どうしてデート中に沈黙があると気になるのでしょう?
お家で家族と部屋でゴロゴロ。パパは新聞を読み、ママはTVを見て、弟は漫画に夢中。さーて私は・・・。誰も一言も喋らないけど別に気まずくもなく、ほんわかしている一家の風景。パパとママがいなくなって弟が慣れ親しんだ彼に代わってもそれは同じ。デート中と、一体どこが違うのでしょう・・・?
▼ 会話とは? ▼
そもそも会話とは何でしょう?
その昔、狩りをしていたような時代でも会話はあったといいます。文字はずっとずっと後にできたものなのです。
極端な話、猫や犬でも「鳴く、吼える、唸る」という会話でコミュニケーションをとっていますよね。
「どうやってコミュニケーションをとるか?」という時に、まず第一に浮かぶのが会話なのです。特に我々日本人には初対面で抱き合ったり、キスする習慣がありません。だから尚更、コミュニケーションに占める会話のウェイトが大きくなります。
会話とはコミュニケーション基本中の基本・・・、なのですね。
▼ コミュニケーションとは? ▼
今一度、コミュニケーションの意味を考えてみましょう。
コミュニケーションとは 『 特定の刺激によって互いにある意味内容を交換すること (国語大辞典/小学館)』 です。
そして付け加えて、『 楽しみや嬉しさ、そして幸福感を見出すこと (恋愛相談師マーチン) 』ですよね。
▼ デートの目的 ▼
勇気を出してデートに誘い、晴れて迎えた初デート。多くの人がまず気になるのは「何を話そう」 次に、「どこへ行こう、何をしよう」 ですよね。これは先述した「特定の刺激」を意味しています。「ふたりに合うのはどんな刺激なのだろう」と考えるのです。
そしてデートの目的は「ある意味内容を交換すること」もありますが、「楽しい時を過ごすこと」が重要です。つまり、私のことをあの人へ伝え、あの人のことを知る中で、『
楽しみや嬉しさや幸福感を見出し、親密な関係になること』なのです。
▼ なんか気まずいなぁ・・・ ▼
楽しいデート。しかし会話が途切れてしまうのはどんな時でしょう?
1.伝えたいことが伝えられない時
2.教えて欲しいことが教えてもらえない時
3.楽しさが共有できない時
4.会話が完結してしまった時
会話が途切れ、沈黙になるのはこんな場合です。
1と2は会話の基本がなっていませんね。3は相性が悪かったのでしょう。そして4.の場合は仕方が無いのですが、実はこれと3.の区別が良くわからないのです。それは、、、
「会話とは無限に続けられるキャッチボール」だからです。
つまり「なぜ、完結してしまったのか?」が気になるのです。そして「とりあえず何か話さなければ!」と焦ります。「やばい、話題が見当たらない!」→「・・・気まずいなぁ」と思ってしまうのです。
▼ 沈黙対策 ▼
「なぜ完結してしまったのか?」を考えても一切解決には繋がらないのが、ここでのポイントです。キャッチボールが終わった原因なんて、殆どは「つまらないから」なのです。
沈黙対策は沈黙させないこと、これに尽きます。
マシンガンのように話が出来る人はそれでよし、でもやり過ぎないように気をつけましょう・・・なんて、そんな人はこの授業をうけていないでしょうね。
万人に共通する解決方法はこれ!
『 相手の返答を期待できる話題 』を用意するのです。具体例をあげますね。
1.心理テストを覚えておいて、一緒に楽しむ
2.友人(または、過去の自分)の珍しい恋愛話をして、どう思うか聞く
これをそれぞれ一つ二つ用意しておけば、もう怖いものはありません。
しかも、心理テストは二人の相性がわかるし、恋愛話はお互いの恋愛感を知ることができて一石二鳥なのです。
そして何よりもこの案の良いところは、「誰にでも話せて、誰でも返答できる」ことなのです。ドラマやヒット曲の話題は内容を知らないと答えようがないので、ハズしてしまうこともあるわけです。その心配がこれにはないのです。そして、「ねぇ、他に心理テスト知らない?」などと相手に振ればキャッチボールは、まだまだ続くのです。
え?それでも話題がない??
でしたら、ホームページにある僕の青春記を読んで話題にしちゃって下さい。
▼ そして親密に ▼
でもね、いつまでも話をしていたら それより上にいけませんよ。
沈黙になるもう一つの時・・・。それは 『 ムードが良くなった時 』 です。逆にいうと「沈黙はムードを盛り上げるチャンス」でもあるのです。手を繋ぐ、抱きしめる・・・など会話以外のコミュニケーションにチャレンジして二人の仲を育んで下さいね。
沈黙は金、雄弁は銀・・・という諺があります。
沈黙を味方にできないうちは、二人の間はまだまだですよ!
パパ、ママ、弟、そして慣れ親しんだ彼との沈黙が気にならない理由・・・、わかりましたか?
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