Happy Birthday to ... (2000年5月27日 第5号) 

親愛なる君へ

「Happy Birthday Dear...」
「Happy Birthday to You〜♪」

「ありがとう・・・」
と言いながら考えた。
「普通、最後まで歌うか?」

「・・・。
 ちょっと待てよ。
 今まで一人で最初から最後まで
 歌ってくれた人いたっけ?」

そう思ったとき、じわっときた。
大切な想い出なんだ。

「誕生日何が欲しい?」って言われて、
即答できる人って少ないと思う。

考えに考えて、
「何でもいい」って言いがちなんだ。
でも、この言葉の前にはきっと・・・
「あなたのくれるものなら」がくっつくんだよね。

プレゼントって何なのだろう?
僕はモノじゃないと思うんだ。

プレゼントって、
「想いを贈ること」なんじゃないかな?

ラッピングを開ける時、
「何日も何日も考えたんだろうな・・・」
と思えて嬉しい。

「それつけたら凄く似合うと思って・・・」
と言われて嬉しい。

Happy Birthday to Youを
最後まで歌ってくれて凄く嬉しい。

やっぱりモノじゃないんだよ。

僕はね、奇襲攻撃が大好きなんだ。
例えば「旅行」をプレゼントするのが好き。

君と一緒に旅行に行く。
お互いを想っていたときが、想い出が残る。
その想い出が、僕からのプレゼント。

え?やっぱりモノも欲しいって?
もう、贅沢なんだから。

ガサガサッ
・・・

形には残らないプレゼント、大切にしてね。
お誕生日おめでとう。

P.S.僕も唄ってあげる、君の為に。
    Happy Birthday to ...
                                From Martin


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