会話をする意味、それって実は!?~前編~
サイトで更新中の無料メルマガバックナンバーをお届けいたします。今回は 2007年 2月 25日配信のナンバーです。(加筆修正をしています)
では、早速どうぞ(^^)
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Ω 会話をする意味、それって実は!?~前編~
「人は、どうして話すのか」
考えたことはありますか? ……きっと、ないですよね☆
じゃあ、ちょっとだけ考えてみてください。
「人は、どうして他人と話をするのでしょうか?」
▼ 衝撃の事実!? ▼
あなたは、まだ考え中……☆
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はい、ではまいります!
「人は、どうして話すのか」
それは、「自分の意思を相手に伝えるため」です。いえ、正確には「自分の意思を相手に伝えるためだった」のです。ペットを飼ったことがある方なら、実感して頂けると思うのですが、動物は自分の意思や気持ちを伝えるために鳴きます。ペットの「にゃーん」とか「ワンワン!」というのも状況次第で変わり、
「にゃーん。うにゃにゃ~ん♪」
「なに?」
「うんにゃーん☆」
「ああ、お腹がすいたんだね?」
「にゃーん♪♪」 ←嬉しそう
などと、意思を伝えていることがよくわかります。赤ちゃんが泣くのも、「おなかすいたーー!」「おむつ替えてー!」と伝えたいことがあるときです。だから、満足していると静かに寝ています☆
つまり、人間も「自分の意思を相手に伝えるために会話を始めた」と言えるのです。ちなみに、文字はその後にできたといわれます。ああ、どこか学校の授業みたいになってきました☆
で、自分の意思を伝えるための手法だった「会話」が、今はそれだけではなくなってきているのです。現代の人付き合い、恋愛。そういう視点から「人はどうして会話をするのか」と考えると、人間関係を築くための一つの手法として、会話をしているといえるのです。
特に恋愛の場面で「会話の位置づけ」を見ると、それが強く見られます。気になる男性、女性と会話をするときは、「その会話の内容についてどう思うか」が大事ではないのです。わかりやすく言うと、気になる彼(彼女)がある映画を観て「面白かった!」と言っているとします。実はあなたもこの映画を観ていたけれど、面白くなかった……とします。
このとき、大事なことは何かと考えるわけです。
映画が面白いと言っている人に、自分の気持ちを「面白くなかったよ」と伝えることが大事なのか。それとも、その相手と絆を深めることが大事なのかです。……言うまでもなく、答えはわかりますよね。
「相手と絆を深めるため」とはどういうことか。ハッキリいうと「相手に好かれるため」です。僕たちが、気になる人と話をしているとき。その本質は「相手に好かれるために会話をしている」、そう言い切っていいのです。これが、現代における会話の本質なのです。
▼ ウソも方便? ▼
では、先程の映画の話。相手に好かれるために、「そうだよね、面白かったよね!」とウソをつくのがいいのでしょうか。「大した内容でないなら、それもアリでしょう」という意見もあると思います。確かに、「大した内容でないなら、それもアリという意見」もアリだと思います。
が、これをやると、思わぬ失敗を招くことがあるのです。……僕が身をもって実践しました☆ それは「気遣ってウソをついていたことを忘れてしまい、話がちぐはぐになる」という失敗です。
映画の例だと「面白かったよね!」と言ったとします。そして何日か経って、気になる人を含む数名で食事や飲んだりしたときに……
「ねぇねぇ、あの映画観た?」 ←僕のお友達
「観た観た!」 ←僕
「あれさ、すっごい退屈じゃなかった!?」
「そうそう!もう、つまんなかった?(笑)」
「……あれ?」 ←側で聞いていた意中の人
「……え?」
「こないだ、面白かったって、言ってなかったけ?」
「あっ!」 ←がーん
「……」
「あ、そっ、そっ、それは……」
と、こういう感じです。「ウソも方便」という諺もありますが、こういう場面では、やはり相手を気遣ってでもウソをつくのはよくないようです。では、どうしたらいいのか……となるわけです。
▼ 「ウソ」と「言わない」の違い ▼
相手と信頼関係を築くために、どういう会話をすればいいのか。それは「ウソをつくのと、言わないことがあるのは違う」と学ぶといいのです。映画の例でいうなら、こういうことです。
「あの映画、すごい面白かったんだ!」と言われ、「そうだよね、面白かったよね!」というのはウソなのです。だから、僕はしない方がいいと思います。でも「あの映画、すごい面白かったんだ!」と言われたとき、
「へーっ。主演の○○が好きとか?(笑)」
「そうなの? どんな感じで(面白かったの)?」
と言うのは、ウソではないということです。そして、「私は面白くなった」という感想を言わないことは、特に悪いことでもないし、問題もないことがおわかり頂けると思います。
この考え方、そして対応ができるようになると、「えぇ?そう!?」と疑問を持つことが100回あっても、98回くらいは無難に過ごせるようになります。これ、僕自身の感覚値です☆ 僕は、大学生の頃……だったかなぁ。友人同士の会話を横から聞いていてこの話に気が付き、それから気をつけるようになりました。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、日常会話では、「え? そう!?」と思うことが非常にたくさんあります。でも、この手法を覚えると98%!それを解決することができるのです。
……控え目にみても、60~70%くらいはいけるはずです☆
これは自分自身の精神衛生上よいことですし、人間関係の向上も期待できるので、非常に有効だと思います。そして、これには発展した更なる手法があるのです。
~長いのでつづく(笑)~
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written by Martin 2007.02.25 / 2021.07.19
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