正しい「恋の頑張り方」を覚えて、恋を実らせよう
はい、今回は恋の頑張り方のお話です。
まずこちらの相談をご覧頂けたらと思います(^^)
<ご相談>--------------
いつもお世話になっております。パクと申します。
最近マッチングアプリで知り合った人が、私主催の勉強会に参加しました。とても良い人だったので、「今度食事かお茶でもしませんか?」と誘ったところ「了解です。今月は土日も仕事してることが多いので、また行けそうな日があれば伝えますね」と返信がありました。
その後、毎日~1日置きぐらいでラインでやり取りして、脈ありかどうか確かるために、二度目の誘いをしてみました。すると下記の返信がありました。
「〇〇さん、おはようございます。今日は気持ちの良い天気ですね。昨日もお昼勉強会されてたんですか? 今月夜が結構ぎっしり予定詰まってて。ちょっと先になるのですが、25日の夜だったら〇〇さんの仕事終わりの時間に合わせられますがいかがですか?」
とりあえず25日に会おうと思っていますが、会えたときに、それとなく好意があることを伝えて、週1回以上は会いたいと伝えた方が良いでしょうか?
お相手は金融関係の営業と会社経営をしていて忙しそうですが、週1回以上会えない場合は、私に向き合ってくれていないと判断して、別の人を探した方が良いでしょうか?ご確認の程、どうぞよろしくお願いいたします。
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はい!
> とりあえず25日に会おうと思っていますが、会えたときに、それとなく好意があることを伝えて、週1回以上は会いたいと伝えた方が良いでしょうか?
えええ!? 良くないですよーーーっ!(>_<)
さあ、どうして良くないのか、皆さんわかりますか?
その理由を考えてみましょう。
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はい、では参りましょう!
◆ やっぱり大事なことは「姿勢」 ◆
パクさんのお話、マーチン先生目線では色々な点が目につきました。たぶん、恋愛教室をご覧になったのは、今回が初めて、又は最近なのでは……と感じます。だとすると仕方がないことです(汗)
え?「いつもお世話になっております」だから違うんじゃ、って? そこに気づいた方は偉いです。でもこれはビジネスでのご挨拶、決り文句ですので多分そのためだと思います(^^; ちなみに最後の「ご確認の程、どうぞよろしくお願いいたします」もセットの決り文句ですね。お仕事で身についている良いクセが、こうして出ておられるのだと思いました。
さて、それでは内容です。パクさんは一生懸命頑張っておられるのですが頑張り方がズレてしまっています。まず1つめは「姿勢」のお話です。ご縁や出会いに、もっと感謝の姿勢を持って頂けたらと思いました。例えば1行目。
> 最近マッチングアプリで知り合った人が、私主催の勉強会に参加しました。
「参加してくれました」「参加して頂けました」とあるのが良い姿だと思います。彼に感謝の気持ちを持つ、そういう姿勢があれば自然と言葉遣いに出ますので、それを身につけるといいですね! 例えば、下記ご報告例からはそういう姿勢が伝わってきます。
また彼は、パクさん主催の勉強会に来てくれたのです。これはビジネス視点でも感謝すべきお客様になりますので、よりそういった姿勢が大切だと感じました。
> 「今度食事かお茶でもしませんか?」と誘ったところ
実際のお誘いが、ここにある文面そのままだったとは思わないですが、もう少し丁寧さが欲しいところです(一言でいうと雑に感じます)。例えば「もし宜しければ、今度お茶などご一緒にいかがでしょうか? とお誘いしたところ~」とあれば、丁寧に伝えた姿勢が、ここでも伝わって来たと思います。
思うに、こちらに丁寧さが欠けていたので、
> 「今月は土日も仕事してることが多いので、また行けそうな日があれば伝えますね」と返信がありました。
彼からも雑な返答がきているように感じました。これ、彼のセリフのどこがNGなのかわかりますか? こういった内容を伝えたいなら、それはそれで言い方があるのです。適切な言い回しを考えてみましょう!
