助けてなんて言えないから (2002年2月27日 第121号)

親愛なる君へ

「えっ?」

そう思うこと・・・
君はありませんか?

それは態度だったり言葉だったり。
なんの前触れもないんだよね。
ただ、ほんのちょっぴり・・・
いつもと違うだけなんだ。

「明日遊ぼうよ」
「うん・・・」

あれ?
いつもならすぐに「うんうん!」なのに。

「たまには、飲みに行きましょうよ」
「・・・そうだね」

えっ?
いつもなら「あはは、またね」なのに・・・。

ここで、何を思うか。
何を感じるかが大切なんだ。

いつもと違うときには、
いつもと違う何かがある。
うん・・・必ずあるんだ。

ただ、
「どうしたの?」
「やったー!」
では、いけないんだ。

人は苦しみたくない。
誰だって、苦しみたくはない。
苦しいときには、助けて欲しい。

だから、無意識にサインをだしてしまうんだ。

だって・・・
助けてなんて言えないからさ。

「えっ?」

そう思ったら
勇気をだして、もう一歩進んでみようよ。

大好きなあの人が・・・
ひとり苦しんでいるかもしれないからさ。

P.S.「言い出せない苦しさを、ひっぱり出して・・・」
    そう思っている人って、たくさんいるんだよ。

                                From Martin


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