日本のレベル、底上げをしよう。身勝手さに気づこう

闇営業のお店から、遠のく客足

今回は緊急事態宣言が明けての、ちょっとした気づきをお伝えしたいと思います。一見恋愛とは関係のない題名に思えますが、「人の本質」に関わっているので物凄く関係しまくりです(笑)

こんな記事が目に入りました。

緊急事態宣言下の闇営業で繁盛した飲食店が「客離れ」に直面している
https://www.martin.ne.jp/jump_20211204.htm

内容は題名そのままです。
緊急事態宣言中は飲食店、特にお酒を出すお店が営業自粛要請を受けて大打撃でした。小さなお店は死活問題になるため、店主の判断で営業していたお店があったわけですが……(それを闇営業と呼んでいました)

緊急事態宣言中は、大繁盛だったそうです。そりゃあ、他に行くところがないからお客さん集まりますものね。しかし、宣言が解除になった今、その時通っていたお客さんがバッタリ来なくなった……というのです。

なぜかは、考えたらわかります。
そう、闇営業する前から、考えたらわかることだったのです。

上記記事をまだご覧なっておらず、「え? なんで客離れしたの?」と思ってしまう方は、ぜひ考えてみてくださいね。緊急事態宣言が明けた今、お客の心理になって考えたらわかりますよ。

闇営業のお店を避ける理由

今、自分が飲みに行くとして、お店が選べるわけです。この時……

A:緊急事態宣言中は自粛をして、今「感染防止対策済み」のステッカーが貼ってあるお店に行くか。
B:闇営業をしていたお店に行くか。(←今からステッカー取れるのかな?)

誰だって「A」に行くだろうと思います。
そういうことなのです。

本当はすごくお世話になったハズなのに

さて、ここからが本題です。僕はこのお話はこれだけで終わらせてはいけないと思うのです。例えば、今僕がこのように書いていたらどうでしょうか?

A:緊急事態宣言中は自粛をして、現在は「感染防止対策済み」が貼ってあるお店に行くか。
B:緊急事態宣言中も、道端で缶ビールを飲む人を見かねて、お店を開いてくれていたお店に行くか。

そう、緊急事態宣言中に通っていたお客さんからすれば、「とてもありがたかったお店」であるはずなのです。なのに、お店が選べるようになったら手の平を返すのは、どうなのでしょうか……というのが、僕の言いたいことなのです。

緊急事態宣言中飲みに行くことを控えて、自分自身も自粛できていた人が「A」のお店に行きたいというのはわかります。同じように営業を自粛していたお店が「自業自得だよ」と言うのもわかります。

しかし、上記の記事は、緊急事態宣言中に飲み歩いていた、自粛できなかった人たちの話です。なのに「B」のお店を避ける(非難する)資格があるとは、僕には思えないのです。

身勝手な日本人。問題に気づける目を持って次の時代へ

あまりに身勝手すぎる。
感謝の念がなさすぎるのでは……そう感じてしまいます。

男女交際や結婚生活も同じですが、感謝の気持ちを持つことはとても大事です。しかし、それに気づけない人が大変多いと感じます。その姿勢が「1/3が離婚する」と言われる、今の日本の土台になってしまっているように思うのです。

マーチン先生、何が言いたいか? 今回ご紹介の記事は「闇営業をしていたお店から客離れがおきている」という題名、趣旨になっています。しかし本来はそこではなく、

「闇営業のお店に通っていて、今はそこに行かない人。自分たちの身勝手さに気づきたまえ!」が本題であるべきだ、ということです。

都合のいい時に利用して(いい顔をして)、都合が悪くなるとそっぽを向くのは「良い人の姿」ではありません。なのに、それに気づけている人が少ない。「仕方ないよね」と思えてしまっていることが、僕はおかしいと思うのです。

…………。

僕が小学生、中学生の頃から考えて、
今の日本はレベルが下がっていると感じます。

・モラルが低い。 ←今回の話はこれだね。
・学力が低い。  (中間層が減っているように感じます)
・根性がない。  (簡単に離婚する、会社をやめる等)
・字が下手すぎる。(異常なレベルだと思います)
・日本語がなっていない。(まともな文章を書ける人が少なすぎます)

恋愛教室の読者さんは、既婚者も多くなりました。婚活中の方だけでなく、ご成婚になってこれから子育てをする皆さん。「次の時代の日本」の底上げをしましょう。

まずは自分自身。
そして、その使命感を持って、前向きに育児をして頂けたら幸いです。

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