君のために・・・
なんてかっこいいもんじゃない。
全ては自分がしたかったこと。
自分のためにしたことなんだ。
でも君は涙を流してくれた。
心の奥底にあった、君への想いが届いたのか・・・。
人が行動する時の動機には二種類しかない。
一つは「自分のため」。
もう一つは「他人のため」。
人はよく勘違いをする。
「あなたのためを思ってしたのに、なぜ?」
違う。
あの人を思ってしたんじゃなく、
君がしたかっただけなんだ。
その証拠に見返りを求めている。
「なぜそうなの?」と。
「愛とは無償の行為である」
という言葉を、今、思い出した。
そうか・・・。
あの時、僕は全く見返りを求めていなかった。
あれが愛だったのだろうか?
だから想いが届いたのか?
もし、そうだったとするならば
愛が形として見えた初めての体験だ。
振り返ると今までの僕は、
相手の為を想ってはいたが
その見返りを求めていた気がする。
それはやはり「自分の為」だったんだろう。
君に逢いたい。
君と話をしたい。
ただ、それだけでいい。
「自分がしたいからするんだ」と自覚したやったことが
初めて「他人の為」になったとは・・・。
不思議だね。
自分がしたいことをするのだから
見返りは求めようもない。
「愛とは無償の行為である」
本当の愛は、
自分がしたい事の中に見つけられる・・・
のかも知れないね。
P.S.神様に感謝します。
From Martin