ケンカをしたら抱きあおう (2001年7月3日 第98号)

親愛なる君へ

相性って何なんだろうね?

初めて出逢って話をする。
うちが近くで嬉しい。
血液型が同じで嬉しい。
同じ歌が好きで嬉しい。

同じモノがたくさんあって嬉しい。

人は、共通点が多い人を好きになる。
そんな気がする。

相性って共通点の数・・・なんだろうか?
共通点が多ければいいんだろうか?

僕は思う。
どんなに共通点が多くても、
ケンカをする時はする。

ケンカをして、そのままジ・エンド。
そういうことってあるんだ。
多ければ・・・いいってもんじゃないんだよ。

じゃあ、もっと大切なものって何だろう?

「仲直りできるかどうか」
・・・じゃないかな?
これが大切なんじゃないかな?

長く一緒にいれば、ケンカの回数は増える。
それだけ危機の回数が増えるんだ。

多くの危機を乗り越えるためには、
仲直りの相性が大切なんだよ。

ケンカをした。
彼は納得するまで話をしたがる。
君も納得するまで話をしたがる。
きっと、君たちふたりは仲直りできるよ。

でも、僕は黙って抱きしめたくなる。
口に出して言えない「ごめんなさい」を・・・
君に伝えるために。

話は・・・できないんだよ。

だから、ケンカをしたら抱きあおう。
そして一緒に眠ってお話しよう。

朝が来たら、口に出して言えるから。
ごめんって。
大好きだよってね・・・。

P.S.君と仲直りできなかった理由はこれだったんだね。
    最近やっと気が付きました。
                                From Martin


戻る