メールの題名を忘れるほどに (2001年2月21日 第80号)

「先日は突然ごめんなさい。
 あれからもずっと考えています。
 真剣に・・・
 そして何とか答えを出そうと
 一生懸命です」

いいんだよ、気にしないで。
恋のメビウスの輪に
すっかり落ちちゃったみたいだね。

数日前に届いたメッセージ。
キスが嫌いなご主人と
キスだけで感じてしまう彼。
結婚してからの恋に悩む君。
この関係は何なのだろう・・・。


あのさ、恋ってなんだろうね?

恋する二人は
ずっと一緒にいなきゃいけないのかな?
全てを話して
全てを教えあわなきゃいけないのかな?

僕はね
そんなことはないと思うんだ。

ずっと一緒にいたければ
ずっと一緒にいればいい。
そうでないなら
逢いたい時に逢えばいいんだ。

ずっと一緒にいなければ
全てを教えあわなければ
それは本当の恋ではない。

そう思ったなら
そうすればいいんだよ。

きっとね、君は
人のものさしで自分を測ろうとするから
苦しむばかりなんだ。
自分にピッタリくるものさしを
ずうっと探し続けている。

メビウスの輪から抜けられない。

ほら、前に言ったじゃない。
「選択式じゃダメなんだ」って。

君の恋の答えはね
どこにも用意されていない。
君自身が
綴っていかなきゃダメなんだよ。

「結婚生活に満足している人
 いるのでしょうか・・・?」

わからないよ。
いるかもしれないし、
いないかもしれない。

恋ってなぁに?
結婚ってなぁに?

この答えが同じでない限り
きっと誰もが一度はね
メビウスの輪に落ちちゃうんだ。

悩み心を打ち明ける
メールの題名を忘れるほどにね。

P.S.次は落ち着いてメールを書こう。
                                From Martin


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