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では答えです。文体的に、こちらも丁寧に聞いたとして受け答えを作ってみます。
「もし宜しければ、今度お茶などご一緒にいかがでしょうか?」
「ありがとうございます。また予定を見てご連絡させて頂きますね」
このような感じが「丁寧な大人のやりとり」です。彼の言い回しの何が悪いかと言いますと、「行けそうな日があれば」という部分です。これはあまり行く気がないことがモロに出ており、二の次、三の次にしていることが伝わってしまうのです。
僕の回答を見て、「えーっ! 今予定見て、今連絡してよ!」と思った人もいらっしゃると思いますが、それはちょっと違います(^^; この返答は要するに「あまり気乗りしていない(あまり脈がない)」ということで、それを如何に丁重にお伝えするか、という話なのです。だから、それは仕方がないことなのです。
彼の返答のように、よくある失敗例は次のようなものです。
「暇な日があったら連絡します」
→私は暇つぶしの相手なのーっ!
「時間空いたら連絡します」
→私のためには空けてくれないのーっ!
「時間作って連絡します」
→見下されてるぅ!
どれも良い言い方ではないことが、お分かり頂けると思います。日頃から丁寧な伝え方を心がけることが、「大事な場面で丁寧に伝えられる地力」になります。ぜひ、皆さんも心がけてくださいね。
◆ 脈があるかどうか確認しても!? ◆
次にこちらです。
> 脈ありかどうか確かるために、二度目の誘いをしてみました。
…………(^^;「脈ありかどうか」を確かめても、恋は実りません。だって、その目的は「脈ありか、脈なしかを知ること」で、その結果がわかるだけですから(笑)その目線で見ますと、彼の返答は「あまり脈がないとわかった」となるわけです。
「だったら、諦めましょう」となるのが筋ですが、皆さんそうはなりません。だから、僕は皆さんに「デートとは、好きになって頂くためにするのです」と、ずっとお伝えしているのです!(^^)
好きになって頂くためにデートするのですから、LINEする時も、お誘いする時も、そのつもりで接することが大切なのです。
> とりあえず25日に会おうと思っていますが、会えたときに、それとなく好意があることを伝えて、週1回以上は会いたいと伝えた方が良いでしょうか?
えええーっ? それヘンですよーっ!(>_<) 今回は、このズレをパクさんに知って頂くことが最大のポイントだと思いました。何がヘンかといいますと、まだ何も「好きになって頂くための努力」をしていないのに、「なぜそうなるの?」という点です。
わかりやすく説明しますと、僕が女の子とデートしたとします。その時、いきなり「俺は週1回以上エッチしたいと思ってるんだ、と伝えた方がいいですか?」という話と同意なのです。
「お付き合いしていないのに、何言ってる?」となりますよね。だからパクさんのお話も、「お付き合いしているわけでもないのに、なんで週1回以上会わないといけないの?」となるのです。
> 週1回以上会えない場合は、私に向き合ってくれていないと判断して、別の人を探した方が良いでしょうか?
なんじゃ、そりゃーーっ!(苦笑)「向き合ってくれていない」と「脈がない」のは違います。向き合ってくれていないというのは、「付き合うつもりがあるように接してくるけれど、実際には、付き合うつもりはない」という場合です。
例えば、「本当に会いたいんだけど仕事が忙しくて、今月も会えないんだよ(>_<)」と言って、1ヶ月も2ヶ月も放置するような人は向き合っていない、となります。しかし彼の場合は、現時点では単に「脈があまりない」というだけの話です。
でも、それは初対面で好印象でない限り、パクさんも彼に好きになって頂く努力をしていないので、仕方がないことだと思います。
◆ 二人で会えたら、脈はあります! ◆
僕が責任持って保証します。大原則! 男女が二人で会えるなら、その時点で脈はあります。だから、脈の有無を考える必要はありません。
これについての例外は、誘われたら誰でも行く八方美人とか(それでも「オエェェーッな相手」だったら行かんだろ~)、ご飯目当ての悪女とか、キャッチセールスやネットワークビジネスの勧誘とか、そんなものです。
男女交際、最大のハードルは初めて二人で会うことです。だから、デートできてその先に繋げられないならば、
1.自分にどこかダメな点(気に入ってもらえなかった点)があった。
2.もっといい男(女)が他にいた。
このどちらかです。だから、だから!(力入ってますね・笑)1と2を防ぐために、「好きになって頂くためのデートをすること」が大切になるのです。パクさんの事例は、パクさんにこの姿勢がなかったことが、現時点で彼からあまり脈を感じられない原因と言えるのです。
もう一度、いきます!
