鬼滅の刃、観て来ましたー!

結論っ!!

今までで、一番涙が出た映画でした……(;_;)ううう。

物語が素晴らしいのもあるのですが、この映画は子を持つ親、弟子や後輩を心底可愛がって育てている……そんな大人が見ると、クライマックスは涙が出っぱなしになると思います。とても胸を打つ、そして為になるお話でしたので、お話させて頂きたいと思います。 ※ネタバレがありますので、その旨宜しくお願いします。

◆ 人は、どう生きるべきなのか ◆

鬼滅の刃、僕も映画でしか観ていませんが、どんな内容なのかざっとお話しますと、「人を喰らう、永遠の命を持つ鬼」と「限られた命を持つ人間」の戦いの中で、人間の素晴らしさ、命の尊さ、そして、「紡がれていく想い」語る物語だと言って良いと思います。親から子へ、子から孫へ、師から弟子へ……と「紡がれていく想い」を、眩しすぎるほど伝えてくれるものでした。

僕はリアル教室やこのメルマガで、今の日本への疑問を投げかけることがあります。ここ数年でよく口にするのは、「個人の自由ばかり尊重されていて、すべきことや義務がないがしろになっている」ことです。

人は、どう生きるべきなのか。
日本国民は、どう生きるべきなのか。
それを自信を持って語れる人が、今の日本に何人いるのでしょうか。

僕は、こんなお話をしたことがあります。僕たちが受け継いだ「日本」を、次の世代により良い形で渡していく義務があると。これは地球規模でも同じことが言えます。だから僕は、あれだけ痛い目を見たのに原発を再稼働させようとする政治には、信じられない気持ちで一杯になるのです。……なんてグチを言う場ではありませんね☆

「日本国民はどう生きるべきなのか」という話。これを問われると、皆さんも尻込みしてしまうだろうと思いますが、どう答えるかは人それぞれでいいのです。えっと、「答えはひとつでなくて良い」ということです。「自分はこう思う!」「私はこうだと思う!」という、熱い想い胸に持つ。そしてそれを子へ、弟子へ、紡いでいくことで想いが大きくなっていく。それが、人の素晴らしさなのです。

◆ 母から子へ、師から弟子へ ◆

鬼滅の刃、映画では「煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)」が主役となります。

「よもや、よもやだ。
 柱として不甲斐なしっ! (※柱=リーダーです)
 穴があったら………入りたいっ!!!」

PVで観れますヨ!「穴があったら……」は30秒頃(笑)

見ての通り、煉獄さん(映画でこう呼ばれますので、そのままいきます)は、僕よりもオチャラケた人ですが(笑) 秘める熱い想いは、僕の比ではありません。映画のクライマックスで、煉獄さんは死にそうになりながら鬼と戦います。そんな中で子供の頃にした、お母さんとの会話を思い出すのです。お母さんは、小さな煉獄さんに問いかけます。

「なぜ自分が人よりも、強く生まれたのか わかりますか」

小さな彼は「わかりません」と答えます。するとお母さんはこう続けます。

「弱き人を助けるためです。
生まれついて、人よりも多くの才に恵まれた者は
その力を、世のため人のために、使わねばなりません。

天から賜りし力で、人を傷つけること
私腹を肥やすことは許されません。

弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です。
責任を持って果たさなければならない、使命なのです。
決して忘れることなきように。

母はもう長く生きられません。
強く優しい子の母になれて幸せでした。
あとは頼みます」

この場面で、僕は涙が止まりませんでした。 ←映画観たらわかります!(>_<)
こういった想いを紡げる人が、今、どれだけいるのでしょう……。

そして煉獄さんは、最後の力を振り絞ります。
「俺は、俺の責務を全うする! ここにいる者は誰も死なせない!」

煉獄さんは舞台となる「無限列車」の乗客全員の命を救います。が……代わりに、自らの命を落とすことになるのです。死の間際、彼は炭治郎(主人公)に言います。

「俺がここで死ぬことは気にするな。
柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。
柱ならば誰であっても同じことをする。
若い芽は摘ませない。

今度は君たちが、鬼殺隊を支える柱となるのだ。
俺は信じる。君たちを信じる」

母から子へ、師から弟子へ、紡がれていく瞬間でした。

◆ 人の本質とは何? ◆

僕が最近ハマっている漫画に、キングダムがあります。「秦の始皇帝」の時代の話ですが、この作品と鬼滅の刃には共通点があります。それは「人の本質とは何か」という問いかけです。皆さん、そう言われたら、何だと答えますか?

一言、単語で答えてみましょう。
「人の本質は欲望だ!」のようなイメージです。 ←これ思った人いそう(^^;
はいっ! では、どうぞ~!

「人の本質は“光”だ」と、キングダムにはあります。僕はそれを見て、この時も……目に涙が浮かびました。何百年と戦争をやめることができない人々に、希望を見いだせなくなった時代。人の本質は「悪だ」「欲望だ」「憎悪だ」などと口々にされる中、

そうではない。悪も欲望も憎悪も、それは一側面でしかない。
導いてくれる者がいなかったから、道を見失っただけだ。

こんな世を終わらせようと戦い、
王騎もヒョウコウも命を輝かせて死んでいった。
そして、それを受け継ぐ者が、その光を更に輝かせるのだ……と。
(※ 王騎、ヒョウコウは、主人公の師となる武将です)

煉獄さんが炭治郎たちに紡いだ想いと同じです。煉獄さんは鬼との死闘の中で、「お前も鬼になれ。このままでは死んでしまうぞ」と鬼の仲間になるよう、鬼に誘われます。しかし、彼は、

「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。
老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ。
俺は如何なる理由があろうとも、鬼にならない」

と言います。

そう。人は死ぬからこそ、想いを紡いでいけるのです。

◆ 紡ぐべき想い ◆

僕は、この映画を観て、自分の未熟さを感じました。煉獄さんのお母さんのように、しっかりと紡げる想いがないからです。僕自身、悩んでいたことなのですが、「こうありなさい」と示すもの。僕らしいものがハッキリしないのです。

「強くありなさい」とか、「正直でありなさい」などは語れます。僕が言いたいのはそういう一般的なものではなく、煉獄さんのお母さんが言ってくれたような確固たるものです。どうしてないのかと言うと、たぶん、僕が示してもらっていないからです。

明確に、言葉で。

「こんな人間になれ」と。

父と母の背を見て生き、今、マーチン先生として生きている以上、紡いでもらったものは必ずあるはずです。僕はそれを、今から探します。そして、それを紡いで「生きたい」と思います。

…………。

煉獄さんは死の直前、お母さんの幻影を見ます。
そして、問いかけます。

「俺は、ちゃんとやれただろうか。やるべきこと、果たすべきことを、全うできましたか?」

お母さんは答えます。

「立派にできましたよ」

そんなお母さんの笑顔を見ながら、彼も笑みを浮かべ……
そして、息を引き取りました。

今の日本人が忘れていること。
今の日本人に必要なこと。
それを教えてくれる映画だと思います。

ぜひ、一度ご覧になってみてください。

婚活が終わり、子の親となった時。
弟子の師となった時、その意味が、価値がわかることでしょう。

※煉獄さん、お母さんのセリフは「鬼滅の刃/集英社」から引用させて頂きました。
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