別に、恋なんてしなくていいじゃない。
ちらほらと耳にするコトバですよね?
あなたはどう思いますか?
今日は、恋愛教室第4期スタートの記念講座といたしまして、僕がどうして「恋愛」というものを大切にするのか・・・というお話をさせて頂きます。
▼ 恋を知らない人は・・・? ▼
人の人生観は様々だと思います。
それは、どれが正解でどれが間違っている・・・なんて言えるものではありません。ただ、僕には・・・
恋を知らない人は人生において不幸だ
と思えてしまうのです。
▼ 初めての体験 ▼
恋を知らないと、なぜ不幸だと思うのか?
これは、ただ「経験があるとかないとか」というお話に留まりません。僕が言いたいのは社会にでると・・・
この世は人と人なんだ
ということを痛感するからなのです。
特に、年少〜独身時代。
人は例外なく、自分がかわいいものです。
何よりも自分が大事、これが当たり前です。
ところが・・・この法則が崩れるときがあるのです。
おわかりでしょうか・・・?
それが、
恋をしたとき
なのです。
それまでは、
「おなかがすいたよー」
「おもちゃが欲しいよー、ゲームが欲しいよー」
「○○がしたいよー。××はしたくないよー」
と、自分を中心に地球が回っていたのに対し、恋をした瞬間に・・・
惚れた相手を中心に地球が回り始める
のです。
「ねぇねぇ、おなかすいてない?」
「何か欲しいものない?」
「○○したくない?」
・・・あの人は、わたしのことをどう思っているんだろう?
どうしたら、あの人は振り向いてくれるんだろう?
あの人は、今、何をしているんだろう?
こうして人は、「相手の気持ちを真剣に考えること」を知るのです。
▼ 男子校・女子高の悪夢 ▼
ところで、恋を知らない20代・・・そんな人を増やしてしまう仕組みが、この世にはあります。それは・・・
男子校、女子校の存在
です。
恋を知って、人は相手の気持ちを考えることを知る。
これは、100%ご納得いただけないまでも、「一理あるな」とは思って頂けると思います。
ということは、
恋ができない環境を与えることが
どんな弊害を生むか?
を考えていただきたいのです。
乱暴な意見になってしまいますが、男子校・女子校の存在は、「人間付き合いを下手にする環境を作ってしまっているだけ」と言わざるを得ません。
そもそも論、男女に分けたからといって、学問がはかどるという保証はないのです。また「同性だけの方が勉強しやすい」というなら、その時点でそれが問題ですので、尚更共学の環境へ行くべきなのです。
もちろん、周りをみて頂ければわかるように、男子校・女子校出身でも、なんの問題もなく周りの人とコミュニケーションができる方も大勢いらっしゃいます。
しかし、これは、
この人たちが優れていただけで、
コミュニケーションが苦手になって当たり前
なのです。
この世には、男と女しかいません。
・・・ということは、逆にいうと
この世には、男と女がいる。
そして、その両方と付き合いができるようになる必要がある。
ということなのです。
勉強にしろ、スポーツにしろ、「学ぶ」のは若い時代の方がいいのです。それはつまり、コミュニケーションも同じだということを意味します。
小学、中学、高校がピーク、そして大学。この大切なときに、自然な場での異性とのコミュニケーションが全くない環境なんて・・・考えるだけでも恐ろしくなります。
今の若い世代が、インターネットに夢中になり、対面でのコミュニケーションを苦手にしてしまうのは、このあたりに理由があるように思えるのです。
もしもあなたが、男子校・女子校のご出身で、「異性とのコミュニケーションは苦手だなぁ・・・」と感じておられるなら、なるべく早いうちに異性との交流の場をたくさんもたれることをお勧めします。
そして、気心のしれた「コミュニケーション上手な友人」にも参加してもらい、その人のコミュニケーションをマネしましょう。
すると・・・あなたのコミュニケーションも、よい方向へ進みはじめることが多いですよ。
▼ 恋が大切な理由 ▼
恋を知らないと不幸だと思えてしまう理由、ご理解いただけましたでしょうか・・・。
マーチン論、「この世は人と人」。
つまり、能力や技術がどんなに優れていようと、コミュニケーションができないと仕事も商売も、娯楽すらも成り立たないのです。
そのための能力。
相手を中心に考えてあげる思考。
相手にうまく自分の希望を伝え、相手の気持ちをすくいとり、お互いにその方向へ歩むための方法。
そういったものは、
全て恋で学ぶことができる
のです。
いえ・・・もしかしたら、恋以外では学べないのかもしれません。
だから、僕は、人生において恋は大切だと思うのです。
・・・。
別に、恋なんてしなくていいじゃない。
あなたは、今もこう思いますか・・・?
|