この涙を忘れるな (2000年7月18日 第31号)

親愛なる君へ

いい試合なんて見たくない。
ボロボロになってでも
かっこいい姿を
君の勝つ姿を見せてくれ。

親友がボクシングのリングで戦う。
第三者同士の試合を見るのとは訳が違う。
見ていて思ったが
「いい試合」というのは
第三者同士の試合でのみ通用する言葉なのだ。

大学時代からの想いを胸に
会社を辞めてまでリングに向かう。
その姿を
僕は本気でかっこいいと思った。
30歳間近。
もう先はそう長くない。
それでもやる。

だから勝って欲しかった。

試合数日前
君からチケットが送られてきた。
それには手紙が入っていた。
「全力で戦ってきます」と。
「絶対に勝つ!」と書いていなかった君が
僕は気になっていたんだ。

「勝ち負けが全てではない」
と人は言う。
しかしそれは慰めでしかなく
99%勝ち負けなのだ。
それは挑んだ本人が一番良く知っている。
試験で言えば合格・不合格。
結果が出ないと意味は。。。
ないと言われても仕方がないのだ。

ここで辞めたら
本当に無意味な時間を過ごしたことになる。
だから約束。
次こそは勝ってくれ。
勝つまで戦え。
そして僕の悔し涙を
倍の嬉し涙にして返してくれ。

P.S.次回は応援を増やすから、負けたら承知しないぞ!
                                From Martin


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