会社の採用面接に立ち会いました。
・・・僕も立ち会うだけですが、一応面接官です☆
面接官:「では、岡本さんは恋愛の分野に
強いわけではないんですか?」
岡本さん:「はい、あまり強くはないです」
面接官:「そうですか。当社は恋愛以外にも業種がありますが
恋愛関係の仕事に、こだわりはありますか?」
岡本さん:「いえ、特にはないです」
面接官:「そうですか・・・」
あらら。なんだか雰囲気よくないですね・・・。
▼ 面接の意味 ▼
面接。特に企業の採用面接の場合、採用する側は自分たちが求める人材であるかどうか・・・という点を聞き出すことが、一番のポイントになります。先程の例でいうと、
1.岡本さんが恋愛の分野に詳しくて強い人かどうか。
2.これからやろうとしている仕事に、こだわりがあるかどうか。
を、面接官は確かめたかったわけです。
ここで、本来なら岡本さんは、恋愛の分野に詳しくあるべきだったのですが、そうではなかった・・・わけですね。
そこで!
岡本さんは、正直に詳しくないことを伝えましたが、あなたはどう思いますか?僕はあまり良くないのでは・・・と思うのです。もちろん、ウソをついて「はい!自信があります!」なんていうのも、問題ですが、
他に答えようがある
と思うのです。
恋愛で僕がよく言う「代案をだしましょう」というアレです。
例えば、「強いとはいえないかもしれませんが、とても興味を持っており、毎週1冊は関係書物を読んでいます!」とか、「御社が発行しているメルマガを必ず見ています!」など、
前向きな気持ちを伝える方法が
他にいくらでもあったはず
なのです。
▼ 会話のポイント ▼
この例で僕がお話したかったことは、
会話というものは、聞こえている部分より
聞こえていない部分の方が重要である
ということです。
面接官は、
・恋愛の分野に強いか
・仕事にこだわりがあるか
という質問をしていますが、本当に「岡本さんが恋愛の分野に強いのか」「仕事にこだわりがあるのか」を確かめたかった訳ではないのです。もちろんこの答えも大切ではありますが、もっと重要なことは、この質問を通して、
自分たちが求める人材であるかどうか
を知りたかった
という点です。
直接の質問となって現われたのは、求める人材像の一角にすぎないのです。つまり、岡本さんは、
面接官がこの質問を通じて、自分に何を求めているのを考え、
それを踏まえて返答しなければならなかった
のです。
▼ ねぇ?彼氏いるの? ▼
新しい異性と出逢い、場も和んでくると・・・必ずどこかでこんな質問が出てきますよね。
「ねぇ、彼氏いるの?」
「ねぇ、彼女いるの?」
さぁ、この会話の裏にある気持ち・・・わかりますか?
初級編ですよ☆
・・・考えていただけましたか?
では、いきます!
この会話の裏には、「あなたに興味がありますよ」という気持ち。そして、
私は、あなたを異性として見ています
という気持ちが隠されています。
例えば、3:3などで飲んでいて、「ねぇー、○○君は?」「ねぇー、○○さんは?」と質問が流れてきた場合は、ただの社交辞令ですが、「和んでいる雰囲気の中で、1:1として、直接この質問をうけた場合」は、おおむね間違いありません。(100%とはいいませんが☆)
つまり、「ねぇ、彼女(彼氏)いるの?」という質問は、
あなた、いい男(女)だね。
もうちょっと、あなたのこと教えてよ。
と置きかえられるのです。
そこで!どう答えるか?
例えば、今あなたに恋人がいないとします。しかし、あなた自身が相手に興味がない場合は、「いますよー」と答える方がいいのです。逆にあなたも興味があるなら、
えー、いませんよー☆
そう言う○○さんは、どうなんですか??
と聞いちゃえばいいのです。
これが、会話の裏側にあるココロを見据えた会話であり、ふたりの間に最初に飛び交うサインになるのです。
▼ 会話の裏側にあるココロ ▼
今回は最後に宿題です。
あなたは、友人たちと4人でランチを食べています。
そこで、異性の友人Aさんから、こんな質問をされました。
男女の友情って、成り立つんですか?
さぁ!Aさんの、この会話の裏側にあるココロは何でしょうか?
あなただったら・・・
1.この会話の裏側にあるココロは何だと思うか?
2.この先、どういう受け答えをするか?
を考えてみてください。
あなたのコミュニケーション能力を測る問題ですヨ!
この答えは、12月4日配信の「マーチン先生の恋愛教室PREMIUM」でご紹介いたします!
それでは、また!
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