考えればいいのです。
「泥棒が悪い」「心変わりをする方が悪い」「浮気をする方が悪い」なんていうのは、他力本願やグチであり解決策ではありません。大切なことは、他人を責めたり他人を頼ることではなく、
自分に何ができるか?
自分で何をするか?
なのです。
▼ 失恋を防ぐためにできること ▼
よく「釣った魚にエサをやらない」と言います。これは男性が女性を口説いた後、ほったらかしにすることを例えていますが、もちろん逆の場合もあります。
女性が男性を口説いた後、いきなり女っぽくなくなる・・・とか☆
ここで、イヤになった人が逃げると「エサを与えなかった男が悪い、態度が変わった女が悪い」となりますよね?じゃあ、解決策は、
イヤでもエサを与え続けるようにする。
ムリにでもネコをかぶったままでいる
ことなのか・・・?ということです。
これ、僕は違うと思います。
確かに、全く不要だとは思いませんが、これが根本的な答えでもないと思うのです。
泥棒さんの話に立ち返りますと、解決策は「自分自身のスキをなくす」ということになります。これはつまり、
自分自身を高める
ということなのです。
失恋を防ぐためにできること。
あなたの答えが、見えてきたでしょうか・・・。
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