うまくいかない時に、「ちゃんと気持ちを伝える」のは無意味
女性からの恋愛相談において、こんな話をよく耳にします。
「私は“彼に対して頑張りたい。この恋を実らせたい”と思いました。
でも、よく考えたら、きちんと告白したことがなかったんです。
だから今度、ちゃんと気持ちを伝えようと思います」
これ、ズレています。 というのが答えです。
こういう相談があるときは、
・既に体の関係があるが、ちゃんと「付き合おう」と言ってもらえていない。
・体の関係はないが、何度もデートをしている。
このいずれかであることが、ほとんどです。このような場合、男性目線で見たら、その女性が自分に好意があることは、誰にでもわかります。そんな中で気持ちを再度伝えても、「うん、ありがとう」と言われるだけで実ることはないのです。
その恋が実らないのは、気持ちをちゃんと伝えていないからではありません。他に理由があるのです。
1.その男性に、元々ちゃんと付き合うつもりがない。
2.自分の女性としての魅力不足。容姿やスタイル的なもの。
3.自分と「付き合うメリット」があまり見えない。ありがとう法の不足。
4.「面倒くさい女」のカラーを感じている。
5.他に彼女がいるが、自分のことも欲しいと思っている。
このどれか、または、複数に該当していると思って良いです。
1.の場合はあきらめた方が良く、2、3、4、5の場合は努力のしようがあります。
2.は「男性目線で」ウケのよいメイク、髪型、ファッションを心がける。「男っぽいよね」「もうちょっと痩せたら?」などと言われている場合は、すぐに直す。
3.は ご婚約者&ご成婚者のお便り を見て、これを参考にありがとう法を徹底する。
4.は「そんなことないよ、と言ってほしい質問」をしない。「あんまりメールしない方がいい?」「そんなことないよ」等。また、相談事例をたくさん読んで、自分が同じ失敗をしていないか振り返り、反省・改善する。
5.は2~4の努力をして、総合的にその女性を上回る魅力を身に付けることで勝負できます。
このような感じです。つまり、その恋を頑張るならば、
2~4の改善努力を全てやれば良いのです。
また、この時、彼に「どうしてちゃんと付き合ってくれないの?」と聞いてはいけません。「そんなの自分で考えろ!」と言われて、さらに呆れられます。少なくとも、そう思われます。
恋愛に限りません。物事がうまくいかない時は、まずその理由を 自分で考えて探す姿勢 が大切です。頑張るならば、現実と向き合って頑張りましょう。
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