デートできたら、「その時点」で脈はあります。だから、そのチャンスを生かすこと。「好きになって頂くためのデート」をすることが、とても大事なのです。
では、最後の問題です。
パクさんは、25日にどうしたら良いでしょう?
さあ、考えてみてくださいね!
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はい、僕は次のように思います。
◆ 具体的な頑張り方 ◆
パクさんのお話、彼から強い脈がないのはもう見えています。でも、25日に会えるなら=まだ脈はある、頑張る余地はあるのです。そこでどう頑張るかです。
まず、今お話した通りご本人が姿勢を正すこと、これが何よりも大事です!「とりあえず25日に会おうと思っています」といった言葉が出てしまう姿勢ではなく、「なんとか25日のチャンスを生かして頑張りたいのです!」となることが必要です。
そして「好きになって頂くためのデート」というのは、「会って良かった。また会いたい」と思って頂くことです。そのための具体的な行動案は、
1.彼が好んでくれそうなお店を探して予約する。いわゆる営業の接待と同じで、よりお相手が喜んでくれそうなお店、お料理を考えることが大事です。
2.終始笑顔で接する。
3.手土産を用意する。
3について。彼が「金融関係の営業と会社経営をしていて忙しそう」だとわかっているなら、そういう状況にある彼(疲れているであろう彼)が喜んでくれそうなものが良いでしょう。甘いもの、栄養ドリンク、お酒、手作りのお弁当(翌日に食べられるおかずなど)、こういったもので彼の好みを考えて用意するのが吉です。
彼が一人暮らしであれば手作りのお弁当は、十分アリだと思います。翌日でも平気なおかずを差し入れしてみましょう。チンして食べても影響が少ないもの、肉じゃが、ハンバーグなどがその代表例だと思います。←皆さん、ぜひご参考に!(^^)
「そんなことをして引かれませんか?」という話は、もうナシですよ(苦笑)それで引かれるようなら、それこそ「向き合ってくれていない人」ということで、「レッツ・ゴー、次の男!」です。
「会って良かった。また会いたい」と思って頂けるように、頑張りましょう!
◆ P.S.「会えるなら脈がある」について、少し補足 ◆
脈の強さは、お誘いして「会う約束がスパッと決まるかどうか」でわかります。「スパッと約束が決まる=自分を優先してくれている(大切にしてくれている)=強い脈がある」ということなのです。
パクさんのお話の場合、一度目のお誘いの返事が「また行けそうな日があれば伝えますね」と先延ばしになっています。その後、パクさんが頑張った結果「25日だったら大丈夫です」という感じでお受けしてくれているので、「ギリギリ会える=ギリギリ脈がある」という感じになります。
ただ、ここで落ち込む必要はありません。
白か黒かで言うなら、白なのです。
僕自身も経験があります。きっと皆さんもご経験があることでしょう。会う前は「どうしようかな~」と思っていたけれど、「会ったらやけに盛り上がった!」という例は珍しくないのです。反対に「ノリノリで会ったけれど、ガッカリした_| ̄|○」ということもありますね(笑)
つまり、「会えたら同じ。同等のチャンスだ!」ということです。だから25日に会えるなら、そこに全力投球すれば良いのですよ。
今回はパクさんのおかげで出会いのシーン、頑張り方の総復習ができたように思います。パクさんも皆さんも頑張ってくださいね! パクさん、ご相談頂きありがとうございました!
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