マーチン先生の恋愛教室

告白を成功させる秘訣

「 告白しない人になりましょう!? 」


   
8月もあっという間に半分が過ぎましたね。海やコンパで気になる相手ができた人も、いらっしゃるのではないでしょうか?そこで・・・早速ですが質問させてください。


あなたは「告白をするタイプ」ですか?
また、付き合う前には告白して、
きちんと気持ちを確認しあうべきだと思いますか?


・・・。

両方「YES」だったあなた、とてもしっかりしていますね!
・・・といいたいところですが、実は、


そんなあはなは、恋人ができにくい可能性が大


なのですよ。


▼ 気持ちとカタチ ▼
お付き合いとは、「気持ち」と「関係(カタチ)」の2つで成り立ちます。
「気になる人」だから「二人で逢う」、「好き」だから「キスをする」などですね。この二つの要素が、同じように発展・進行していくのが理想の交際なのですが・・・なかなかそうならないのが現実です。そこで、僕たちは


1.まず告白をして、それから付き合う。
2.まずデートして手を繋いでキスをして・・・と、
  先に関係を作ってから告白する。



の、いずれかの道を歩むことになるのです。

マーチン論、告白とは付き合い始めるためにするものではありません。告白とは、


今ある関係を更に先に進めるためにするもの。
又は、できあがった関係を約束するためにするもの。


なのです。つまり2番ですね。
デートする前に「好きです、付き合ってください」ではなく、
デートして手を繋いでキスができて、その先の関係を約束するために
「好きだった。付き合って欲しい」とあるべきなのです。


▼ 失敗する告白の例 ▼
告白がうまくいかない・・・そんなお話もよく聞きます。
失敗してしまう告白の例として、好きだという気持ちが募ってしまい苦しくなって

楽になるために告白をする人が多い


のです。これだと、その先を想定した告白ではないため、付き合いに至らない・・・つまり、失敗してしまうことが多いのです。

また、女性に多い失敗例としては、これまで積極的に誘ってくれていた男性が急に冷めてしまい、そこで初めて彼の大切さに気がついて焦って告白する・・・というパターンがあります。このように、相手の気持ちが下り調子になってからではダメなのです。

そして、これまで同じ会社や学校、サークルなどで仲良くしていた二人が、転職や卒業で離れ離れになるときに「お別れの前に、気持ちを伝えよう」とする告白も・・・殆どが失敗します。告白は「これから先の関係を約束する」のです。そう考えると、離れ離れになるときにするなんて・・・矛盾していることがおわかり頂けると思うのです。


告白とは想い出作りのためではありません。
恋人を作るためにすることなのです。


▼ 成功への秘訣 ▼
さて、失敗する告白の例を踏まえて、その悪い所を直していけば、
成功する告白への道が開けそうですよね。

まず、「好きです」など、いきなり気持ちを伝えるだけの告白はしないこと。そして、「好きです、付き合って下さい」のように交際のスタート地点で告白をするのではなく、ある程度関係を進めてその先の関係を約束するためにすることが大事です。

告白するタイミングは、二人の関係が上り調子の間・・・つまり、頻繁にデートしたり電話やメールをする間がベストです。頻繁にデートしていたけれど、連絡が来なくなった・・・そんなときに「関係を挽回しようとする告白はNG」なのです。

そして、仲良しの人が学校や職場、サークルにいても同じです。
離れ離れになる前に、気持ちが盛り上がっている間に告白することが大事です。

そして、もうひとつ大切なことは、


付き合いに発展するよう、自分の告白をフォローし続けること


です。
例えば、告白した後に「ちょっと返事は待ってね」と言われると、待っている間に不安になってしまいます。そして、「この前はヘンなこと言ってごめん。これからも友達のままで仲良くしてね」なんて言ってしまいがちですが、これは絶対にいけません。

告白した自分の決断を、自分自身で台無しにしないように、
最後まであきらめないことが大事なのです。


▼ 告白しない人になりましょう!? ▼
これまでお伝えしたような理由から、僕は普通告白をしません。「気持ち」と「関係」のうち、少しだけ「関係」を先行させるようにして、関係ができた後・・・例えば二人が結ばれた後に「好きだよ。これからも一緒にいよう」というような話をします。

この話をすると、女性からは「女がそんなことすると遊ばれるだけじゃない!」なんて反対意見を受けたりします。ところが・・・です。

運悪く女性をもてあそぼうとしている男性が相手だったとしたら、「付き合ってくれる?」という話をしても、「もちろん」なんてウソをつかれて終わりです。結局「付き合おう!」と約束をして始まった関係でも、ダメな二人はダメなのです。

いくら「言葉で関係を縛っても、大した意味はない」のです。どんな背景があろうが、また逢いたいと思えば逢うし、もういいや・・・と思えばそれまでの二人になるのです。

また、「好き。付き合って欲しい」なんて前置きがある場合と無い場合、
どちらが先に進みやすいかと考えると、


前置きがない場合


なのです。
これは、告白を受け入れようとする場合は、


いきなり1から10まで全部受け入れる覚悟が必要なのに対して行動が先行する場合は、1、2、3・・・と、順々に受け入れることができるから

です。これも、恋の成功数を決める秘訣なのです。

・・・。

恋に失敗はつきものです。
しかし、失敗を恐れているとチャンスを逃すことになります。

失敗を恐れてチャンスを逃しつづけるか、成功を取るために失敗を恐れないか・・・あなたは、どちらでしたか?

そして・・・これからはどうしますか?


written by Martin 2004.08.13



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