相手の気持ちの聞きだし方

例えば、彼が、彼女がバツイチだったとします。そんなとき「どうして別れてしまったのか」を聞きたい人は多いと思います。同じように「借金がある」という場合に、どうしてそうなったのか、いくらくらいあるのか、などを聞きたい……という感じです。

このようなとき、どうやって聞いたらいいと思いますか?
「自分だったらどうするか」を考えてみてくださいね!

はい、早速参ります。「どうして別れてしまったの?」と100%相手に投げかけるのは、何の工夫もないので正解とは言えませんネ。こういった場合には、

1.相手の性格や、これまで自分が耳にした情報などを元に、
2.「多分、こういう話ではないだろうか」と予測を立てて聞くとよいのです。

例えば、「前の奥さんとは、性格的に合わなかったの?」とか、「前の旦那には、酒や女の問題でもあったの?」という感じです。

人は皆、ウソをつくのが苦手です。ですから、この予測が当たっている場合は、わざわざウソをついてまで「ううん、そうじゃないの」と言ったりしません。当たっていたら、ほぼ100%認めてくれますし仮に認めてくれなくても反応でわかります。

例えば「前の旦那とは、女性関係やお金のことが問題で離婚した」という場合に「前の旦那には、酒や女の問題でもあったの?」と聞いたとしたなら、「えっ……そっ、そんなことないよ」と一瞬詰まったりするのでわかるのです。

また、予測が違っていたとしてもです。
自分が「聞かれる側」だと思って考えてみましょう。

単に「どうして前の旦那(彼)とは別れたの?」と聞かれるよりも、「前の旦那(彼)には、酒や女の問題でもあったの?」と聞かれる方が、深い話をしやすいものなのです。つい、つられて話してしまうというか、心を開きやすいというか、そういう感じがしますよね。だから、この聞き方がよいのです。

また、このとき大事なことは、「目の前の彼、彼女の味方をすること」です。つまり、下記の「×」のように聞いてはならないわけです。

○:「前の旦那には、酒や女の問題でもあったの?」
×:「キミが夜遊びでもしてたんでしょ?」「新しい男でも作ったんでしょ?」

冗談でも言ってはいけません。ここ大事です。 ←冗談になりませんから。「そんなの、わかってますよー」と仰る人も多いと思いますがっ!!恐ろしいことに、この失敗をしている女性の事例が、少なくないのです。

男性→女性の場合、失敗例がほとんどないのですが、
女性→男性の場合は多いので気をつけましょう。

「○○さんが、浮気してたんでしょ?(笑)」とか、「暴力ふるったとか、そういうのじゃないよね?」なんて具合です。ちなみに、借金の場合は「親御さんの借金?」「事業でお金借りたとか?」という感じで聞いてみたらよいでしょう。

…………。

会話は、聞くこと伝えることが大事な目的ですが、「伝え方」は、もっと大事だとも言えるものです。会話上手な人は、相手の気持ちを上手に掴むことができるので、仕事でも恋愛でも結果を出せる人になりやすいです。ぜひ、このお話を参考にチャレンジして頂けたらと思います。

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