ちょっぴり白髪になった君がいてくれたら (2003年8月31日 第133号)

親愛なる君へ

日向ぼっこをしながらね、
ぼーっと、ラジオを聴いていたんだ。

ラジオの仕事をするようになったからかな。
ラジオを聴く機会が増えたみたい。

・・・懐かしい音楽だ。

「ダイヤル・・・
 まわして・・・
 手をとめた・・・」 小林明子「恋におちて-Fall in love-」より

この歌、すっごい流行ってた。
いつの頃だったかなぁ・・・って思ってたらね、
パーソナリティの人が言ったんだ。

「流行りましたよね〜、この曲。
 金曜日の妻たちで大ヒットした、恋におちて。
 もう、18年も前になるんですよ〜」

えっ!
18年!?

18年前っていうと・・・僕は14歳。
そういえば・・・中学生のときだった気がする。

驚いた。
もう18年も経ってたなんて。

子供の頃・・・
お父さんやお母さんが
「そういえば、10年前は・・・」なんて話しているのを聞いて、
「僕はまだ生まれてないや」とか、「まだ2歳だ」なんて思ってた。

だけど・・・
もう、僕が18年前の話ができる人間になっていたんだ。

「おじさん〜」なんて思ったでしょ?
でもね、すぐに君もそうなるよ。
本当に、あっという間だったから。

そんなことを思いながらラジオを聴いててね、
はっとした。

18年後の僕。
いったい、何してるんだろう・・・って。

!!
そのとき、僕はもう50歳だ。

人生あっという間だって父が言ってたけど、
本当にそうみたいだ。

18年前、僕たちはまだ出逢っていなかったね。
でも、いろいろあって僕たちは出逢ったよね。

18年後・・・
僕は何をしているのか、わかんない。

だけど、いつもの左側にね、
ちょっぴり白髪になった君がいてくれたら、
きっと幸せなんだろうなぁ・・・って思ったんだ。

P.S.18年後の日曜日に、ふたりで「恋におちて」を聴きましょう。

                                From Martin


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