マーチン先生の恋愛教室

あたしの側にいるあなた

「 出会いとは? 」


   

最近、出会いがないんです。


・・・そうなのですか?
でも、「出会い」というものは、みんなに公平にあるものですよ。
例えば、学校や職場、お友達の友人などなど。


う〜ん、でも同じ学校とか会社は
やめた方がいいんじゃないでしょうか?


えっ?どうしてですか?


だって、周りの目が気になるし、
別れたときに大変だから・・・


付き合う前から、付き合ったときのこと。
付き合う前から、別れたときのことを心配してしまうのってヘンじゃないですか??気持ちはわからないでもありませんが、だからといって


身近な人をいきなり対象外にするのは、
出会いのほとんどを無にしている


と思いますよ。


▼ 僕の基本スタンス ▼
ええーーっ!と驚くかもしれませんが、申し上げます。
僕の基本スタンス。恋人募集中のときなら・・・


女性は全員恋人対象です。


えっ!!
やっぱり、「ええーーっ!うっそー!!」ですか!?

ええーーっ!でも、ホントなんですよ!!
とにかく聞いてください。

僕が考えるに、この基本スタンスは、「本当にいい人と出会うため」には、必須だと思うのです。なぜかと申しますと、


あなたは、恋人を探すときに
「条件」と「中身」のどちらを優先しますか?


ということなのです。
・・・あなたは、いかがですか?

この質問をすると、ほとんどの人が「中身に決まってるじゃん」と言われます。ちなみに僕もそうです。

で、あるなら、


先に、「同じ学校や同じ職場」といった条件で
ふるいにかけるのは矛盾している


と思うのです。
だから、恋人募集中!の人は、


全員対象→中身を見る→中身によってふるいにかける


という順序を大切にしなければならない・・・と思うのです。


▼ 出会いを大切に ▼
いきなりですが、「出会い」と「出会う」は異なります。
例えば、学校や会社での仲間のように、出会うための努力をしなくても自動的(?)に会えることが「出会い」。

対して、友人の紹介や合コン、パーティのように


出会うための努力をしないと会えないのが、出会う


なのです。

ここで、「出会い」と「出会う」を比べた場合、どちらが多くの異性と会えるか・・・と考えますと、僕が申し上げるまでもないですよね。

「出会い」の方が圧倒的に多いです。
きっと、10倍、100倍・・・といった具合かと思います。

例えば、今、あなたの身の回りに10人の「異性」がいるとします。
その内訳を考えると、次のような感じではないでしょうか?

1.ほとんど毎日、イヤでも会える人 ・・・6人
2.定期的、又は時々会う人 ・・・2人
3.何らかの交流があり、会おうと思えば会える人 ・・・2人

あなたにとって「いい人」が、どのグループにいるかは全くの運です。・・・ということは、グループ1にその人が入っている可能性が一番高いわけ・・・ですよね?

つまり、身近な出会いを否定してしまうと、いい人を逃してしまう確率が高くなる・・・ということなのです。


▼ インターネット時代 ▼
だって、同じクラスなんですもん。
だって、同じ会社なんですもん。

これに加えて、最近よく聞くのはこれです。


でも、ネットでの出会って、なんか信用できないし・・・。


・・・いったい、どういう出会いだったら納得がいくのか、教えてくださいーーっ!

確かに、対人関係。特に男女の出会いというのは、「出会ってナンボ」というのが今までの考え方であり、僕もそう思っていました。

しかし、その例外が、


インターネットでの出会い


なのです。

例えば音楽が趣味で、ミュージックサイトに行ってみた。
ゲームが好きで、ネットゲームをやっていた。

すると、そこに掲示板があった。
メッセージのやりとりをした。

こうして、「自然な出会いの舞台」が生まれるようになったのです。これは自然なことなのです。

そして、この出会いには、リアルの出会いにはない大きな特徴があります。・・・お気づき頂けるでしょうか?それは、


共通の趣味や価値観を持った者が集まっている


ということなのです。
当たり前といえば当たり前です。しかし、これが最大の特徴であり、最大の利点なのです。

きちんと数字をとったわけではありませんが、皆さんから寄せられる相談を見たり、世間の話を聞く限りでは、


インターネットでの出会いは、
リアルな出会いに比べて恋が実る確率がはるかに高い


傾向にあります。
その理由が先程の点。つまり「共通の趣味や価値観を持った者が集まっているから」なのです。



Illustrated by eko




▼ 出会いとは? ▼
インターネットのおかげで、僕たちは「自分の側にいない人でも好きになることができる」ようになりました。

出会いとは、必ずしも Meet ではなかったのです。


出会いとは、Communication のことだった


のです。

これまでは Meet(会う) しないと話はできないし、手紙を送るにも送りようがありませんでした。ところが、インターネットの登場で、必ずしもMeet しなくても、話もメールもできるようになったのです。

つまり、「出会い」が増えたのです。
つまり、


あなたの側にいる人が増えた


のです。

出会い・・・。それは、あなたの側に人がいるから生まれるのです。

学校の人だから。
会社の人だから。
インターネットだから。

あなたは、まだそうお考えになりますか?



ekoさん、かわいいネコちゃんをありがとう!  The two have something in common
                   with each other.
 どっか似てるんだよね。
Illustrated by eko written by Martin 2003.05.17



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