あのお弁当から、全てが始まったね。９月に挙式、交際２週間で結婚が決まりました
「二人で会うところまではいくのですが、２回目、３回目に繋がらないことが多いんです」……と悩んでおられるＭちゃん。先月、６月９日に初めて電話相談を受け、その後、２回目の相談が７月２５日。
「お久しぶりです。その後、どうですか？」
「実は先生……(笑) 私、結婚することになりました！」
「えっ？ ええーーーーーっ！ そうなんですかぁ！？」
「はい、９月に挙式で式場も決まりました。交際２週間で結婚が決まったんです(笑)」
「に、２週間で？」
「はい、これも先生のおかげです。ありがとうございます！」
「いっいえ、それは僕のおかげというより、ご縁でしょう(笑)」
「いえ、本当に先生のおかげで……」
という、奇跡のミラクル・シンデレラストーリーが生まれました！今回は、このお話をご紹介しながら、色々学んで行きたいと思います。
◆ 問題点は何？ ◆
「二人で会えるけれど、２回目、３回目に繋がらない」
こういうご相談は珍しくありません。似たようなものに「付き合えるけれど、２～３ヶ月で終わってしまう」というお話もあります。いずれの場合も、そうなってしまう問題点が、必ず自分にあります。必ず、です。
で、ここで、すぐに暗くならないでくださいっ！単にその問題点を探して改善したら良いのです。ただ、それだけで治ります。なので、Ｍちゃんのような事例も出てくるわけですね。では、Ｍちゃんのように「会えるけれど、２回目、３回目に繋がらない」という場合は、どんな理由が考えられるのかと言いますと……
１．ズバリ、性格が悪い！（好きになってもらおう、という姿勢がナイ）
２．否定癖があって相手に不快感を与える。
３．マイナス思考でそれが会話に出て面倒くさい。又は、マイナス思考が否定癖となって出てしまう。
４．普通に会話ができずに噛み合わない。（緊張してしまう、など）
こういう理由がありがちです。女性の場合、１、２、３が該当しやすく、男性は４が該当しやすいです。お心当たりのある人は、振り返ってみてくださいネ。ここで気になるのは、「性格が悪い」というキツ～イお言葉☆ これは、どういうことかと言いますと、次の３つがわかりやすいです。
・デートでは、相手を見極めようとしてばかりである。
つまり、「この人は付き合っていい人だろか？ 信頼できる人だろうか？」とデート中に見極めようとするのです。
・そのためデートで「相手の人に好きになってもらおう」という姿勢がない。
そんな状態で「また会いたい」と思ってもらえるわけがないのです……。
・男性が○○して当然、女性が○○して当然、という意識がある。
つまり、○○してもらっても感謝の気持ちが出てこないので、それが相手に伝わり、結果として「性格悪っ！」と思われてしまいます。
これ、Ｍちゃんも前者２つにしっかり該当していました。「好きになってもらおう」なんて考えたことがなかったと……。ぐむー。また、３の「マイナス思考からくる、否定癖」が頻発していました。例えば、今回二人が結婚できたキッカケは、僕がお話した「お弁当」だったのですが、
「デートでお昼から、公園に行くことになったんです」
「えっ、そうなんですか？ だったら、お弁当を持っていきましょうよ～！(^^)」
「ええーっ、そんなことしたら、引かれるんじゃないですか？」
「引かれませんよー。普通、喜んでもらえますって。男の人はたくさん食べるから、三段重箱に作って持って行くといいですよ～」
「ええーっ……、そんなのありえないんじゃ……」
こういう感じだったのです。悪気があって否定しているつもりはないのですが、マイナス思考から相手の意見を否定するクセがついてしまっていたのです。これは相手の人を不愉快にしますし、面倒くさい印象を与えてしまいます。そこで、僕はこう伝えました。
「今回、わざわざお金を払ってアドバイスを求めたんですよね？ なのに実行しなかったら、何のために相談したのかわからないですよ。お金、全部無駄になっちゃいますよ！？」
ううん、先生キツイですねぇ。Ｍちゃんは「正直怖いな～」と思ったそうで☆ ←後日談でも、「ここまで真剣に怒ってくれる人は、これまでいなかった」と思って、可愛いタッパーの３段弁当箱を買ってお弁当を持って行ったということでした！重箱じゃないのが……否定マイナス思考の名残りですねぇ☆
◆ あのお弁当から、全てが始まったね ◆
当日、彼はお弁当を見て、「うわーっ、凄いじゃん！こんなの出来るんだ！」と喜んでくれました。そして、元々は１週間後にまた会う約束だったのですが、「また会いたい」と彼が言ってくれて週中の水曜日、今度はＭちゃんの家でご飯を作って一緒に食べることになりました。そして、初エッチ☆ この時「一緒に住みたい」と言われて、その４日後の日曜日に、彼が荷物を持って引っ越してきたというのです！
「えーっ、本当ですか！？」
「はい。その１週間後の日曜日（つまり、初デートから２週間後）、“キミの方が収入があると思うんだけど、俺の給料で生活はできると思う。だから、俺と結婚して欲しい”って、プロポーズしてくれたんです」
