素直にまっすぐ、真心を持って。
それがマーチン論の核心です。

 
素直にまっすぐ、真心を持って接する。

これが2000年のサイト開設時から、ずっとお勧めしている恋愛の仕方です。ただ、1つだけ誤解しないで欲しいことがあります。それは「素直にまっすぐ」を履き違えないことです。例えば、次の事例を見てください。

A:「今日、これから会わない?」と誘われたので素直にお誘いを受けた。
B:「土曜か日曜に、焼き肉食べに行こうよ!」とまっすぐお誘いした。
C:彼に「寂しい。会いたい」と素直に伝えた。
D:彼が1時間遅刻した。「なんでそんなに遅れるの!?」とまっすぐ聞いた。

AとBは、正しい行動。
CとDは、間違った行動です。

「素直にまっすぐ」とは、プラスの気持ちはまっすぐそのままに。マイナスの気持ちは、プラスに転じて伝えることを言います。

AとBは、説明不要だと思います。
Cについては、どこが間違っているのかわからないかもしれませんね。「寂しい、会いたい」はグチ、不平不満にあたるのです。これを言われた相手は「いつ、どこであなたと会うか」を考えて、あなたに伝えなければなりません。つまり、相手に不安をぶつけて解決してもらおうとする、依存の行動だからNGなのです。

では、どうしたらいいのでしょうか?
「寂しい、会いたい」時は、会えれば良いわけです。ですので、Bのように「今度の○曜日に、焼き肉食べに行こうよ!」など、前向きにお誘いすることが「プラスに転じて伝える」ことになります。

Dについては、彼を問い詰めるという「攻撃の行動」になっています。この場合、遅刻してきた彼が悪いです。それは正論ですが、それを言うことで彼の機嫌が悪くなっては何の意味もありません。恋愛は、正しいことを、正しいと言うことが、必ずしも正しいとは限りません。相手がどう思うかが全てなのです。

この例では「遅刻した彼が悪いよね」という、あなたの意見は正しいです。でも「なんで、そんなに遅れるの!?」と彼を問い詰める行動は正しくない、ということです。

対処法は2つあります。1つは「もう~。こんなに待たせるとナンパされても知らないよ」「今度からは遅れるときは連絡してね!」など、前向きに伝えること。もう1つは、「彼は遅刻してくるもの」と思って気にしないことです。デートに1時間遅刻する彼でも、きっとあなたは彼のことが大好きなはず。でしたら、1時間待てば会えるのですから待ちましょう。

些細なケンカをしない最大の方法は、全て彼に譲ることです。

だって、どうせ些細なことなのですから、それでいいのです。

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