駆け引きをして幸せになれた。そんな話を、あなたは聞いたことがありますか。

皆さん、お久しぶりです、マーチンです！
早速ですが、掲示板にこんなご相談がありました。

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ナナと申します。２歳年上の彼の事で相談です。彼と言っても、いわゆるセフレ状態です。彼とは、半年くらい続いていて、こんな感じです。

・メールは週に２〜３回
・会うのは月に２〜３回（夜会って、エッチをして彼の家にお泊りする）
・お休みがあえば、一緒に旅行に行く。

彼は優しくて恋人の様に接してくれるし、一緒にいてとても楽しいです。「こんな状態を続けるくらいなら、きちんと付き合って欲しい」とお願いしたのですが、

「今は仕事や将来の事について悩んでいて、自分の将来も定まってないのに、誰かと付き合う事は考えられない。それに、元カノともまだ完璧には切れてないし、気になる子もいる。

今の状態が辛くなったら、俺の前からいなくなってもしょうがない。でも、好きな人ができるまでは会いたい」と言われました。

客観的にみると、傍にいるべきではないと思うのですが、やはり彼といたいのです。ずっと傍にいれば、私と付き合おうと思ってくれる時もあるのでしょうか？ それとも、一度距離を置いた方がいいのでしょうか？

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うーむ。こうして第三者としてお話を伺うと、ありえないくらいヒドい彼ですよね（ナナちゃん、ごめん！）。

> 今は仕事や将来の事について悩んでいて、自分の将来も定まってないのに、誰かと付き合う事は考えられない。

……意味わかんないし。いったい、どういう理屈なんでしょうねぇ。男が、意味のわからない理屈をこねるときの答えはこれ！

「俺は君の気持ちには応えられないけれど、君は俺を好きなままでいなさい」

だから、第三者の意見は皆同じ、「やめておきなさい」になるのですが……ナナちゃんは、頑張りたいのです！ そして、こういう状況にある人は、皆同じ気持ちなのです。

さあ、「頑張ることを前提」として、です。
あなたは、どうしたらいいと思いますか？
考えて頂けたら、さあ、参りましょう！

▼ 恋の王道を進もう！ ▼

早速ですが、どうするか。

> ずっと傍にいれば、私と付き合おうと思ってくれる時もあるのでしょうか？ それとも、一度距離を置いた方がいいのでしょうか？

僕は、こういう場合、いつも前者をお勧めしております。

「ずっと、そばに居続けましょう」

そして、これまでのご相談実績として、「その後、交際するようになった」「結婚できました」というご報告も頂いてメルマガだったかな……？ご紹介したこともあります。どこでご紹介したのか、わからなくなっているのが残念なのですが、間違いなくそれは事実です。ですので、頑張るなら「真っ直ぐ頑張って、側にいること」をお勧めします。

「恋の王道は、真っ直ぐいくこと」です。最近の「恋愛教室ＰＲＥＭＩＵＭ」では、気遣いのお話がよく出てきます。気遣いとは、「相手への真心」だと、僕は思います。「真心」とは、「真っ直ぐな心」と書きます。「もっと、喜んで欲しいなぁ」と思う気持ち。そこから出た行動が「ありがとう」と相手に言ってもらえるのです。

これに対して、「距離を置く」というのは、いわゆる駆け引きになります。「相手と会える、自分も会いたい」のに距離を置くのは駆け引きです。対して、「連絡しても返事がない相手」に対して、距離を取るのは正攻法です。混同しないようにしましょうね。

恋愛でいう駆け引きとは、「心配させることで、振り向かせる方法」なのです。これは、「なるほど」と、ご納得頂けると思います。そして、こうして見ると一目だと思いますが、「心配させること」で本質的に好きになってもらえたり、信頼関係を築けるとは、到底思えませんよね。

