二人とも晴れて独身に。これからの交際の進め方

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1 どのくらいの頻度で会うのが適切？

どのくらいの頻度で会うのが適切？

　
ダブル不倫３年の末、お互い独身に。
さあ、ここからどのように進めたら良いのか……そんなご相談がありました。

最近の恋愛教室は婚活メインのためこういったお話が少ないですが、ご相談としては「どちらかが既婚」というお話は、今も昔もずっと多いです。というわけで、今回は「悩みの足跡」にご投稿頂いたMIKIさんのお話をご紹介したいと思います。

ご相談掲示板「悩みの足跡」、よかったらぜひご利用下さいね。
https://www.martin.ne.jp/gatex/bbs.cgi

＜MIKIさんからのご相談＞－－－－－－－－
こんにちは、MIKIと申します。
私と彼は４０代バツイチ同士で、東京と山梨の中距離恋愛です。出会ってから５年になるのですが、これまでの３年間はダブル不倫でした。お互いに離婚して一緒になろうと決意し、昨年私の離婚が成立し、今年の頭に彼の離婚が成立しました。

こうした経緯なので、１～２年は「再婚を視野にいれたお付き合い」をしていく予定です。なので、この過渡期を最後の恋人期間として満喫したいし、ダラダラ付き合うのではなく再婚に向けて着々と進展させたいです。

ご相談の１つめは、会う頻度のことです。お互い家庭があった時は、月に１回程度デートしていました。中間地点でお互い２時間弱の距離、レジャー・買い物・ホテルなどでした。晴れて「普通のアラフォーカップル」になれたのだから、私は毎週末どちらか１日は会いたい、できればお泊まりでと思っているのですが、彼は相変わらず「月１～２回ペース」が希望です。

私は特別な目的がなくても、ただ毎週末、当たり前のように一緒に過ごしたいです。間をとって隔週プラスアルファ（祝日など）ぐらいを、彼にお願いしたいと思うのですが・・・彼は多分「MIKIはいつもそうやって結局、自分の希望を押し通すんだよね～」と文句を言いながらも、しぶしぶOKしてくれるとは思います。私たちの場合は、どれくらいの頻度で会うのがベストでしょうか？

２つめは、私の住まいのことです。
彼との距離を少しでも縮めるため、引っ越ししようかなと思っています。ただ、私の通勤の都合もあり山梨までは行けず、中間地点の何もないマイナー駅になります。実家や友人達からも遠くなり通勤も大変です。それでも、彼が毎週末来てくれたらいいのですが、月２回程度しか来てくれなかったら、すごく孤独になってしまうと思います。

彼は中立的な立場で、「嬉しいけど、そのせいでMIKIの仕事に支障がでるならやめておけ」と言います。でも引っ越しするなら手伝うし、自分のパジャマや歯ブラシも置いておきたいと言います。私が引っ越しすることは、やりすぎ、迫りすぎでしょうか？

マーチン先生のご意見が伺いたいです。
どうぞよろしくお願いします。
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はい、MIKIさんたちのお付き合い、どのように進めていくのが良いでしょうか？ぜひ、皆さんも考えてみてくださいね。

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はい、では参りましょう！

これが恋愛を卒業している男性像

まず、拝見しての第一印象は「男女の恋愛熱の違い」とでも言えば良いでしょうか、その強烈なズレを感じました（汗）皆さん、そうは思いませんでしたか？

MIKIさんは、離婚が成立して「やったー！これからの交際を満喫するぞ～！」という感じなのですが、彼には全くそういう雰囲気がありませんよね？これが僕が常々申し上げる、３０代以降の男性は恋愛を卒業するというお話です。

女性は脳みその８０％～１００％で恋愛をしており、
男性は脳みその１０％程度でしか恋愛をしていない。

「なるほど。これが、そういうことなんだ！」と感じ取って頂ければと思いました。

「会ってもらう交際」から卒業しよう

さて、MIKIさんのご相談には、ポイントが２つありました。１つは会う頻度のお話、もう１つは引っ越しのお話です。順にお話させて頂きます。

> 私たちの場合は、どれくらいの頻度で会うのがベストでしょうか？

はい！実はですね、これはそういう問題ではないのです（汗）なので、「ご質問のポイントがズレている」と感じました(^^; と言うのは、今のMIKIさんの交際は「彼に会ってもらっているスタイル」になっているのです。下記のお話からそれがよくわかります。

> 彼は多分、「MIKIはいつもそうやって結局、自分の希望を押し通すんだよね～」と文句を言いながらも、しぶしぶOKしてくれるとは思います。

……ということは、彼視点では「会ってあげている」わけです。これでは今以上に、彼に「もっと会いたい」とは思ってもらえないですし、距離が縮まることもあまり期待できないわけです。（つまり結婚に辿り着けない、となります）

