マーチン先生の恋愛教室

追いかけてはいけない理由

「 追うと逃げるその訳は? 」


    逃げれば追う。逃げるから追ってしまう。


追えば逃げるとわかっていても、止められない。


これ・・・皆さんも経験ありますよね?

「追えば逃げる。だから、そんなときには引くほうがいい」

そんな冷静なことを言われても・・・なんて思ってしまいます。そこで、今回は、本当に追うと逃げてしまうのか?だとすれば、どうしてなのか・・・そんな疑問を考えてみたいと思います。


▼ 僕たちみんなのクセ ▼
僕たち人間には共通のクセがあります。それは、


何でも保留にしてしまうというクセ


です。

え?自分は大丈夫だぞーーっ?
そ、そ、それはすごいです!
あなたは、既に恋愛上級者だと思いますよーーっ☆

何でも保留にする。
これ、どういうことかと申しますと、

・告白しようかするまいか・・・と悩み続けること
・告白されて、付き合おうか断ろうか・・・と悩み続けること
・別れようかどうしようか・・・と悩み続けること

こんな場合のことを指します。
つまり、


人はみな、決断することが苦手


という、悪いクセを持っているのです。


▼ 状況分析 ▼
「人は決断するのが苦手である」
これを念頭に入れて、ちょっと具体事例を考えてみましょう。

「玲子・・・」

「なぁに?」

「あのさ・・・ちょっと俺たち、距離を置いた方がいいと思うんだ」

「え!?なんで?どうして?」

「実は・・・」

「・・・」

「前に付き合っていた彼女のことが・・・
 まだ、忘れられないんだ」

「・・・!」

「ごめん、ずっと言おう言おうと思ってたんだけど・・・」

「・・・やだ・・・」

「こんな気持ちのまま付き合うのは、
 玲子にだって申し訳ないし・・・」

「いやよ!私、雄介のこと好きだもん!
 そんなの絶対イヤよ!!」

「ごめん・・・」


さて、この場面。
彼の立場に立って、心境を分析してみましょう。

まず、これ。

>「あのさ・・・ちょっと俺たち、距離を置いた方がいいと思うんだ」

雄介くんは、彼女と距離を置こうと考えています。この状況が既に「決断ができない」ことを示していることに気がつかれましたでしょうか。彼の心は、彼女から離れる方向に傾いています。しかし、


彼女と別れるという決断はできない状態


なのです。
だから、「付き合うか別れるか?」という問題を保留にして「距離を置こう」と言っているのです。


▼ 追いかけた場合 ▼
ここで、彼女が追いかけるとどうなるか、考えてみましょう。


「いやよ!私、雄介のこと好きだもん!
 そんなの絶対イヤよ!!」

「ごめん・・・」

「お願い!彼女のこと思ったままでもいい。
 だから・・・」

「でも、今みたいに会うのは・・・」

「じゃ、電話やメールだけでもいいから。ね?」

「・・・うん、・・・わかった」


このような状態になり、2、3日に一度、彼女がメールや電話をするような、曖昧な状態になったとしましょう。実際、このように「距離を置こう」と言われた場合、一番多くの方が選択するパターンだと思うのですが、実は


これが一番最悪


なのです
それはなぜか??
今、彼に課せられた決断は何か?と考えると、


付き合うか、付き合わないか


という決断であることがわかります。
でも、人は決断することが苦手なので、彼は「わかった、もう一度ちゃんと付き合おう」と答えることができないのです。すると、結局どうなるか・・・というと、

・このまま曖昧な関係で、たまに会ってエッチする関係になる
・「お願い、ちゃんと付き合って!」という決断を迫られるあまり、
 決断できない彼が「もういやだ!」と爆発して終わってしまう

このいずれかの道を歩む可能性が、高くなってしまうのです。


▼ では、追わなかった場合は・・・ ▼
では、逆に彼女が追なかった場合はどうでしょうか?


「いやよ!私、雄介のこと好きだもん!
 そんなの絶対イヤよ!!」

「ごめん・・・」

「・・・どうしても・・・そうなの?」

「うん・・・」

「そっか・・・わかった。
 じゃ、もう私からは連絡しない」

「・・・」

「別れた方がいいってことでしょう?」

「・・・」

「・・・今までありがとう」

「・・・」

「・・・じゃ・・・ね」

バタン。

えーん、新年早々、泣ける場面ですねーーっ。

さて、こうなった場合に、同じように彼の心境を考えましょう。
この後、彼に課せられた決断は何か?と考えると、


このまま彼女と別れるか?別れないか?


という決断なのです。

ほら!もうわかりましたか?

こうなると、人は決断が苦手なので、


別れるという決断ができず、今の状態を続ける


という結論になるのです。
しかも、彼女はもう別れる・・・なんて言っているので、「距離を置く」という選択肢もなくなっており、今のまま付き合い続けるしかなくなるのです。そして、


玲子とは、やっぱり別れることができないんだ。


と、彼自身が再認識、二人の関係は良い循環に入っていくわけです。


▼ P.S. ▼
マーチン論的、追わないほうがいい理由は、おわかり頂けたと思います。これを活かすために、あなたが玲子ちゃんの立場に立った場合に、しなければならないことがあります。それは・・・


このまま別れることになるかもしれない。
だけど、覚悟を決める方が可能性高いんだ!


という決断をすることです。
これが難しい・・・のですよね。しかし、これができないと、曖昧な関係のパターンを歩んでしまうのです。

僕たちはみんな怖がりです。
だから、みんな決断することが苦手です。
でも、怖がらないで決断する方が、よい結果を多く導くことができる・・・ということを、是非覚えておいてくださいね。



ekoさん、かわいいネコちゃんをありがとう!  Your decision has resolved the whole problem.
 決断が良かったのさ。
Illustrated by eko written by Martin 2004.01.02



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