マーチン論、駆け引きの解釈とは、ズバリ！
レベルの低い男性を、今、繋ぎとめておくだけの技です。

ああ、ついに言ってしまいました。
でもこれ……本当に真実だと思いますよ。

▼ いい男、いい女とは ▼

レベルの高い男性は、イコール、頭がよいです。だから、女性が駆け引きするとすぐに気づき、「ああ、面倒くさい」と思って離れてしまいます。そういう女性は、何かにつけて、足を引っ張ってしまうのです。

つまり、こういうことです。忙しいときに少し時間が取れた。「よし、せっかくだから、食事でも」と「真心」で伝えたら、「あ、ごめん。私、用事あるから」と断わられた。※「急な誘いには、乗るな」という駆け引きの例です。

結果、嫌な思いをする。その後の仕事に影響する。これが「足を引っ張る」ということなのです。もし、本当に用事があって断るなら、真心で謝ってくれるので伝わります。でも、駆け引きのときはそれがないので、やっぱりわかってしまうのです。

ナナちゃんの彼、今の状態は、ナナちゃんに「駆け引きしようか、どうしようか」と思わせている時点で、足を引っ張っていることが、おわかり頂けると思います。そして、

> 今は仕事や将来の事について悩んでいて、自分の将来も定まってないのに、誰かと付き合う事は考えられない。

こんな話を堂々とすることからも、今はレベルが高いとは言えないのです。だから、駆け引きをすれば、一時的に振り返る可能性はあるでしょう。しかし……それは、それっきりのお話になってしまうのです。

「駆け引きをして、幸せになれた」という話を、あなたは聞いたことがありますか。

僕は８年間、ずっとこのお仕事をしていますが、１件もありません。でも「駆け引きをしてダメになりました。先生、どうしたらいいですか？」というお話は、恐らく１０００以上、これまでに伺っております。

彼との恋。 永遠に、駆け引きをするならよいかもしれません。でも、そうでないなら、真っ直ぐ彼に接するのが、僕は良いと思います。その真っ直ぐな心が、「ああ、この子は本当に俺のことを思ってくれてるんだな」と彼に、気づかせることに繋がります。そうなってこそ、彼はいい男になる……と思いますよ。

いい男、いい女は、「相手を、いい女、いい男にしてしまう」のです。そういう人になって欲しいと思います。

そして、もう１つ。
「ああ、この人は、こんなに私を好きでいてくれたんだ」
「ああ、コイツは、こんなに俺を好きでいてくれたんだ」

そう思えたときから、結婚を意識しはじめた。
という既婚者の方からのご意見は、多いのですよ。（２００７年、取材結果より）

▼ Ｐ．Ｓ．ライバルが多い恋、その必勝法 ▼

ナナちゃんの彼、表立っては、他に付き合っている人がいる……とはなっていませんが、「そういう気配」が非常に強く感じられます。セフレということは、普通は他にもいるということですからね。ここで１つ。ナナちゃんのように、次のような前提があるなら……

１．彼の交際態度に問題がある。（グレーな状態の異性が、複数いる）
２．自分は、彼に嫌われていない。（交際継続の選択権が、自分にある）

こういうライバルが多い恋には、１つ、明確な必勝法があります。
それは、ライバルが全員諦めるまで頑張り続けたら勝ちということです。

今、ライバルＡさんがいるとして、Ａさんが諦めたら、新しいライバルＢさんが出てくる可能性が高いです。そして、Ｂさんが諦めたら、Ｃさんが……と。キリがないように思えますが、終わりはやってきます。それを頑張り抜いたのが、

> そして、これまでのご相談実績として、「その後、交際するようになった」「結婚できました」というご報告も頂いて、メルマガだったかな……？ご紹介したこともあります。

こういった皆さんなのです。もしも、途中で燃料切れになったら、それはそれでよいのです。頑張れる所まで頑張ったのですから、悔いもありません。だから、「頑張れる所まで頑張ってみる」のが、僕は、よいと思いますよ。

written by Martin 2008.11.28

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