携帯で5万も使わなければいいだけじゃ…

[2745] もみじ [中国] 2014/08/26(Tue) 17:56

マーチン先生、こんにちは。
彼氏が毎日来てくれるようになり食費負担の件で相談したもみじです。
こちら >> http://dr-martin.jp/blog-entry-621.html

先日はアドバイスありがとうございました。
もうすぐ3ヶ月、今も毎日来てくれています。
先生にご回答頂き、「感謝の気持ちが足りてなかったな」と反省しました。

その後、できるだけ彼の出費を減らせるように協力したり、帰ってきた彼がお家でゆっくり休めるように頑張っています。毎日帰ってくるのが当たり前の生活が嬉しく、とても良い状態で過ごせているのですが、気になることが出きました。

先日、彼の携帯支払いの明細を見てしまいました。引き落としがされておらず、督促のようなハガキでした。以前に携帯料金未払いで通話が止まったことがあり、その時にお金にいい加減な人はイヤだと伝えました。その時は「二度とないようにする」と約束してくれました。

また、その金額が5万円を超えていたのも気になります。
ゲームの課金などかと思うのですが、聞いていないのでわかりません。

結婚しているわけでもないので、彼のお金の使い方について口出しするべきではないと思うのですが、携帯代5万は普通じゃないと思いますし、それが引き落としできてなくて支払いが遅れてるのもおかしいし、ものすごく気になっています。ガソリン代も増えて、お米を買ってきてくれたりもするし、彼の出費は増えたようで、経済的に厳しい様子です。

でも、携帯で5万も使わなければいいだけじゃないのか?と思ってしまいました。

別れたくはないですし、ずっと一緒にいたいと思っていますが、
こんなモヤモヤした状態のときは、どうしたらよいのでしょうか?


もみじちゃん

こんにちは、マーチンです。
ご相談拝見いたしました。

はい、このお話は、特に女性の皆さんにとっては、
もみじちゃんのお話に共感する部分が多いのでは……と思います。
しかし、このお話はですね、

もみじちゃんが体質改善をすることが大切だ、というのが結論になります。

つまり、

> こんなモヤモヤした状態のときは、どうしたらよいのでしょうか?

モヤモヤしてしまう体質を改善することが大切です、となるのです。

まず、今回のことで彼のことを「お金にだらしない」と決め付けていることが良くないと思います。僕の目線では、

> 以前に携帯料金未払いで通話が止まったことがあり、
> その時にお金にいい加減な人はイヤだと伝えました。
> その時は「二度とないようにする」と約束してくれました。

このお話は「???」と感じました。「約束させること」がおかしいです。携帯料金未払いで電話が止まるなんて話は、別に珍しい話ではありません。「パチンコでサラ金から50万借りてました」なんてお話がある中(あるのですよ)、非常に些細なお話なのです。

と言いますか、お金が足りないときには支払いの優先順位をつけておいて、意識して携帯を後回しにする人は多いのではないかと思います。また、生活費が足りなくなることは、独身者だったらこれまた珍しくありません。これを一概に「だらしない」としてしまっては良くないのです。また、

「携帯代5万円は普通じゃない」というのは、もみじちゃんの価値観です。

僕個人は100%もみじちゃんの意見に賛成なのですよ。
ただ、そうでない人もいくらでもいる、ということを知ることが大切なのです。

例えば、女の人だったら、毎月洋服代に2~3万円かける人なんていくらでもいますよね。お化粧品も同じですし、いくつもバッグを欲しがることも同じです。これを男性目線でみれば、「何で毎月、あんなに服に金をかけるんだ?」とか、「どうして女はバックを2つも、3つも買うんだ?」なんて話になるのです。

女性は「バッグとしてバッグを使う」のではなく、「ファッションとしてバッグを使う人」が多いですよね。つまりは、洋服のような感覚で使っているためいくつも欲しくなるわけですが、これも「そう思う人と、そう思わない人」の価値観の違いになります。だから、携帯のゲームにお金をかけるかどうか、というのも同じことなのです。(ファッションを楽しむのも、ゲームを楽しむのも同じ)

一般に、男性は自分の趣味や車、形が残るものにお金をかける人が多いです。女性はファッションやお化粧、エステや習い事にお金をかける人が多いです。こういう事実を広く知ることで、「交際するにあたって、本当に気をつけなければいけない限界ライン」を掴めるようになるでしょう。

僕の判断ですと、携帯5万円は「個人の裁量の範囲」だと思います。(女性でいう、洋服とお化粧とエステで5万円と同じだと考えましょう)だから、余計な口出しをするほどのことではないと思います。

これを根底に置いて考えますと、実は、もみじちゃん。
「やっぱり感謝の気持ちが足りないなあ」と感じてしまいました。

> 携帯で5万も使わなければいいだけじゃないのか?

そうではなく、携帯代が払えずにいる中でも、私のところに来てくれている。お米を買ってきてくれているのです。

心から、彼に「ありがとうね!」と伝えて欲しいと思います。
僕は、ご相談を拝見しながら、まずこの話が頭に浮かびましたよ。

このように同じ話を聞いても、僕は感謝の念が先に出てくる。
もみじちゃんは疑問や不満を感じる。これが体質の違いなのです。
「体質改善が大切ですよ」というのは、こういうことなのです。

前回のご相談も踏まえてお話しますと、もみじちゃんは、お金に対する執着心が、他の人より強いのだと思います。だから、自分が納得いく使い方を周りの人……今回は彼にも、無意識に強要してしまっているように感じます。他人のお金は、その人のものです。その人がどのように使おうと、その人の自由です。

恋人や友人レベルで意見をしていいのは、
「そのままでは、その人の生活が破綻する」と感じたときだけだと思います。

こう考えると、携帯が止まったら生活が不便にはなりますが、生活が破綻することはありませんよね。ギャンブルやお酒にお金をかける人は「強制停止」がないため、食事をするお金までつぎ込むことがありますが、携帯でそうなることはないのです。

…………。

結果、このように考えますと、
今回の件は「些細なこと」のレベルだと思います。

何か思うことがあった場合、それが「些細なことなのか、重要なことなのか」を
判断することが大事です。その「ものさし」を自分の中に作っていきましょう。

この度は、ご相談頂きありがとうございました。

2014/09/19 wrote

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