今回は、僕個人に最近おこった出来事のお話です。
んん!誰ですかっ。
身を乗り出して読み始めた人はーっ☆
実は、「こんな偶然ってあるの??」ということが、8月?9月にかけてあったのです。何があったかといいますと……数年前にお付き合いした(しかけた)女性から、メールが来たのです。しかも、時を同じくして3人も!
もちろん、3人は住んでいるところも交流も全くないので、タイミングを計るなんてことはできません。数年越しの連絡なんて、過去7、8年はなかったのですが、それがこの1ヶ月に3件も集中する。星の巡り……とでも言えばいいのでしょうか、本当に不思議なものです。
今回は、この理屈で説明できないような事件(?)を題材に、「数年後にメールするときのメール術」をお話したいと思います。
◆ なぜメールしてきた!? ◆
メールを送る側の心理を最初に考えてみましょう。それは、まず間違いなく「お返事が欲しいから」です。再度連絡を取りたい……ということですね。メールの内容が、受け取り側に対する「文句やグチ」でなかったら、100%そうだと思っていいでしょう。
では、「自分がメールを送る側」になったときに、どうすることが大切か。それは、受け取る人がメールを見たときに、「ああ、懐かしいなあ。お返事してみようかな」と思うようなメールを送ること。これが一番大事だと思うのです。
今回、僕に届いたメールは3つとも全然違うものでした。それぞれについて、プライバシー保護はしつつ……いえ、僕のプライバシーではなく(笑)相手の女性のですよ!考えていきましょう。
◆ メールその1 「え??」 ◆
最初に届いたのは、「えっ?」と思うメールでした。それは、何も書いてなかったのです。無題。本文も何もなし。ただ、送り主の名前が「送信者欄」に出ているだけ(こちらの携帯に登録してある名前が出ている、ということです)。この人を仮に「東さん」とします。
驚いたのは、この2日か、3日前に、ふと。ほんの一瞬ですが、「東さん、最近元気にしているかな?」と思ったことがあったのです。ウソみたいですが、本当の話です。世の中には、理屈で説明できないことって、本当にあるみたいです。
なので、メールをみて「え??」と驚いたのです。そして、考えました。
「これって、なに? ただの間違いメール……??」
まずは、誰もがこう思うと思います。題名も本文もブランクで送られてきたわけですから、間違いメールなのだろうと。僕も、最初はそう思っていました。しかし、これをある友人に話をしたとき、やっと気づいたのです。
間違いメールのわけがありませんよーーっ☆
だって、題名も本文もブランクのメールを携帯から送るには、
・アドレス帳から僕を選んで、「メール作成」を選んで、作成画面を開いて送信。
・新規メール作成を選んで、あて先の欄でアドレス帳を開き僕を選んで送信。
・もし、過去のメールがあったなら、それを選んで「変身」じゃない、「返信」を選んで、題名の「Re:」を消して、本文も消して送信。
の、いずれかをしないといけないのです。……どれをとっても、間違いでできることではありません。つまり、このブランクメールは、意図的に送られてきたはずだと言えるのです。
うん、名探偵コ○ンみたい。
これもマーチン恋愛術の面白いところです☆
このメール、僕は職業柄、すごく勉強になりました。数年ごしに、連絡をしてみたい。でも、どんなメールを送ったらいいかわからない。勇気がない。そんなとき、このブランクメールの方法は、かなり効果的だと思います。
恋愛は、「相手に自分のことを考えさせる」ことが大事です。それを踏まえたら、このブランクメールは「死ぬほど考えてしまう」ので、その時点で、ある意味成功だといえるのです。受け取り側にその気があったら、間違いなく返事が来ると思います。
えっ……?
僕はどうしたのかって?
わはははは。
残念ですが、お返事はしませんでした。
◆ メールその2 「ん!?」 ◆
2つ目に届いたメールは、ちょっと困ったものでした。正直なところ、読んで残念な気持ちになってしまったのです。ご紹介すると、皆さまも同じような気持ちになってしまうと思うので、概要だけお話すると……
1.元気ですか? という普通の挨拶に始まっている。
2.途中で当時のクレーム?が書いてある。(私も悪かったけれど、あなたも悪いといった話)
3.僕と出会ったことで、今はステキな人と付き合っているという話。
4.ちゃんと彼女はできましたか?という話。
5.応援しています。という話。
こんな感じです。途中、2の内容を読んだ段階で、かなり残念な気分になりました。これは、1.3.5の内容だけに留めることが大切でしょう。そうでないと、誰が見ても2は気分を害するし、4はそういう気分で読むので「余計なお世話だよ」と思えてしまいます。
「思いは伝えてナンボ」ではありますが、相手が受け止めやすいように伝えることが大切です。このような話は、実際のご相談例でもあるのです。相手に思いを伝えるときに、
・好意を伝えたいのか。
・お詫びをしたいのか。
・相手に意見を言いたいのか。
が、ハッキリしないメールを送ってしまうときがあるのです。
例えば、「ケンカをして謝ろう」というときに、
こんなメールを送ってしまう失敗があります。
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題名:ごめんなさい(>_<)
この前は、本当にごめんなさい。
あのときの私は、どうかしていました。
でも、約束していた日の夕方に、突然キャンセルされた私の気持ちもわかって欲しいです。とっても悲しかった。すっごく楽しみにしてたのにって……。だから、ああいう行動を取ったんだと思うし……。
それに、その前の約束も急に変更になっていたし、本当に私のこと好きなのかわかんなくなってて不安だったんです。
以下、同様な感じが続く~
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これは、題名と最初の2行は「お詫び」なのですが、結局は、自分の言いたいことを、延々と告げてしまっているのです。これでは、仲直りは難しくなります。メールを送るときよりも、メールを送った後にどうなりたいのか。それを考えて送ることが大切でしょう。
◆ メールその3 ほんわかするメール ◆
そして、3つ目に届いたメールは、ほんわかするメールでした。
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こんにちは。○○に住むレモンです。
お会いしてからもう○年も経ちましたが、
私のことを思い出してくれるでしょうか?
当時は ~略~ 本当にうれしかったです。
先生のがんばっている姿を見て連絡したい
気持ちが抑えられず、メールしてしまいました^^
これからもそっと応援しています。
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一番正攻法なのが、このメールだと思います。やっぱり、こういったメールですと「ありがとうございます」などと、きちんとしたお返事をしたくなる人が多いのでは……と思います。
…………。
数年越しにメールをするときには、メールした後にどうなりたいのか。それを考えて送ることが大切なのだろうなぁ……と思いました。もしも、皆さんにこういった機会ができたなら……そのときの参考にして頂けたら嬉しいです。
written by Martin 2007.09.28 / 2020.12.01
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