男女交際とは、お互いが「会いたい」と思うからこそ成立するもので、自分がもっと会いたいと思うなら、お相手にもそう思ってもらえるようになること、その努力が大事です。厳しい指摘になりますが、「会ってもらっている」限り、お相手にとって負担になってしまうのです。

会いたいと思ってもらえるようになろう

そこで、２つめのご質問を続けて考えますと……距離が原因で会えないなら、引っ越しすることで改善が期待できると思います。しかし、実際は距離が原因で会えないわけではありませんから、引っ越しをしてもほとんど変化は見られないと思います。距離が近くなる分、いくらかは会える回数が増えるかもしれませんが……という感じです。原因に沿った解決をすることが大事でしょう。

もっと会いたいと思ってもらうための答えは、いつもの「ありがとう法」です！彼に「MIKI、いつもありがとう(^^)」と言ってもらえるようになることが必要なので、これからの交際でそれを見つけながら実行していくことが大事ですね。

実はMIKIさんのような状況の場合、滅多に会えないので「彼に与える」という交際になりにくく、逆に「滅多に会えないのだから、～して欲しい」のような感じで、「彼から与えてもらう」交際になっていることが多いのです。こうなると彼視点では、更に「会ってあげている交際」になるため、より結婚から遠ざかる現実があります。そうならないためにも、ありがとう法が大事になるのです。

女心としては「たまにしか会えないから、素敵なレストランで食事をしたい。飲みに行きたい」と思うだろうと思いますが、そうすると手料理を作る機会がなくなります。なので、仰っていたように、

> 私は特別な目的がなくても、ただ毎週末、当たり前のように一緒に過ごしたいです。

そういう感覚で過ごしていくのが良いと思います。ご覧の皆さんで、「自分たちの交際で、何をしたらいいかわからない」という時は、まずサイト内の具体例をご覧下さい。そして、「自分たちの交際だったらどうしたらいいかな」と置き換えて考えると、見つけやすくなりますヨ！

ご婚約＆ご成婚者さま（具体的に何をしたか、ご報告下さっているページがあります）
https://www.martin.ne.jp/?cat=4

ありがとう法、結婚を意識してもらう交際
https://www.martin.ne.jp/?cat=29

男性は「恋愛の面倒くさい部分」が超ニガテ

そして、最後にもう１つ。お二人のような関係だった場合、男性は面倒くさいことはナシで「恋愛の美味しい所取りをしたい」と思っているものです。そして今も、あまり変わっていないのです。それが、

> 私は毎週末どちらか１日は会いたい、できればお泊まりで、と思っているのですが、彼は相変わらず「月１～２回ペース」が希望です。

こういった意識のズレとして現れているのです。僕はこれまでのご相談で、何年も不倫関係にあったお二人が、独身になった途端に終わってしまう事例を数限りなく見てきました。これが、こういった意識のズレを無視して交際を進めた結果なのです。

> でもでも、月１回は少ないと感じます。私は特別な目的がなくても、ただ毎週末、当たり前のように一緒に過ごしたいです。

仰る通り、お互い独身なのに月１～２回だと少なすぎます。でも、だからと言って、彼が会いたいと思わないのに「会いたい」と言っても解決にならない。だから前述の通り、お相手に「会いたい」と思ってもらえるようになることが大切なのです。

結論としての会う頻度は、どうなる？

> 私たちの場合は、どれくらいの頻度で会うのがベストでしょうか？

こういったお話を踏まえて考えると、当面は月２回会える中でありがとう法を頑張り、月２回→３回→４回と増えるように。そして、「連休は会って当たり前」となることを目標にしていくのが良いと思います。男性が女性に求めるものは、「愛と癒やし」です。下記ページもぜひ参考にして頂けたらと想います。「男性はおよそ３０歳で恋愛を卒業する」というお話も、今のお二人の意識のズレを理解するために大切な点です。

彼との結婚を目指す、女性向け婚活指南（女性が知りたい男心
https://www.martin.ne.jp/?page_id=4433

結婚に繋がるように頑張って頂けたらと思います。
MIKIさん、応援しております！

Ｐ．Ｓ．
MIKIさんたちのような前提でなくても、「自分が会いたいと思っていて、あまり会えない」場合、頑張り方は同じです。「会いたい、会いたい」と言ってもあまり意味はなく……イソップの童話「北風と太陽」と同じイメージですね。

ビュービュー風を吹いて洋服を剥ぎ取ろうとするよりも、
ポカポカ暖かくして、自ら洋服を脱ぎたいと思う気持ちにさせるのが正解でした。
太陽の発想で、頑張っていきましょう。

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https://www.martin.ne.jp/counseling/