恋する君は愛しいティーン (2000年11月6日 第63号)

親愛なる君へ

「私は友達でいたいなんて思っていない。
 だから、少しずつでいいから
 そんな気持ちで見て下さい」
心にジンとくる言葉だったよ。
もう彼には言えたかい・・・?

悩んでる時って頭の中に
「イケイケの自分」と
「弱腰の自分」が登場するじゃない?

二人で「ああだこうだ」と相談するけど
無限ループになって全然だめ。
そんな時
僕は親しい友人をゲストで呼ぶ。

デートの最中、
「ちょっとごめん」とトイレに行く。
そして頭の中で
バーチャル親友を登場させて
相談するんだ。

「おい、今の反応どう思う?」
「うん、大丈夫でしょ。いけ!」
「ホントに?」
「本当だって、どうした?いつものパワーは?」
こんな感じ。

直接相談が出来ない時は
僕はこれをよくやってます。
即席相談所が
なかなか頼りになるものなんだ。

彼の思っていることが解らない。
嫌いな筈ではない。
しかし、これ以上求めると
今の幸せを失うかもしれない。

みんなが悩む。
僕も悩む。

でもね、今の幸せなんて
最高の幸せに比べたら
何十分の一だよ。

人は「安定」を「安心」を求める。

最高の何十分の一でも
「安定」も「安心」も得られている。
だからみんなここで悩む。

しかしこれは勘違いで
今のままの関係で
ずっといられる訳が無いんだ。
それに早く気づいて欲しい。

大人になってからの僕は
改めて「好きだ」と告白した事は記憶にない。
だから
「告白の仕方を教えてください」
と言われても言うに困る。

そんな僕は君が言った
「私は友達でいたいなんて思っていない」
この言葉が、とても気に入った。
きっと彼も気に入ってくれると思うよ。
勇気を出して、伝えておいで!

でもさ、
「恋愛は極めたわ!」っていつも言ってたくせに
自分の事となるとこれだ。
何回凹んだメールが届いたことか。
全くいくつになっても
「恋する君は愛しいティーン」
なんだよね。

そういう僕も
自分の事になると、てんで駄目・・・
なんだろうけどさ。

P.S.・・・ごめん!ちょっと相談にのってくれない?
                                From Martin


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