この場所に君と行ってみたい (2000年8月20日 第41号)

親愛なる君へ

大好きな場所ってない?
「大きくなったら、ここに恋人と来るんだ」って、そんな場所。
僕にはあるんだ。

中学の時、修学旅行で九州の宮崎に行ったんだ。
そこには「青島」という島があってね。

鬼の洗濯岩っていう、
その名の通りの岩場があるんだ。
鬼が洗濯しているように、
真っ青な海に、真っ白な波しぶきが見えるんだ。

その時、僕には大好きな子がいてさ。
でもうまくいってなくて。

朝早く目が覚めて、ホテルの窓から海を眺めてたんだ。

そしたら、ものすごく綺麗で。

「くっそー、絶対いつか幸せになって
 恋人とここへ来るんだ」って思った。

僕が海を好きなのは、
家が海の側だったからだと思う。

それでね、小学生の頃、
親に連れられて、夜釣りに行ったんだ。

行きつけの釣り場にある灯台があってさ。
ここは、僕のお気に入りの場所なんだ。

・・・なぜお気に入りかって?

う〜ん。
ハッキリとは言えないけど、いいんだよね。

風、音、匂い・・・。

第一印象で
「この人いいな」って思うのと、同じような気がする。

「この場所いいな」って。

だからね、いつか、ここにも君と来たいなって。

そしたら君も感じるかもしれないじゃない?
「この場所いいな」ってさ。

二人でそう思える場所って、
二人だけの宝物みたいで嬉しいよね。

だから・・・
いつか君のお気に入りの場所にもさ、
連れて行ってもらえると嬉しいんだけど。

P.S.一緒に宝捜しの旅に出かけよう。
                                From Martin


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