初めてのデートで伝えよう (2000年8月25日 第42号)

親愛なる君へ

僕たちさ、
なかなか素直になれないよね。
のどもとまで出かかった言葉が
顔を出さないことはいつものこと。

言いたいこと。
聞きたいこと。

伝えたいことがたくさんあったのに・・・
別れて家路についてから、
「あれもこれも伝えてない」って悔やむんだ。

そんな夜は・・・
もやもやして目が冴える。

だから。
勇気を出して電話やメールで
「実は聞きたいことがあったんだ」

すると・・・
「なんだ、そんなこと?バッカみたい」とか
「実は私も」とか。

それからいきなり話が弾む。

あの時こう思ってたとか、
だから変だったんだ・・・とか。
今じゃなくて、
さっき話せば良かったのにね。

・・・あのさ。
初めてのデートでさ、
伝えなきゃいけないことって何だろうね?

特に考えたことがない?
それはきっと・・・
自分から誘ったことが
無いんじゃないのかな?

僕なんか凄い考えちゃう。
どこに行こうとか、
何を食べようとか。

でもさ、よく考えるとね
どこに行こうが何を食べようが
「好きだ」の一言には勝てない。
伝えなきゃいけないことなんだ。

中谷彰宏さんの著書に
「口説く言葉は五文字まで」
という本がある。

「好きだ」
「抱きたい」
「君が欲しい」
「愛している」
これ以外、言うことはないって。

思ったり、
感じたりしたことは伝えていこう。

だってそれが、
新しい第一歩になるかもしれないからさ。

P.S.君に逢って思ったこと。
    もう一度逢いたいって思いました。
                                From Martin


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