もともと上手くいくお相手では、なかったのかなと…

[2881] りり

はじめまして、33歳のりりと申します。
最近いいなと思った人がいたのですが、思うようにお付き合いできませんでした。けれど、マーチン先生の本やアドバイスを冷静に受け止めると、もともと上手くいくお相手ではなかったのかなと思います。

彼は36才医師でサッカーをしていて土日はサッカーやフットサル中心の生活です。はじめての食事の際も体をペタペタ触るなど、今思えば軽い人だったと思います。サッカーも先生のお話では注意事項でした。

1回目の食事の後、翌日もメールしたりと盛り上がっている感じがしましたが、次のお誘いはありませんでした。すぐにまた会う方が続きやすいのかなと思い、私から「○日会いたいな」とメールを送ってみた所、次の日サッカーの試合があるから、彼の地元なら会えるとの事でした。

私はそれでも大丈夫と伝えましたが、彼は申し訳なさそうな感じでした。なので、「自分もこっちに来てもらうこともあるかも知れないから、気にしないで」と送りました。バレンタインも近いし手作りチョコ作ろうかなど、喜んでもらえることは何だろうと考えました。しかし次の日、

「やっぱり遅い時間からしか会えないし、また今度にしよう」とメールが来て、
「大丈夫だよ。気を遣ってくれてありがとうね」
「ごめんね、りりちゃんの住んでるところは○○(地名)だっけ?」
「そうだよ。○○知ってる?」
「わからない」といったやりとりがありました。

恐らく彼は断った事が申し訳なくて、会いに行けないけれど、会いに行くような姿勢を見せるため、精一杯で住んでる場所を聞いたのかなと思いました。そのメールには返信はせず、フェードアウトして連絡先を消しました。その後は彼からも連絡はありません。

今まででしたら「悲しいな」と落ち込んだり、どうしてあんな事をしたのかと自分を責めていましたが、先生と出会い冷静に物事を見れるようになってきました。ありがとうございます。

33才はどんな事にも真摯に向き合い、沢山の出会いの中から一人の生涯共にできる人を見つけたいと思っています。今回はご相談ではないので機会がございましたら、皆様のお役に立てる形で、この事例をお使い頂ければ幸いです。今後とも宜しくお願い致します。


りりちゃん

こんにちは、マーチンです。
お話拝見いたしましたので、お返事させて頂きたいと思います。

> もともと上手くいくお相手ではなかったのかなと思います。

そうですね……。「36才医師でサッカーをしていて土日はサッカーやフットサル中心の生活」という時点で、ご相談の内容が想像できてしまう感じがいたしました。(今回のご相談のようになってしまうことがほとんどです。りりちゃんはエッチをする前に終われたので、その点はよかったと感じました)

> すぐにまた会う方が続きやすいのかなと思い、私から「○日会いたいな」と
> メールを送ってみた所、次の日サッカーの試合があるから、彼の地元なら会える

「すぐにまた会う方が続きやすい」のは正解です。だから、自分が頑張りたい恋ならば、そうなるように努力するのが良いです。ただ今回はこの会話の中で、彼からNGワードが出ていました。

> 「次の日サッカーの試合があるから」

じゃあ、前日は会えますよね?(笑) サッカーや野球だったら正当化されると思っている人が多いですが、そんなの言われる側にしてみたら「飲み会がある」のと変わりません。「自分がしたいこと」をして、交際を後回しにしているわけですから。

およそ、こういった男性と出会うのは婚活の場(出会いの場)が多いのですが、サッカーや野球をやるなら、それと同じパワーで交際に向き合わないと不誠実だと僕は思います(できないなら出会いの場に出るべきではない)。該当者がご覧になっていたら、ぜひ心得て頂きたいと思います。

> 私はそれでも大丈夫と伝えましたが、彼は申し訳なさそうな感じでした。

いえ、これはそうではないのです。「申し訳なさそう」なのではなく、「サッカーの後に会う」というのはプラン的にイマイチなので「うーん、イマイチだなあ。どうしようかなぁ」と悩んだのです。本当に申し訳ないと思ったら、「短い時間でもよければ」と彼が会いに来ますよ(笑)

> 「自分もこっちに来てもらうこともあるかも知れないから気にしないで」と送りました。

これは、今回のりりさんの行動で一番の失敗だと思いました。このセリフは「だから気にしないで」ではなく、「だから、今度はあなたもこっちに来てよね」と言っているように聞こえるのです。だから言わない方が良いですし、実際にこの後、約束が流れたのだと思います。

> 「ごめんね、りりちゃんの住んでるところは○○(地名)だっけ?」
> 「そうだよ。○○知ってる?」
> 「わからない」といったやりとりがありました。

このやりとりについては、りりちゃんの仰る通りだと思います。「会いに行けないけれど、会いに行くような姿勢を見せるため」にこういった話をしたのだと思います。唯一、突っ込みたいのはココ!

×:会いに行けないけれど
○:会いに行くつもりはないけれど

ここ、きちんと見極めましょう。
そして、最後に気になる一文。

> 33才はどんな事にも真摯に向き合い、沢山の出会いの中から
> 一人の生涯共にできる人を見つけたいと思っています。

この考え方では結果は得られないと思います。
りりさんの言葉には「自分が選ぶ、見極める」という姿勢が垣間見えますが、そうではないのです。まずすることは、自分を好きになってもらうことです。そういう姿勢があれば、「自分もこっちに来てもらうこともあるかも知れないから、気にしないで」といった言葉も出てこなくなると思います。

出会いはご縁です。
そして、ご縁を引き寄せるのは自分自身です。
体質改善をして、よいご縁を引き寄せられるようになりましょう。
この度は、ご相談頂きありがとうございました。

2017/03/03 wrote

Follow me!