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今回の事例はこのお話です。主人公はＹちゃん、22歳。
初めは彼も「その他大勢」となんら変わりなかったんです。でも、ひょんなことから、ふたりで飲みに行くことになりました。
ちょっと気の利いたダイニング・バーで食事しながら話してるうちに、カラオケの話になったんです。あたしは大のカラオケ好きなので、夢中で話をしていたら「今から行こう！」ということになりました。
そしてカラオケに行き、お酒を飲みながら歌っているうちに、だんだんくっついて歌うようになり・・・キスされました。
やんわり逃げたら、「嫌・・・？」って聞かれたんです。でも嫌じゃなかったんで、なんとなくくっついているうちに良い雰囲気になり、彼の家に行くことになりました。
そして・・・、覚悟してなかったわけじゃないですが、やっぱりHしちゃいました。
その次の日から、あたしはどうしても彼のことが気になってしまい、彼のことばかり考えるようになっちゃったんです。そしていつの間にか、あたしから逢いたいってメールするようになりました。
今、付き合っているんですが、これまでは付き合うって決めてからHをしていたので、今回のように逆だと何か不安なんです。
やっぱり・・・
Hをしてから付き合うのは、ヘンでしょうか？
さぁ、あなたはどう思いますか？
▼ 好きの始まり ▼
好きという感情のスタート地点はどこでしょう？
よく、「自分はあの人のことを、好きなのかどうかわからない」といった話を耳にします。実はこの答え、意外に簡単なところにあるのです。
人は、今、気になるものを考えるクセがあります。
例えば・・・
街でステキな服や時計を見かけたら、そのことばかり考えます。
お腹がすいたら食事のことばかり考えます。
何か悪いことや隠しごとをしたら、「バレやしないか？」と心配ばかりします。
ということは・・・
ついつい考えてしまっている人のことが気になっている。
つまりそれが、好きのスタート地点なのです。
では、何故考えてしまうのか？
その理由はいくつもありますね。
カッコイイ、可愛い・・・といった容姿が気になる人。
態度、性格、言動が気になる人。
地位、財産が自分と違い気になる人。
などがありますが、そして・・・
共通の秘密を持っている人
が気になるのです。
▼ 共通の秘密とは？ ▼
僕はよく、サインを送ろうとか、サインを見逃すなという話をします。サインとは、野球に代表される「秘密の会話」です。
そう。
一番多い恋の入り口は、ラブサインを送りあうことなのです。
何気ない会話や、目を合わせて「目で語りあう」ことが、ふたりにしかわからない共通の秘密になります。
そして、Hをしてしまったふたりは
強烈な秘密を持ってしまう
わけです。
そりゃ、気になって当然だと思うんですけど・・・。
▼ 悩んだ時は極例を ▼
「でもやっぱり、付き合うって決めてからHした方が安心なの」というあなたにピッタリのお話を。
「ある事柄が、正しいか間違っているか」を知りたいときには、極例を挙げて考えると、答えが見つかるものです。
シビれちゃう例で申し訳ありませんが・・・
「カレー味のう○こと、う○こ味のカレーどちらを食べるべきか？」
どっちも食べたくない？！そんなの当たり前ですって！
どちらか選ばなきゃいけないとしたら、どちらですか？
僕は迷わず後者です。
いくら味がまともとはいえ、「うん○はうん○」です。僕は・・・食べたくありません。いや、絶対食べませんからね！
では、話を戻しましょう。
気になるのは、「体を重ねて芽生えた恋は、いいのか悪いのか」です。言い換えると、「体を重ねた後に出てきた恋心は、ホントかウソか」。
付き合うって決まってからHをしたあなた。
Hする前とHをした後、どちらが相手のことを好きですか？
ほら、もう答えは見えましたね！
えっ・・・？嫌いになっちゃった？
それは、「体を重ねて枯れた恋」です。
「恋心。芽生えても枯れても、あぁ・・・これ真実」
ということですよ。
▼ 時を重ねていこう ▼
つまり、Hが先だろうが後だろうが、そんなことは問題ではないのですね。ほら、スタートラインに立てば、その後の目標は・・・
いつまでも同じ時を重ねていこう。
だと思いませんか？
Yちゃん。あなたの恋はヘンではありませんよ。
彼といつまでも同じ時を重ねていってくださいね。
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体を重ねて芽生えた恋