2004年4月4日。
ゆうきゆう先生主催のトークライブ「444」にゲスト出演させて頂きました。その後半、「誉め殺しゲーム」なるものがあったのですが・・・これがなかなか!?
そこで今回は、誉め殺しゲームを実践して学んだことをご紹介したいと思います!
▼ 誉め殺しゲームって? ▼
「なんじゃ、そりゃ!?」という方がほとんどですよね。
簡単に説明しますと・・・
1.会場の中の誰でもいいので声をかけて・・・
2.その人と「コメント表」を交換し・・・
3.何かひとつ、その人を誉める!
4.こうして、とにかく多くの人に誉めてもらった人が優勝!
というものです。
例えば、僕がゆう先生とペアを組んだとすると・・・
僕→ゆう先生
「“あははは!”って笑い声がさわやかでイイですよね!」
ゆう先生→僕
「今日も元気いっぱいで、ノリノリですよね!」
こんな感じで誉めあって、次々に他の人と交代するわけです。
条件がひとつだけあり、それは、
既に誰かが言っているポイントで誉めてはいけない
ということです。
さあ、あなただったら、どんなことで相手を誉めると思いますか?
▼ 段階1〜2 ▼
会場では、「困った人はマーチン先生のところに!」なんて声がかかったこともあり、僕のところにずらーーーっ!と行列が!
嬉しい反面、「ええ!どうしよう!?」と。
僕とゆう先生の場合、はじめから知り合いなので、簡単に誉められるのですが、他の人は
完璧に初対面なので、何を誉めたらいいかわからない
のです。
そうなると、まず最初は、
お互いに、見た目かな
と。
「こんにちは〜!」
「こんにちは、マーチンです!」
「宜しくお願いします〜☆」
「こちらこそ〜♪」
これだけ。
たったこれだけの会話で誉めるわけですから、見た目しか言いようがないのです。すると、
「かっこいいですね!」
「かわいいですね!」
が段階1。
そして、少し慣れてくると、段階2。
「目がキラキラしててステキですよね!」
「白いジャケットが似合っています!」
と、徐々に体のポイントや洋服などを誉めるようになるのです。
▼ 段階3 ▼
そんな中、僕のところに「わたしも!おねがい、しますー!!」と、4、5歳くらいの女の子がいらっしゃいました。
え?なんで、そんな子がいるのかって?
お母さんと一緒にいらっしゃったのですよ☆
「うん、よろしくね〜」と言ったものの、
うげげ!!これは、何を誉めればいいんだ!?
と、真面目に悩みました。
僕はお世辞や、思ってもいないことを言うのがキライです。なので、言うからには、
自分が本当に「イイ!」と思うことで誉めてあげたい
と思いました。
「かわいいね!」では、あまりに芸がない。
でも、体のポイントも服も誉めようがないし、凝った誉め方をしても、彼女にわかってもらえそうにない・・・。
そこで僕は、「わたしも!おねがい、しますー!!」と元気よく僕のところに来てくれた、その、
元気いっぱい!のところを誉めてあげたのです。
▼ 解説 ▼
ゲームが終わり、解説になりました。
解説の内容は、だいたいご想像いただけると思います。人が相手を誉めるときには、次の段階をへていくことがわかるのです。
1.まず、まっすぐに見た目。
→「かわいいですね!」「かっこいいですね!」
2.体のポイントや洋服など。
→「目がくりくりしててかわいいですね!」
「髪型が似合っています!」
「緑の洋服が雰囲気に合っています!」
3.その人の内面に通じるもの。
→「元気な話し方がいいですね!」
「親しみやすくて、なぜか話しやすいです!」
「しっかりした話し方で、頼れる感じがします!」
1よりも2、2よりも3が、相手のことをよく見ていることがわかります。
人は、「それはお世辞でしょ〜!」とか、「自分がイヤだと思うこと」以外なら、どんなことでも誉められてイヤになることはありません。そして上記にあてはめるなら、1よりも2、2よりも3の方が、より嬉しく思うのです。
ここで!いきます!!
「新しい出逢いを少しでも有効に活かしたい!」場合、どうしたらいいか・・・おわかりになりますか?
そう!
早い段階で、その人の内面に通じるものを見て、
誉めたり話したりしてあげると、すごく好印象を持ってもらえる
わけなのです。
これが、出逢いを少しでも有効に活かす実践的な方法なのです。
あなたが今、出逢いを求めているなら・・・
新しい出逢いがあった、そのときに。
初対面の5分後に、「その人の内面に通じるもの」で
誉めてあげてください。
すると、きっとその先に、今までと違った展開が待っている・・・と思いますよ。
最後に、僕が言われて嬉しかったことを、いくつかご紹介します。
ぜひ、ご参考にしてみてくださいね!
【段階3】
・親しみやすくとてもステキですね。
もっと先生のことを知りたくなりました!
・一緒に朝まで陽気に飲んでみたい人です。
・やっぱり聞き上手です!スゴイ!!
・独特のオーラにひきこまれてしまいます☆
【段階2だけど、嬉しかったもの】
・コメントを書いているポーズも素敵です☆
▼ P.S.ありがとう ▼
僕は、さっきの女の子が来てくれたことで、すごく勉強になった気がします。それは・・・
「何を誉めたらいいんだ?」と思う相手でも、
「絶対に相手の良い点を探してみせる!」という視点をすれば
必ず何か発見することができる。
ということです。
マーチン論、「相手は自分の鏡」です。
自分が相手の良い点を言ってあげられるようになれば、きっと・・・相手も自分のことを、そういった目で見てくれるようになると思いますよ。
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