いきなりでごめん (2001年10月10日 第109号)

親愛なる君へ

急に家に行ってしまって
ごめんなさい。

仕事の邪魔をしてしまって
ごめんなさい。

あやまってしまうのは、なんでだろうね?

でもこれ、僕もやったことあるよ。

君のことが大好きでさ。
あいたくてあいたくて、逢いたくて。

うん・・・。
逢いたいっていうよりは、
君の笑顔が見たいんだよね。

でも逢いに行くと・・・、
笑顔じゃなくて、怖い顔の君がいる。

しまった。

・・・と思うけれど、もう遅い。
で、ごめんなさいごめんなさい、ごめんなさい。

あぁ、だから君もあやまってたんだね。

こういう気持ち。
今すぐ逢いたいって、今すぐ顔が見たいって。
そういうときって、あるよね。

電話じゃだめ。
顔が見たいってとき。

どうするのがいいのかな?

きっとね、
そういうときって、逢っちゃえばいいんだよ。
・・・上手にさ。

ピンポーン

「はい」
「あっ、あたし。いきなりでごめん」
「・・・え、どうしたの?」
「えっと、顔が見たかっただけ。
 これ、食べて。じゃ」

そして帰るフリをすればいい。
きっと、呼びとめてくれる。

「・・・帰るの?」
「・・・だって」

彼だって、嬉しくないわけはないんだよ。

君がそばにいれば・・・、
ずっと抱きしめているんだから。

P.S.いきなり来るときはひとりでおいで。
    友達といっしょだと、抱きしめられないからさ。
                                From Martin


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