まずは自分自身が向き合おう

最近回答をしている「教えて!goo」にて、こんなご相談がありました。
婚活(お見合い)についてのお話です。

<ご相談>--------------------------------

結婚相談所に入会している30歳女性です。
35歳で自営業(内装業)の方とお見合いして、お互いもう一度会いたいと希望し、一週間後またお会いすることになりました。話しやすく素敵な方なんですが、自営業であることが心配です。私は介護士で、収入も多くありません。今後のことを考えると、やっていけるのかな?と思います。

もう一件お見合いが決まっていて、その方は地元の優良企業に務めているそうです。もし誰かと交際期間に入ったら、紹介は止まります。たとえ素敵な方でも収入が安定している方を選ぶべきなのか、自営業だからといって断るべきではないのか…。いろいろ悩んでいます。

掲載元はこちら。https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10574014.html
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はい、皆さんはこのお話をご覧になって、
どのように感じられますでしょうか?
第一印象といいますか、それを言葉にしてみてくださいね。

はい!僕は「なんか違うのでは?(苦笑)」と感じました。仰っしゃりたいことは、わからないでもありません。でも、そこじゃないよね、という感じがするのです。条件を見てお相手を見ていない、そんな感じだと思いました。

結婚とは「株式会社 ○○家」をこれから50年一緒に運営していくパートナーを探すことです。それは会社の採用面接をするのと非常に似ています。

・「この人、カッコいいから採用」なんてありません。
・「この人、いい大学出てるから採用」もありそうでありません。
・「この子、オッパイちゃんだから採用」はあるかもしれません。 ←ナイナイ!

僕だったら谷間……じゃない、目の前にいる「その人」を見ます。信頼できそうか、一緒にやっていけそうか、といった面ですね。あと、上記のご相談は「上から目線になってるよね」と感じた方もいらっしゃると思います。本来の姿で言いますと「私は介護士で、収入が多くない」なら、お相手にも高収入は求められないのでは、ないでしょうかっ!? ←だよね?

「自分が年収1千万だから、相手も年収1千万を求める」なら、わからないでもありません。なのに、婚活現場では「自分が低いからお相手は高収入」という人が目立ちます。本人目線では当たり前のようになっていますが、端から見るとおかしいのです。

女性がそれをやりたいなら、27歳までにやらないと!です。最近は、20代で婚活をしている女性が増えてきましたが、これは、そういうことがわかっておられる皆さんだと思います。ところで先程「自分が年収1千万だから、相手も年収1千万を求める」なら、わからないでもないという話をしましたが、これ、実践では逆がお勧めです。

「自分が年収1千万だから、相手も年収1千万」を求めるから決まらない。「自分の年収1千万を武器にして、年収は低くてもいいから○○な人」を探す方が良いのです。

○○は自分の求めるもので良いです。
かっこいい人、若い人、などなど。

つまりは、20代で婚活を頑張っている女性の皆さんは、
20代という若さを武器にそれをやっているわけです。

…………。

というわけで、自分の武器を自覚して、「その代わりに何を求めるのか」という発想が良いと思います。特に年収がある人は、同じものを求めるのではなく、それを武器にした方が良いと僕は思います。また、取り立てて武器がない場合は、どうしたらいいか……は謙虚な姿勢で考えると、お分かり頂けると思います。

ともあれ、婚活で大事なことは「向き合ってくれるお相手」と出会うことです。そのために、まずは自分自身が向き合うこと。条件ではなく「お相手」を見ることを、忘れないようにしましょう。

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