今回のお話は、台風19号を受けての人生哲学です。
大事な大事な、マーチン論の核心に迫るお話をいたします。

最初に、皆さんのご意見を聞いてみたいと思います。
下記のお話、既にご存知だろうと思います。

台東区の自主避難所、ホームレス男性の避難断る
https://www.asahi.com/articles/ASMBF3RVWMBFUTIL01K.html

簡単に説明しますと、台風が上陸した12日、自主避難所を訪れたホームレスの男性2人が、避難所に受け入れてもらえなかった、というお話です。さあ、これについて、皆さんはどう思いますか? 大別すると、次のいずれかの意見に分かれると思います。

A:それってひどい!
B:まあ、仕方がないよね。

はい、どちらかに決めて読み進めてくださいね。

では、参りましょう!

◆ ホームレスを拒絶した避難所はOK?NG? ◆

10/16(水)のリアル教室で7名。
10/19(土)のリアル教室で新たに8名、どう思うかを聞いてみました。

結果はこちら。
A:それってひどい!   12名 / 80%
B:まあ、仕方がないよね。 3名 / 20%

たぶん、ご覧の皆さんも大半が「A」ではないでしょうか。同時に「意外にBがいる」ことに、驚いた方が多いのではないか……と思います。

この回答、Bしかありえません。
Aと答えた皆さん、それはキレイ事なのですよ。

教室でもいらっしゃいました。この質問をした瞬間に「あれ、ひどいですよね!」と仰った女性がいたのですが、その時聞きました。

「じゃあ、自分が避難所にいて、そこにホームレスの男性が入ってきたとして」

「はい」

「人がいっぱいだったら、自分が寄り添って“どうぞ、ここに座ってください”って言えますか? “濡れて大変でしたね”って、拭いてあげられますか?」

12名、誰ひとりとして「はい」とは言えませんでした。即答で「ちょっと距離をあけた所に行きます」とか、「やっぱりイヤです」など、そういう意見しか出てこなかったのです。ということは、これ。

「自分はできない(しない)けれど、人にはやれと言っている」のです。

ハッキリ言いますが、そんな人は最低です。そして、それが正しいと思っていたことが、また論外です。

「はい、私は寄り添って一緒に座ります」といえる人。「濡れた体を拭いてあげられます」という人は、Aと仰って大丈夫です。それは、素晴らしいことだと思います。

しかし、そうではない人が99%でしょう。キツイことを言いますが、残念ながら今の日本はそういう人が大半です。「だから、まずい」と、僕はずっと危機感を持ってお話しているのです。

◆ 何度でも言います。言葉ではダメ ◆

マーチン先生論は、どの話も超本音でお話をしています。「ありがとう法」などはその最たる例で、本音で「ありがとう」と思ってもらえない限り、その成果は望めないのです。わかりやすく言いますと、

Aを選んだ人は、まだまだ「ありがとう法」はできません。
Bを選べた人は、現状で「ありがとう法」ができる人だと言えるのです。
※Aを選んで、実行もできる人はOKです。

このお話、ネットでも色々と話が出ています。「非常時にひどい」とか、また上記ページでも読み進めていきますと、弁護士が偉そうなことを言っていますが「じゃあ、自分がやってよ」という話になるのです。そのように仰る人に聞きたいのですが、じゃあ、日常は助けなくていいのでしょうか?

台風でなくても、雪が降って凍える夜なんていくらでもあります。そういう人は、自分の家で暖を取らせてあげたことがあるのでしょうか? 一度でも、ホームレスの人に施しをしてあげたことがあるのでしょうか?

僕は一度だけ、ホームレスの人にコートをあげたことがあります。新宿に勤めていた時なので、32歳か33歳の時だったと思います。あまりに寒そうだったので、その時たまたま、着ずに手に持っていたコートをあげました。おじさんは無表情に僕を見て、少しだけ頭を下げてくれました。

これも恋愛の話と同じです。常日頃にできないことが、非常時(大事な時)にできるわけがないのです。口でいい事を言っている人ほど、僕は信用できません。

何度でも言います。
言葉ではダメなのです。

本当の気遣いとは、行動かモノ。
このいずれかしかないのです。

◆ 立場をわきまえた言動を ◆

避難所のお話は、まだ続きがあります。どこの記事かはわからなくなったのですが、追い出されたホームレスの人がSNS(恐らくはツイッター)でこの件を投稿して「拡散希望」としたと。これを見て、僕はすぐ思いました。この話が事実なら、