「凄くいいプロポーズですね。真面目というか、真剣に向き合ってくれている感じがします」
「その後、すぐに私の両親に挨拶をしてくれて、私も彼のご両親に挨拶に行きました。そして、結婚式は９月○日に決まったんです」
「……マッハ婚には慣れた僕ですが、それにしてもマッハで驚きました(笑)」
「ご相談、６回コースで申し込んだんですが、１回で終わっちゃいました(笑) でも、すっっっごく安くあがって嬉しいです！ マーチン先生、安すぎっ！」
「どわはははは！ それって誉められてるのか、複雑ですね～(笑)」
「彼、今でも言ってくれるんです。“あのお弁当から、全てが始まったね”って。本当にお料理を作ることって、大事なんですね～」
「だから、いつも言ってるっちゅうに(笑)」
「あははは、そうですね（笑）先生、本当にありがとうございました」
お弁当から始まるお話は、過去にもありました。記憶に新しいのは……２０１４年始のお話ですね。ええっと、こちらです。
「おせちで大成功！」
その後、お二人は結婚なさいました。「どんな場合でもお弁当が効く！」というわけではありませんが、お弁当を持って行けるシチュエーションなら、絶対にトライした方がいいです。 お弁当からスタートして、ゴールインしている事例がいくつもあるのですから、その真似をすることは超有効なのですーーーっ♪
また、男性からこの話を活用するならば、公園に行くとか、ドライブに行く、という話になった時に、「ねえ、よかったらお弁当作ってきてよ～(^o^)」と伝えたら良いのです。 殆どの女性は、お弁当を作りたくないわけではありません。「お弁当を持って行って、やり過ぎて引かれたら嫌だ」と嫌われる心配をして、自ら動けないのです。つまり、その心配を払拭できれば問題はないのですよ。
◆ お財布を預けてくれる彼 ◆
彼はプロポーズの際に「俺の給料、全部君に預けるからやりくりをして欲しい」と言ってくれたそうです。僕は仕事柄、ゴールインなさったカップルもたくさん見ていますが、お財布を預けてくれる男性が非常に少ないと感じています。共働きの夫婦で多いのが、次のようなお財布管理です。
１．生活費を○万円ずつ出し合って、残ったお金は自分のもの。
つまり、完璧にお財布が別々になっています。
２．旦那さんの給料で生活をして、奥さんの給料をそれぞれの名義で貯金する。
旦那さん名義１０万円、自分名義１０万円などです。
まず、１はお勧めできません（離婚に繋がるカップルに多いパターンです）。結局「独身時代と同じようにお金を使いたい」と思っているから、こういう発想になるのです。だったら、そもそも結婚するなよ～～～。
家庭を持つとは、どういうことなのか。
今一度、考えてみて頂けたらと思います。
ああ、そうそう。旦那さんの給料が年収600万とか700万と多いのに、奥さんに「君も働いて欲しい」と言う男性も要注意です。理由は上記のように独身時代と同じ生活をしたいから、であることが多いです。（要するに、たくさんお小遣いが欲しい）
２は、わざわざ離婚を助長するような貯金の仕方をしないことですね。こういう時はスパッと！相手の名義に全部入れておけばいいのです。そうすることで、相手は自分を信頼してくれます。
人は、信頼されると裏切れない。そういう生き物ですからネ。
……と言うと、「そんなことして離婚になったら、面倒くさいじゃないですか！」という人がいるのですが、面倒くさいから離婚しなくてすむのです。発想が逆だねっていうか、離婚前提で結婚するなーっ！
また、仮に離婚になったなら、旦那さん名義だろうが、自分名義だろうが、「結婚後に得た財産で、残っている財産」は半分ずつになります。例えば、自分の口座に１０万円しか残っていなくて、相手の口座に 1000万円あっても、505万円ずつになるのです。だから、本当にどっちの口座にいくらあっても同じなのです。※結婚前から持っていた財産は、その人のものになります。例えば結婚前に1000万円貯金があったなら、それは離婚してもその人のものです。
まあ、結婚生活を始める段階で、離婚のことを考えるようでは終わっています。
その発想を間違えないように、まず自分自身が正しい姿勢で臨みましょう。……というわけで、Ｍちゃんの彼はすごく向き合ってくれている、ステキな男性だと思います♪♪
…………。
今、婚活中の女性の皆さんは、こう思ったと思います。
「こんな男性が、まだ残っているのねぇ……」
はい、残っています！！
だから、自分自身が選んでもらえる女性になること。
それを目指して、頑張っていきましょう。
そして、男性諸君。
プロポーズの際に、この彼のように伝えるのはアリです！
収入が少なくても、誠意と真心で年収＋200万円くらいの価値があります☆
しっかり頑張りましょう～！
written by Martin 2015.07.31
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