神様からの電話 (2000年5月25日 第4号) 

親愛なる君へ

ルルルル・・・
「はい」
「どうしたの?元気ないね」
「たまには元気な時に電話し・・・」
「わかったよ、しょうがないなぁ」
「じゃ元気がでる不思議なお話をしてあげようか・・・」


その日、恋人とデートの約束をしたんだ。
でも友達と約束があった。
重ねて彼女と逢う約束をしてしまったんだ。

どうしたかって?
友達が先だったので
恋人に謝って日を変えてもらったよ。

でも来られない友達が出て、
結局ある女の子Aさんと二人で会う事になった。

約束の日、
Aさんに急用ができてしまい
僕は一人になった。

なんとその夜・・・
僕は恋人と別れてしまう。

後で分かったんだけど、
その時恋人は他の人とデートしていて。
え?自業自得?
そうかな・・・

落ち込んだ僕は友人と語るんだ。
「新しい彼女を作るしかない」って。
無理やりカラ元気を出す。
新しい彼女なんて・・・
そうそう見つかるはずもないんだけどね。

翌日、僕の元気はカラ寸前。
ちょうどその時・・・
電話が鳴ったんだ。

『ルルルル・・・』

恋人と思うでしょ。
はずれ。

Aさんの友達、Bさん。
Bさんが来られなくなって
二人で会うことになったんだ。

電話の内容は、たわいもない話。
でも初めてもらった電話だし、
タイミングがタイミングだし。
もうびっくりしちゃって。

Bさんに・・・
この話を伝えようとハキハキしてるうちに
本当に元気になっちゃった。

思うんだけどね、
きっと、あの電話は神様の仕業なんだ。

「Bさん、ちょっと電話してやってよ」って。

前向きに頑張ろうとしている人には
神様がいたずらをしてくれる。
偶然とは思えない何かが起こるんだ。


「あ、さっきより元気になったみたい?」
「よかった。そんな単純なところも君の良いところだね」
「からかうなって?ごめんごめん」
「うん。じゃあね、おやすみ」

P.S.ルルルル・・・ルルルル・・・
                                From Martin


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