ホームレスになってまでスマホを持っているヤツなんか、助ける必要なし。

そう思いませんか? どこからそのお金が出ているのでしょう? 生活保護を受けながら、飲んだりパチンコをするのと大差ありません。自分の立場をわきまえた生活(言動)をするべきです。これも、恋愛の話と同じです。

頑張らせてもらっている立場で、それにそぐわない言動をすれば実らない。それと同じなのです。

◆ 絶対に責めてはならない。誉めてあげましょう ◆

今度は別のお話です。
救助するヘリコプターから、女性が落下して亡くなってしまった……というニュースを目にしました。これについても、様々な議論を目にしましたが、救助に失敗した人を、「絶対に」責めてはいけません。なのに、心無いことを言う人がたくさん目に付きました。

その人は、その現場に行って人命救助を頑張ったのです。その場に行っていない僕たちが、その人を非難する資格などありません。更に、その方は何人、何十人もの人を助けているのです。失敗があっても、そちらに感謝して誉めてあげるべきです。皆さんだって、自分の仕事で失敗したことは何度もあるでしょう。

他人のために人命救助を頑張って、それで失敗があったからと言って非難されるほど、バカバカしいことはありません。

皆さんは、「杏林大病院、割りばし死事件」をご存知でしょうか? 僕が大学生の時の話ですが、簡単に説明しますと、やりたくもない救急医療を頑張ってしていたのに、救えなかった命について責められ、刑事告訴までされた話です。

※救急医療は夜間休日で人手不足です。そのため医師が自分の専門外でも頑張ってやるしか無い状態であり、どこの病院も、なるべくやりたくない、という事情があったのです。(たぶん、今も同じでしょう)

当時、この結果、病院が一斉に救急医療から手を引くという、とんでもない社会問題が起こりました。

それはそうですよね。病院としては、やりたくもない救急医療を努力してやっていたのに、感謝されるのではなく、刑事告訴までされたのではバカバカしくてやってられません。

これと同じ轍を踏んではならないのです。

◆ 避難所は今後どうあるべき? ◆

避難所のお話に戻ります。

じゃあ、今後はどうしたらいいのか。
これが今一番大事なことです。

今後はどうしたらいいと思いますか?
さあ、考えてみましょう。

はい、理想論は避難所を2つ設けたらいいのだと思います。区民(市民)用の避難所と、ホームレス(住所不定者)用の避難所です。そうすれば、この問題は解決することができるでしょう。

でも、現実論を言いますと「それをするお金は誰が出すの?」となるわけです。

区や市町村ではなく、国でしょうか? 台東区のお話は「区民の避難所」という説明で、それ以外の人はお断りしました。区民は税金を払っているので、そこを利用する権利がある、ということです。

これは正論です。

すると「税金をもらっていない人の分まで、面倒見る必要はない」のも正論であり、この議論でいくと国が負担する必要もない、となってしまいます。

Aを選んだ皆さん、覚えておいてください。
キレイ事を現実化するのは、メチャクチャ難しいのです。←この認識が足りない!

だから、現実になることはあまりなく、
キレイ事は「キレイ事」と言われてしまうのです。

◆ マーチンから皆さんへ ◆

このお話で、僕は皆さんに何が言いたいか?

「もっと本音でいこうよ!」です。
そして、「言うならやろうよ!」です。

キレイ事を言うなと言いたいのではありません。実行できるならぜひ言うべきであり、それが最高には違いないのです。でも、自分ができない(やらない)なら、言ってはなりませんし、人ができない(やらない)のを、非難してもなりません。

「それがわかる人間」になって欲しいのです。

…………。

先程、ニュースを見ていたら、こんな記事が出ていました。
空前ブームはいいけど…人気キャンプ場、悲しい閉鎖理由
https://www.asahi.com/articles/ASM9M3SY8M9MUTIL020.html

内容は題名から想像できると思うのですが、

……できるかな?(^^;

要は、マナーの悪いキャンプ客が、
現地をゴミだらけにして帰るので閉鎖された、というお話です。

今回のお話と、どこか共通点がありませんか。

こういったお話を、見て、考え、何かを実行して、人に伝えていける。
一緒に、そんな人間を目指していきましょう。

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