知らなかった人と出逢えるまで (2002年2月16日 第120号)

親愛なる君へ

出逢いには二種類あるんだよね。
知っている人との出逢い。
知らなかった人との出逢い。

「なにそれ?」って思うかな・・・?

普通はね、
知らない人と逢うことを「出逢い」っていうんだけどね、
例えばこういうこと。

僕は君を知らない。
でも、君は僕を知っている。
それで逢ったら・・・ということなんだ。

どちらが嬉しいか・・・というと
多分どっちも嬉しいんだけどね。

僕は、ずっと本を出したいと思っているんだ。
・・・そう思い始めて1年半。

ついこのまえ、知らなかった人との出逢いがあった。
ある出版社の人からね、突然メールが届いたんだ。
「マーチン先生へ」って。
「よいキッカケがあれば、一緒にお仕事できるかも」って。

驚いた。
そして・・・嬉しかった。

1年半の間は、ずっと何もない。
でも1つの出逢いで、いっきに現実味がでたんだ。

成果がでないと、努力ってしたくなくなるよね。
勉強にしても、仕事にしても・・・恋愛にしても。
とてもよくわかる。

でも、そこでやめると失敗に終わる。
これまでの努力がムダになっちゃうんだ。

だから、知らなかった人と出逢えるまで続けよう。

「やめなくて良かった」って思うから。
「もっともっと頑張んなきゃ」って思えるから。

勉強も仕事も恋愛も・・・
一生懸命努力してると、いつか新しい出逢いがある。
人生に幅ができる、道も増える。
そんな出逢いがある。

だから・・・
知らなかった人と出逢えるまで続けよう。

P.S.出逢いって、人生の宝物だと思うよ。
    でも、そう思える出逢いをつくるのは、自分自身なんだよね。

                                From Martin


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