口だけで約束を守らない彼氏、言葉と行動が伴わない男
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口で約束はしてくれるけれど実行してくれない彼
こんな男性って(↓↓)、いると思いませんか?
・「いいよ」と言ってくれるけれど、言葉だけでやってくれない。
・約束はしてくれるんだけど、ほとんどドタキャンになる。
簡単に言うと「口での当たりはいいんだけど、行動が伴わない男」です。悪い人ではないのですが、行動が伴わないのでこちらが困る……そんな感じです。今回は、こういう人との接し方を考えてみたいと思います!
何度確認してもダメ。それを学ぼう
僕、こういう人には相当免疫があります。なぜならっ!僕の父が、まさにこのタイプだからですーーーっ! 例えば子供のころ……
「ねえ、お父さん! 今度の日曜日に釣りに行こうよ!」
「ああ、いいぞ。行こう!行こう!」 ←と返事はすごくいい。
「パパ、そんなこと言って大丈夫なの?」 ←おかん(母)が気にしています(笑)
「ああ、別に釣りくらい大丈夫だ」
「……だって、来週は学校で試験があるから、問題を作るんじゃなかったの?」※父は学校の先生だったので、休みの間に試験問題を作る仕事があったのです。
「……大丈夫だって言ってんだろ!」 ←母の突っ込みが気にいらない。
「やったー! じゃあ、行こう!!」 ←幼い日の僕☆
「おう!!」
という感じで約束をするわけですが、当日は……
「お父さん、もう1時だから行こうよ!」
「もう少し待て。この仕事が終わったら行くから……」
「はーい……」 ←と、いじけて待つ僕。
2時、3時……
「お父さん、もう3時すぎたよ……」
「……わかってる! 待てって、言ってるだろ!」
で、結局、待ってる間に夜が来て行けない……と。交際中の彼に同じ目に遭わされた女性って、結構いらっしゃるのではないでしょうか? こういうの、すっごい困りますよね~。すっごい残念というか……。
そして僕も子供ながらに、2度、3度と似たようなことがあるので学びます。それで父に聞くわけです。
「ねえ、本当に大丈夫なの?」
「ああ、今度こそ大丈夫だ」
「……ごめん、くどいけど……本当に?」 ←恐る恐る聞いています☆
「おう。今度は安心してろ」
「そっか、ありがとー!」
楽しみなものだから、なるべく信じたい。だから、こうして何度か確認をして「今度こそ大丈夫!」と待つわけですが……何度やっても、ダメなんですよねーーーーーっ!!いや、もう。
なんで、ムリなら初めからそう言わないのか、不思議で仕方がありませんが、このタイプの男性は、何度確認しても「大丈夫」と言うのです。そして、何度繰り返しても、「実現しない」のですぅぅぅ~。
そこで、僕の母の助け舟がこれ。
釣りに連れて行ってもらえなかったとき……
「お父さん、もう3時すぎたよ……」
「……わかってる! 待てって、言ってるだろ!」
「……ほらみなさい。マーチン、お母さんが連れて行ってあげるよ」
「え!ホント!? 行こう、行こう!」
おかん、偉い! さすがは親父のお嫁さん。父のような男性との交際には、こういう対応ができるようになることが必須だと思うのです。
付き合いたいなら、合わせていこう
母の対応は第三者から見たら、意図がわかると思います。つまり次の2つです。
「うん、そうすべきだろう」と、ほぼ誰でも気がつけると思います。しかし、実際のご相談例ではなぜか! 幼き日の僕のように「ダメなんじゃないの?」とは思いつつ、やっぱり会いたいから期待して、確認して念を押して信じて待ってしまう。
そして「やっぱりダメ」になって、その不満を相手にぶつけてケンカになる……。そんな事例が、珍しくないのです。「約束が守れないなら、約束しないで欲しい」と責めてしまったり、「どうしていつも、そんなにだらしないの?」と責めてケンカになったりするのです。
「だらしないのは、ごもっとも」だと思います。ムリだと思うなら、初めから約束すべきでないし、そうするべきです。しかし、目の前にいる彼は「それが彼」であり、「彼はそういう人」なのです。こういう場合、その彼を変えようとしても、ほぼムリだと思います。
だから、「どうして、そうなるのか納得できない」ならお別れすべきですし、「それでも付き合いたい」なら、僕の母のように合わせることが大事だと思うのです。
軽い約束を守ってくれない彼って問題?
じゃあ、実際問題として、こういう男性の場合、別れた方が良いのでしょうか? このお話を「どうしてそうなってしまうの?」と考えると、答えがハッキリしない。すごく重たいお話のように感じてしまいますよね。
でも実は!大した問題ではないのですーーーーっ!
ほら、僕がよくお話することなのですが、問題だと思った場合は、それが重要なことなのか、そうでないのかを判断してから、どうするか決めることが大事という、あのお話なのです。
このようなお話は、その大部分が「ちょっとムリかも?と思えるデートが、予想通りドタキャンになる」。もしくは「○○してくれるハズだったのに、してくれない」というお話で、「これがなかったら(あったら)交際に差し支える!」といったレベルの問題ではないのです。
僕の母のように「多分ダメだな、こりゃ(苦笑)」という感じで思っておいて、ダメだったときの自分の身の振り方を考えておけばよいのです。
予定を入れたがらない男心、急な誘いが多い男の心理
このお話から「ああっ!だから男の人って……!」という気づきに至った人、どのくらいいらっしゃるでしょうか? 男性特有の「約束に対するスタンス」が、今回のお話で説明できるのです。
それは「女性は先の予定を入れたがる人が多く、男性は入れたがらない人が多い」というお話です。例えば、交際中の彼や、曖昧な関係の彼を「再来週の日曜日、○○に行こうよ」と誘ったとします。すると、「うーん、そうだね。考えておく」といった曖昧な返事で、「ハッキリ、YESともNOとも言わないことが多いもの」です。
これ、どうしてハッキリ言わないかというと……
・現状で再来週の日曜日は空いている。又は、都合はつくと思う。
・しかし、その○○に行くことは、正直どちらでもいい。
・また、仕事がどうなるかは、もっと近い日程にならないとハッキリしない。
・約束しても、当日行きたいと思うかがわからないので、わざわざ今から約束しておきたくない。(自分の予定を決めたくない)
こういった理由なのです。「男性の誘いは急な話が多い」のも、同じ理由です。「今行きたい、今したいから、今誘う」わけなのです。
僕も完璧にこのタイプの男性なのですが、どうしてそうなったかという理由に、過去に父と同じような振る舞いをしてしまったことがあるからです。そのとき相手をがっかりさせてしまい、「ああ、絶対OKでないなら、初めから約束しない方がいいんだ」と学んだのです。つまり、先程の……
>「約束が守れないなら、約束しないで欲しい」と責めてしまったり、
まさに、これを言われてしまったからなのですね。で、彼がこういったタイプになると今度は……「先生、彼は先の約束をしようとしてくれません。どうして、男の人は急な話が多いんでしょう?」
というご相談になるわけです。
ああ、男と女って……ホント、面白いですよね。
…………。
このお話、「どう生かせばよいか?」というと、
1.男性も女性も、互いに「女心、男心を理解」して。
2.互いに歩み寄るように心がけることが、大事だと思います。
ちなみに、僕はですね。お誘いがイマイチなときは、「ちょっと保留(苦笑)」と伝えて。約束したなら、ほぼ必ず(!?)、実行するように心がけていますよ。
written by Martin 2010.11.05 / 2021.11.20