マーチン先生の恋愛教室

あう性格とあわない性格

「 実りにくい恋を実らせるコツ 」


   
「えっ!?あの人と、もう別れちゃったの?」
「だーって、性格があわないんだもん」

こんな話、珍しくないですよね。
実際、お付き合いをしてみると、性格が「あう」とか「あわない」ということは確かに存在します。では「性格があう」とは、具体的にどういうことなのでしょうか?

今週は「あう性格とあわない性格」について、お話してまいります。


▼ 性格って? ▼
性格とは何か・・・というと、まずひとつに


ある状況を与えられたときの反応の仕方


があげられます。
例えば、二人で映画を観ていて主人公が襲われてケガをしてしまったとき。

「うわー、かわいそう!」と思うか、「あの悪役許せない!」と思うか。

なんていうのが一例です。
そして、ふたつめは、


その人の考え方


です。
例えば、「明るい性格」というのは、

悩みごとがあったときに、「考えても仕方がないことは考えない!」と割り切れる考え方を持つ人だといえますし、逆に「暗い性格」というのは「悩んでも仕方がない」と思いつつも、割り切れない考え方を持つ人だといえるのです。


▼  重要な要素は? ▼
さて、ここで問題です。

恋愛に重要なのは、上記で述べた2つのうち、どちらだと思いますか?


さぁ、考えてみてくださいね!
前者か?後者か??
・・・考えて頂けたら続きをどうぞ。






マーチン論では、後者の方が重要だと考えています。

前者は一緒にいて盛り上がったり・・・という場面など、一緒にいられることが前提としてあって、「更に盛り上がるためのプラスアルファ」になるのです。対して後者は「一緒にいられるかどうか」という根底の部分になるのです。

僕の実話で、こんなことがありました。
付き合い始めて2ヶ月目の頃、彼女と一緒に食事に行ったのです。たくさん食べて、さぁ会計!・・・というときに、彼女はスタスタとお店を出て行ったのです。

そして「ごちそうさまぁ〜♪」と。←この態度がNGでした。
会計が7000円ちょっとだったので、「2000円ほど出してもらってもいい?」と言うと、「え゛〜っ!?」とものすごいブーイングだったのです。

僕は基本割り勘で、経験上「おごるお付き合いは長続きしない」と思っています。マーチン論では、



誰もが大切なお金と時間は、お互いが負担すべき


なのです。
完全に半分ずつである必要はありませんが、お互いに出しあうことで「大切なお金と時間を二人のために遣っている」という意識を育めるからなのです。この考え方が、僕の行動に出たわけなのですが、彼女のそれとは合わなかった・・・わけなのです。


▼ 実りやすい恋、一緒にいられる恋 ▼
ところで、「実りやすい恋、一緒にいられる恋」とは、どんな恋でしょう?一般には、「同じ境遇の者同士が実りやすい」ですよね。

例えば、社会人同士。芸能人同士。
逆に、学生と社会人、会社員と芸能人なんて組みあわせは実りにくく、一緒にも過ごしづらいのです。これは、


置かれている環境が違うため、時間に対する考え方が違うから


なのです。
また、先述の僕の例では、「恋愛における、お金に対する考え方が違っていた」ということになると思います。

あの後、彼女は僕に「1000円や2000円くらいで、あれこれ言われたくない」と言っていたのですが・・・僕が言いたかったのは、そういう問題ではなかったのです。

このように「性格の違い」とは「考え方の違い」ということができるのです。

そして、この考え方の違いは、育った環境や現在の状況によって左右されやすい。だから、一般的に同じような職業、年齢、環境に育った人同士の恋愛が多いのです。


▼ 実りにくい恋を実らせる秘訣 ▼
では、例えば、20歳、契約社員で月〜金に事務職をしているAさんが、30歳で毎日残業しながら管理職をしているBさんに恋をした・・・など、置かれている環境や状況が大きく違う場合は、どうしたらいいのでしょうか?


こんなときは、問題になるであろうポイントを予測して、
それに対処できるように、自分で心構えをすることが大切です。


この例では、二人の考え方に違いがあるだろう点は、大きく3つ予想されます。

1つめは時間に対する考え方。
2つめはお金に対する考え方。
3つめに年齢差による「相手の気持ちを思いやる力の違い」です。

この二人がお付き合いを考えたい場合、時間についてはAさんが。お金ではBさんが。そして、思いやりについては、両者(特にAさん)が気を配ることが大切になるのです。

・・・よくわからないですか?

例えば、あなたがAさんだった場合は、忙しいBさんに時間を合わせてあげる。そして、ヘンに遠慮したり、ワガママを言ってBさんに負担をかけないようにすることですね。

具体的には、「…今週も遅いの?」なんて言うのではなく、
↑これは、ヘンに遠慮してます。

「今週、火曜日か水曜日にゴハン食べに行こうよ☆」と誘う感じですね。

このように、

 1.通常の恋よりも問題になると思われるポイントを
   あらかじめ予測する。
 2.そのポイントについては「自分が相手にあわせること」に
   重点を置く。

この2点に気をつけていけば、実りにくい恋も成就する可能性が増えるのです。

性格があわないから・・・なんて理由を初めから言ってあきらめてしまうよりも、「性格はあわせることができる」と考え、前向きに行動してみましょう!


written by Martin 2004.12.04



プレミアムバージョン、「マーチン先生の恋愛教室PREMIUM」も好評配信中!

恋愛教室PREMIUM、ご案内はこちらです。



講義一覧に戻る


マーチン先生の恋愛教室TOPに戻る