君の恋を終わらせないで (2000年12月6日 第70号)

親愛なる君へ

どうして恋をするの?
いつかは終わってしまうのに。。。

恋に限らず、この世の多くの事柄には
「おわり」があるよね。
僕たちの命もいつかは終わる。
でもね、終わらせないことも出来るみたい。
「あの人の魂は
 私の中で永遠に生きつづけます」
終わらせないぞという心意気だ。

「終わってしまうならしない方がいい」
そうかもしれない。
でもね、こんな話もあるよ。

蚊っているじゃない?
僕は大嫌いなんだけど。
何の役にも立たず
痒いだけなんだもん。

でもね、蚊を食べて育つ虫がいる。
その虫を食べて育つ鳥がいる。
鳥は食料や毛布になる。
それは僕達の生活に
潤いを与えてくれるんだ。

蚊がいなかったら全てが消えてしまうんだ。
蚊だって必要なんだよね。
きっとこの世に・・・
無駄なものなんてないんだよ。

恋が終わる。
でもそれはね、
「親愛なる君の恋 第一章」
でしかないんだよ。
一章があるから二章がある。
一章があるから
二章が深く理解できて面白いんだ。

そしていつまでも続けられるものなんだ。

こうして物語が出来ていくのは
嬉しいことだ。
そして、もっと嬉しいこと。
いい物語が出来たら、
それを読んで「僕も、私も」と
言ってくれる人がいることなんだ。

僕の第何章が、
君の第何章になるってこと。

この世に無駄なものはない。
どんな経験も
どんな恋も未来に生きる。
いや・・・、生かすことが出来るんだ。

第一章で
君の恋を終わらせないで欲しい。

恋の悩みはメビウスの輪でしょう?
それはきっと、
恋そのものがメビウスの輪だから・・・
だと思うのだけどな。

P.S.ハッピーエンドの物語を書いていこう。
                                From Martin


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