彼は向き合ってくれているのでしょうか?

さて、今回のメルマガは前回の続きです。

↓前回のラスト
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さて次回は、「付き合ってください」と言われた男性とのやりとりにおいて、
「この彼は向き合ってくれているのでしょうか?」というお話をご紹介いたします。

こちらはエッチには至っていないのですが、
Sさんと同じように交際の入り口で、お相手を判断できたお話です。

夏の恋、真っ只中の皆さんは必見かも!?
どうぞ、お楽しみに!
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というわけで、それでは早速まいりましょう!

◆ 向き合ってくれているなら ◆

Tさん(42歳)のお話です。
先日飲み会に参加して、ある男性にかなり口説かれた(いいよられた)のです。彼は33歳で10歳近く年下なのですが、彼自身「僕は年上が好きなんです」と飲み会から公言していたそうです。

「なるほど。これまでは、どんなペースで会ってるんですか?」

「飲み会が7月末で、8/9に食事に行きました。
 この時“付き合って欲しい”と言われました」

『うわー、いいじゃないですかー!』 ←教室の女性陣♪

「それで、次回が8/17の予定です」

「うーん……彼から言いよってきた割には、ペースが遅いですねぇ。お盆中 8/12~休みの人も多いと思うんですが、その辺りの話はなかったの?」

「はい、したんですが、彼は旅行に行くらしくて。それで予定が会うのが17日だったんです」

「なるほどー……」

「あと、飲んでる時に、ちょっとチャラいことを言われました」

「なんて?」

「僕とキスできそうですか?って(笑)」

「あはははは! はい、やめた方がいい認定~!!」

「ええ、やっぱりそうですか?」

「まあ、これで認定は冗談だけど、あんまりいい感じしないですね。“真剣に付き合って欲しい”と思っていたら言えないですよ(笑)」

「ええー。でもその後“チャラくてごめんなさい”って謝って来たし、彼カッコイイし、頑張りたいんです~(;_;)」

うん、女性はカッコイイ男に弱い!の法則ですね。ここでどうするかです。
既に彼から「付き合って欲しい」という言葉が出ています。これが本当だと思って、ちゃんと交際に進めるようなレールを敷いて、そこに誘導したらいいわけです。そこで……

「じゃあ、彼にLINEで“そういえば○○くんは、唐揚げとかコロッケは好き?”って聞いてみてください」

「……??」

「そしたら普通は“はい、好きですよ!”といった返事が来ます。そこで“よかったぁ~。今度ウチで作るから一緒に食べようよ”と伝えましょう」

「わあ!」

「そしたら、今、次に会う予定が17日(木)なので、そのすぐ後の週末に会おうよ、といった話になりやすいと思うんです」

「なるほど……。でも、そこまで言っていいんでしょうか?引かれたりしませんか?」

「彼に本当に向き合うつもりがあるなら、この話は喜ぶ話でこそあれ、引く要素は何もありませんよ。引いたらウソだったってことです」

「確かに、そうですね」

「彼からお付き合いしよう、と言われているのです。そして、お付き合いしたいなら、もっとちゃんと会えないと難しいです。そのための一歩ですからやってみましょう」

そして、Tさんはすぐ実行しました!

◆ 結果はいかに!? ◆

<報告メール>--------------

「そういえば○○くんは、唐揚げとかコロッケは好きですか?」

「唐揚げは特に好きですねー(*^^*)
 前日から漬け込んだんりして、
 準備したりしますし、食べ歩いたり(^^)」

「ああ、良かった!
それなら今度作るので一緒に食べませんか?」

「え、そんないきなり申し訳ないですよ(T_T)」

~そして翌朝~

「おはようございます!
 こちらの都合で大変申し訳ないのですが、
 17日キャンセルさせてください。
 調整いただいたのに申し訳ないです…」

そのままの内容です。
代案も無いので、私から動くのは止めようと思います。
やっぱり軽い気持ちだったのでしょうか……。
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そうみたいだね……。
彼、思いっきり逃げましたね_| ̄|○
ここまで走って逃げる男も珍しいデス。

うーん、なんか最近、似たようなお話がありましたね。
ええっと……ありました!先月号のPREMIUM No.751です。
エッチに誘われた際に「あなたの家に行きたい」と伝えたお話です。

<引用>------------------

「この後どこかでゆっくりしたいな、赤坂辺りのホテルとか」
「あなたのお家がいいな」
「家は……そうだよね……」
「(汚いのかなと思い)来週でもいいよ(^^)」
「来週……うーん……」

となって、煮えきれないままお茶となり解散したのです。 ←えーっ!?
これ、この時点でおかしすぎます。女性はエッチOKと言っているのと同じなのにお泊りが流れてしまうのは、後ろめたいからです!それ以外にありません。悪人だけど、悪人になれなかった男。そんな感じだと思います。

結局、その後も何度もデートするのですが、一度もエッチに誘われることがなく。2週間後くらいに、女性から「もっと一緒にいたい」と誘ったところ、困ったように「それは……明日も仕事だし」と言われて、その後は既読スルーになりました。最終的に下記のLINEを送ったところ……(マーチン作です)

「○○さんてお付き合いしている人がいるのかな? もしそうだとしても、私は○○さんの彼女でいたいので これからも仲良くしたいと思っています。よかったら本当のこと聞かせてください」

5日後に来た返答がこれ。

「ごめんなさい そーゆーわけじゃないんだけどちょっとね、、なんか心がついてこなくなっちゃって、、ほんとゴメンナサイ」
(原文ママ)

文章みたら伝わりますよね、全然向き合っていないことが。
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どちらの男性も「悪人だけど、悪人になれなかった男」。この言葉がふさわしいように思います。女性が言ったセリフは、そんな重たい内容ではありません。いずれも男性から「お付き合いしましょう」と言われた後であり、「付き合うなら普通のこと」そんなレベルの話です。

「普通のこと。だから、また次回言えばいい」

そう考えて、次回に、そのまた次回に……と、どんどん言えなくなって、不安なお付き合いになっていくのが、言わなかった皆さんのご相談例なのです。上記お二人も、言わずに交際をしたらどうなっていたか、想像に難しくありません。

だから、言うべきことはちゃんと言う。
ちゃんと伝えることが、本当に本当に大切なのです。

◆ P.S.ときめく切り返し ◆

「先生、あの時、どうやって返すのが本当はいいんですか?」

「僕とキスできそうですか、の話?」

「そう、そう!」

「Tさんは、どう返したの?」

「できるけど……、それってチャラくない?って返しました(笑)」

「あははは。そうだね、僕が女性だったらね……」

はい、皆さんだったらどう返しますか?
考えてみてくださいね。

「僕とキスできそうですか?」

「さあね、まだわかんないかな」 ←ハートな雰囲気を出すことが大事

これでOK!

これだと男性は「もうちょっと頑張ったら行けそう!」と思いますよね。そうやって、男を「手のひらに乗った孫悟空」にしてしまう。これが大人の女、だと思いますヨ。

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