結婚どころか、お付き合いに至らないので…

[2911] まち

マーチン先生、こんばんは。
数年前から婚活をしていますが結婚どころかお付き合いに至らないので、どうすればわからなくなりご相談させて頂きます。

5年前から婚活を始め、34才になった2年前に普段の生活を続けても出会えないと思い、結婚相談所へ登録しました。35才までに結婚したいという気持ち叶わず、今年36才になってしまいました。

相談所でお会いする男性は話が盛り上がらないことが多いです。こちらが質問しないとお相手からの質問がなかったり、こちらが質問すると、おうむ返ししか返ってこないので、会話が続かないといったパターンです。

例えば、「趣味は何ですか?」と尋ねると、「◯◯です、まちさんは?」と聞かれ、答えてもそこから会話が広がらず、また私から「どんなお仕事されてるんですか?」と尋ねると、「◯◯です、まちさんは?」と聞かれ、そこから特に話は広がらない…という感じです。他には、延々お仕事の研究の話をされ、話題を変えても、ところで…とご自分のお仕事の話になるという方もいらっしゃいました。

出会い運が悪いのか…自分自身に何か改善すべきところがあるのか、どうすれば良いのかわからなくなって来ました。ちなみに私の友達は、相談所のお見合いで出会った方と結婚しています。

でもやはり結婚はしたいのであきらめたくありません。私が変わるべきところがあるのか? それとも、結婚相談所が向いていないのか?何かアドバイスいただけましたらと思います。よろしくお願い致します。


まちさん

こんにちは、マーチンです。
ご相談拝見いたしました。

まず結論から申し上げますと、まちさんは体質改善が必要だと感じました。無意識に上から目線になっており、そのために交際に至れない……そのような感じです。5年婚活をして「結婚どころかお付き合いに至らない」なら、何かしら自分に問題があると思った方が良いのです(5年間というより、4~5人の異性と同じような展開になるなら、そう思った方が良いです)。

では何が問題なのかと言いますと、まず「婚活をしている」という自覚が足りないように感じました。恋人探しではなく、生涯のパートナーを探すという視点です。まず、こちらのメルマガをご覧になって頂けたら良いと思います。

恋活と婚活の違い >> https://www.martin.ne.jp/?p=2036

ご覧頂けましたでしょうか? こうした視点で考えると、会話の件は「重要な問題なのか、どうでもいい問題なのか」……と言いますと「どうでもいい問題」になるのです。例えば、趣味の話などはその典型で、僕は女性を口説く際に趣味なんか聞いた記憶がありません。それくらい不要な会話なので、それが盛り上がらなくても何の問題もないのです。これがポイントその1。

そして、その2。会話の問題については、自分自身も同じことをやっているのに気づかないといけません。

> 「趣味は何ですか?」と尋ねると、
> 「◯◯です、まちさんは?」と聞かれ、答えてもそこから会話が広がらず、

自分も会話を広げていないですよ。お相手の話を聞いて「○○なんですか!それって~」など、自分から会話を深める努力をしていないのです。

> 「どんなお仕事されてるんですか?」と尋ねると、
> 「◯◯です、まちさんは?」と聞かれ、そこから特に話は広がらない…

これも同じことですね。自分からお相手の仕事について深く話をしようとしていないのです。自分がしないのだから、相手がしなくても仕方がないです。

そして、その3。
研究職の男性のお話です。

> 他には、延々お仕事の研究の話をされ、話題を変えても、
> ところで…とご自分のお仕事の話になるという方もいらっしゃいました。

話題を変える必要がないと感じました。せっかく深い話になっているのに、どうしてそこから話を逸らすのでしょうか……。自分のお話をしたいのなら、その1~その2のような時に、自分からもっともっとお話をしたらよいだけです。

話が膨らまないと、会話が広がらないと文句を言う。
話が深くなったら、自分の話ばかりすると文句を言う。
これでは……いけないと思います。

特にこの研究職の男性のお話は、女性によっては「うんうん、それでそれで!?」とニコニコして延々と話を聞いてくれるものですよ。そういう姿勢が全然ないのが不思議でした。自分がお相手の話に興味を持たないと、お相手だって興味を持ってくれません。

まちさんは、「女性がもてなしてもらえるもの」という姿勢で婚活をしているように感じます。これが「上から目線」の原因になっており、だから5年間も結果が出ないのだと感じました。

メルマガでは時々出てくるお話ですが、デートとは自分がお相手を知るため、見極めるためにするものではありません。「自分のことを好きになってもらうため」にする姿勢=おもてなしの姿勢が大切です。これをよく覚えておきましょう。

> でもやはり結婚はしたいのであきらめたくありません。
> 私が変わるべきところがあるのか? それとも、結婚相談所が向いていないのか?

変わるべきところがたくさんでしたね。

・恋人探しではなく、婚活をしている自覚を持つこと。
・お相手に不満に思っていたことを、自分もやっていたことに気づき、改善すること。(会話の件)
・「お相手の男性に好きになってもらうため」にデートに望むこと。おもてなしの姿勢でデートに望むこと。

厳しいお話だったかもしれませんが、やるべきことがこれだけ明確になったのは、良いことです。(何をしたらいいのかわからない、という状況が一番ツライですからね)

しっかり頑張って頂けたらと思います。
この度は、ご相談頂きありがとうございました。

2017/09/23 wrote

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