不安に強いメンタルを作る方法

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1 どうして不安になるの？

どうして不安になるの？

　
「不安をなくすには、どうしたらいいですか？」というご相談、今週も頂きましたー！……と言いますか、ご相談があれば３人に１人くらいは「不安にならないために、どうしたらいいか」といった話題が出てきます（笑）

不安をなくすには、どうしたらいいのか？

これを完全に解消する答えはないのかもしれませんが、不安に強いメンタルを作ることはできるような気がします。そこで今回は、不安に強いメンタルになる方法を考えてみたいと思います！

不安になる原因

「問題解決をする際に必要なことは、その原因を明確にすること」だと、かの有名なマーチン先生がいつも仰っています（笑）そこで原因を考えてみますと……

うーん。

うーん……。

ぼかぁ、不安にならないので、よくわからんですねー（笑）

……という冗談は置いといて、近年のメルマガで僕は「女性は不安製造機」というお話をすることがありました。あーっ！女性差別とか、言わないでくださいね。面白おかしく話しているだけだと、ご理解ください(_ _;)

まあ、男性よりも女性の方が不安になりやすいのは、およそご納得頂けると思います。そこで、どうしてそうなるのかを考えますと、「不安とは、将来を見据えた時に起こる感情」だとわかります。思うに、過去を思い返して不安になったり、今のことを考えて不安になることはないのです。

えっと、過去に嫌なことがあって……例えば、過去の彼や彼女に浮気されてフラレて、辛い気持ちになることはあります。でも、「辛い気持ち」と「不安な気持ち」は違います。

更に、「だから、また付き合っても浮気されてしまうのでは……」という不安は、過去を見ているのではなく、将来を見据えて不安になっていることがわかります。「不安とは将来を見据えた時に、出てくる感情」なのです。

あっ、わかりましたか！？
つまりです。

女性は、先の予定を決めたがる人が多いですよね。対して男性は、先の予定を決めたがらない人が多いです。これは日常的に「先のことを考えている」のが女性であり、「先のことを考えていない ≒ 今のことを考えている」のが男性だという、わかりやすい証明だと思うのです。（プライベートなことについて、ですよ）

だからつまり！
不安になりやすいのは、女性だと言えるのではないでしょうか。

不安にならないためには？

不安になる原因がハッキリわかりました。不安な気持ちは「先のことを考えた時」に限定して起こり得ます。つまり！！

先のことを考えなければ、不安になることはないのですーっ！

これで、１つの明確な回答です！

行き当たりばったりで「今を謳歌しようよ！」という生き方ができれば、不安とは無縁な人生を送れるわけです。「えー、そんなことして、先はどうするのよ！？」となるので、ほとんどの人には役に立たない回答ですが、、、

が、ですよ？

例えば、今４０歳独身の人が、「５０代でも独身だったらどうしよう」と不安に思っているとします。この人は、この先どうなるかと言いますと……

４０歳「５０代でも独身だったらどうしよう？(>_<)」と10年先を見て不安になる。
(>_<)　　　　
40　　　【50】　　60　　　　70　　　　80
├────┼────┼────┼────┼────┼

５０歳「６０代定年になったらどうしよう？(>_<)」と10年先を見て不安になる。
　　　　(>_<)　
40　　　　50　　【60】　　　70　　　　80
├────┼────┼────┼────┼────┼

６０歳「この後、老後のお金はどうしよう？(>_<)」と10年先を見て不安になる。
　　　　　　　　　(>_<)
40　　　　50　　　60　　　【70】　　　80
├────┼────┼────┼────┼────┼

こんな感じになりませんか？
つまり、この体質の人は常に先のことを考えて不安になるので、

一生不安な人生を送るのではないか

と感じるのです。仮に６０歳で１千万円、２千万円という貯蓄を得たとしても、「これで足りるのかしら？」とか、「病気になったら、どうしよう？」とか、考えると思うのですーーーっ！

思いますよねっ！？(;´Д`)ハアハア
だったら、

> 行き当たりばったりで「今を謳歌しようよ！」という生き方

まだ、こちらの方がマシだと思いませんか！？
素直に「はい」とは言えないでしょうが、これも一理だとは思うのです。

将来を見ても不安にならない場合

不安な気持ちは「先のことを考えた時」に限定して起こり得るのでした。しかし、先のことを考えて「よし、これでうまくいく！」と確信が得られた時は、不安になることはないでしょう。

ということは、不安になるのは「効果的な対処法がない時」ということです。

ここで物事の真理！！
先の行動について、成功を保証することは誰にもできないのです。

マーチン先生だろうが、中谷彰宏さんだろうが、総理大臣だろうが、米大統領だろうが！！誰にも先の保証をすることはできません。しかし、「誰にでもできること」があります。それは、何だと思いますか？

さあ、このお話、最初で最後の問題です。
考えてみましょう！

３

２

１

それは、「最善を尽くすこと」です。

マーチン論では有名なこちら。
恋愛はやるだけやってダメなら仕方がない。そういう性質のものです。

この「やるだけやってダメなら仕方がない」という割り切り。これは多くのことに共通で、この考え方を如何に身につけるかです。これが不安に強いメンタルを作る、最大のポイントだと僕は思ったのです。

不安に思うなら、行動しよう

ご相談を受け続けて２５年。不安になって、不安を解消するために相談する皆さんは、その場の解消に留まってしまいがちで、行動ができない傾向が強いです。きっと「行動してもうまくいくのかしら？」と思ってしまうからだと思います。

ですが、行動しないと根本的な解決は１００％できないのです。

この世の不思議で、自分は何もしないのに周りが勝手に転んでくれて、結果として自分に利する結果が得られることはあります。でもこれは、他力本願に「解決することがある」だけで、能動的に「解決できた」わけではないのです。

対処療法ではありますが、不安解消法の１つとして「誰かと一緒に過ごす。誰かとお話をする」ことがあげられます。だから、彼と話したい、彼と一緒にいたい……となることもわかります。でも、それは根本的解決にはならないため、それに依存するとフラれる結果になりやすく、共依存とは互いに不安解消をするために、そうなってしまう形でもあるのです。

・彼や彼女にフラれてつらい。
・仕事でミスをして落ち込んでいる。
・家族に不幸があって落ち込んでいる。

こういった「ツライ時」に、恋人や友人に頼るのは良いと思います。でも、不安解決に頼るのは依存の始まりなのです。「ツライ」ことはピンポイントでの発生が多いですが、「不安」は将来を見据えて起こる、日常的なものだからです。

不安の解消は、自分自身の手で行うことが大切なのです。