15年くらい付き合っている彼がいます

[2583]ai[東海]2012/11/27(Tue)11:25
44歳バツイチ、21歳と19歳の娘を持つ者です。
私には離婚してから15年くらい付き合っている彼がいます。
彼は40歳会社員です。(彼も私も実家暮らしです)
最初はナンパで知り合い、バツイチ子持ちを隠して付き合いました。
半年して打ち明けた後に、それが理由で一回振られ別れた経緯があります。
その後再度付き合い始めて今に至ります。
最近先生の本を読んで、10年も付き合って結婚してもらえないのは私の性格
にも問題があるのだと改めて目が覚めました。それ以後、お弁当を休日出勤の時
持って行ったり、お昼寝後に必ずコーヒーを入れてあげたり、彼が喜ぶことを
探してありがとうと言って貰える機会も増えました。
今、上の娘が県外へ就職し一人暮らし、下の子もあと1年半で卒業になります。
子供の事だけが原因ではないのは分かっていますが、彼がずっと好きで一緒に
なりたいと願っています。彼は、休みが取れると片道100キロ近くの中距離
から会いに来てくれます。大体会えるのは週1回くらいです。
結婚や今後の話は、怖くて最初に別れてから話したことはありません。
彼自身母子家庭で、小さい頃に母親が彼氏を連れてきて、
最初は優しかったのにだんだん来なくなって……ということが何回もあり、
そういう理由から、一度も私の娘には会ったことがありません。
このまま、いえ今以上に私はありがとう法を頑張りながら毎日を過ごせば
結婚に辿り着くことができるでしょうか? よろしくお願いします。


aiちゃん
こんにちは、マーチンです。
ご相談、拝見いたしました。
aiちゃんのお話は、バツイチでお子さんがおられる読者の皆さん
(特に女性)には、他人事とは思えない……そんなお話だと思います。
まず、無視できない一般的な意見としては、女性にお子さんがいる場合、
基本男性も同じでないと結婚は難しいだろう、ということです。
(これが、一度別れに至った理由の部分です)
つまり、彼のように初婚(なのだと思います)の男性とのお話は、
男性側が熱烈に惚れている、そんな状況でない限り非常に難しいと思うのです。
こういった一般論からお話すると、「元々、すごく難しい状況である」と感じます。
さて、お二人の場合を個別に考えてみますと、
15年付き合えていることが、僕は「凄くもあり、良くもない」と感じました。
15年前と言えば、彼が25歳の頃からずっとお付き合いしているわけです。
これは良く取れば結婚の可能性はあるのではないか、と感じられますが、
逆に取ると「なぜ15年も付き合っているだけなのか」とも思えるのです。
15年交際のままなのは、なぜなのか?
ここが、大事な部分だと思います。
>今以上に私はありがとう法を頑張りながら毎日を過ごせば
>結婚に辿り着くことができるでしょうか?
辿り着けるかどうかは、やってみないとわかりません。
辿り着けるかもしれませんし、そうでないかもしれません。
でも、結婚を目指すなら、それが一番の方法だと思います。
ただ、あと1つ、した方が良いことがあります。
それは、「前向きに意思表示をすること」です。
15年前の別れから一度も結婚についての話をしていない、ということでした。
交際期間が15年というのは、一般的には「ない」お話です。
この理由を僕なりに考えますに、一定の距離を保ち「壁がある関係」のまま、
傷つけ合うこともなく、核心に触れることもなく付き合っていたからではないか
と思うのです。
例えば、「セカンドの彼女」がファーストになれるか、なれないか。
この違いは「ねえ、早く彼女にしてよ~(笑)」など自分の意志を、
「言うべき場面で、それを言えているかいないか」だと僕は考えています。
「言うべき場面」というのは、言うことでプラスになるとき、という意味です。
つまり、「そのとき、そのとき」に臨機応変な判断をして言うことが大事だ、
ということです。
「彼女にして」と言わない(言えない)セカンドの女性は、
僕の知る限り、まずファーストにはなれません。
彼が彼女と別れても、彼は別のファーストを作り、セカンドのままなのです。
これと似た状態に、愛ちゃんはなっているように思うのです。
セカンドではありませんが、「結婚はナイ女」というポジションに
収まってしまっている、そんな感じがします。
結婚について話すことで、今の関係を失うかもしれない。だから言えない……
というご心境なのだと思うのですが、これもセカンドの女性が「彼女にして」と
言えないのと、同じ心境です。
「今の関係を失いたくない」の発想は、「嫌われたくない、負担になりたくない」
という発想と同じで「~になりたくない」というマイナスの発想です。
これをすると、嫌われない、負担にも思われない、関係を失うことはないけれど
愛されることも、結婚してもらえることもない……となるのです。
それを、15年間続けてしまったのではないでしょうか。
僕は、お子さんがいらっしゃることよりも、
この点の方が、15年間結婚に至れていない理由として大きいと思いました。
…………。
彼との結婚を考えるならば、彼自身が、自分の子供を欲しがっていないのか、
そういう点も避けては通れないお話だと思います。
「ずっと彼の側にいれたらいい」と思うなら、「このまま」もありだと思います。
でも、そうでないなら、この年末などをキッカケにして、
「今でも結婚したいと思ってるんだよ(笑)」と伝えるなど、
まずは沈黙を破ることが大切ではないかと、僕は思います。
非常に深いお話ですので、もしもよろしければ個別相談を頂けたらと思います。
どうぞ、宜しくお願い致します。ご案内>>https://www.martin.ne.jp/counseling/
この度は、ご相談頂きありがとうございました。
2012/12/27wrote
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