だから、宝物を残していこう (2001年8月10日 第102号)

親愛なる君へ

いい言葉を聞いたんだ。
「失ったものより、残ったものを数えよう」

何度か聞いたことがある言葉だった。
けれど・・・忘れていた。
どうしてだろうね?

人は多分、
目の前にあるものをみてしまう。

見えるものをみて、
見えるものを数えてしまうんだ。

恋人がいるとかいないとか。
今日はメールがいくつ届いたとか。
何分電話で話をしたとか。

それはもちろん嬉しいことだ。
だから、いくら数えてもいいと思う。

でも、そればかりしていると・・・
なくなったときが怖いんだ。

恋人はいない。
メールもないし電話もない。

なにもない。

あれもこれも失った・・・と
なくなったものばかりを数えてしまう。

なくなることを前提にはしたくない。

だけど・・・
ひとりで頑張らなきゃいけないときは、きっとある。
ふたりでいたって、ツライときがきっとある。

そんな時のために、見えないものを数えよう。

恋人ができたときの、あたたかい気持ち。
あの気持ちを忘れないでいよう。

落ち込んでいるときや寂しいときに
励ましてくれたこと。
支えてくれた想いを数えよう。

そんなにたくさんはないんだ。
きっと一年に何回か。

それが、君に残っていく宝物になるからね。

ひとりで頑張らなきゃいけないときや、ツライとき。
そんな時は、宝物を見て元気になろう。

「こんなに残ったものがあるんだ」って
「あたしには、こんなにたくさんのモノがある」って、
残ったものを数えるんだよ。

P.S.それに宝物が多いほうが、きっとモテると思います。
                                From Martin


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