恋愛論II/「うまくいくとき、いかないとき」の巻末メッセージを覚えていらっしゃいますか?
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こんなことしても、いいのかしら?!
と思うようなことを女性がすると、うまくいくことが多いみたいですよ。えっ?どんなことかって・・・?それは、ご自分でお考えください。どうしても聞きたい方は、お手紙くださいネ。
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というメッセージに、多くのの反響が寄せられました。
そこで、特別補習授業を行います。
題して、「ちょっと慎重すぎるあなたへ」
あなたは慎重派ですか?それとも Go!Go!派ですか?
▼ あたしはホントに慎重派? ▼
「25歳、社会人3年目。
あたしって、慎重すぎるんでしょうか?
実はまだエッチの経験がないんです・・・」
そんな彼女は、遠距離に住む彼に恋をしました。
出逢いのキッカケはインターネット。彼W君がサイトのオーナーであり、そのページのファンになったのがはじまりでした。
ふたりは些細なメールのやりとりを交わす中、いつしかお互いのメールが届くのをとても楽しみにするようになります。
ネット恋愛の始まりです。
長所と短所は裏表といいますが、ネット恋愛にもそれはいえます。
まだ逢ってもいないのに・・・。
と、彼女は自分自身を不思議に思いました。
そんなある日、彼が彼女のところへ遊びに行くことになります。彼女は期待半分、不安半分・・・。楽しみなようで不安、それが正直な感想でした。
そして、さぁ、明日という前日の夜、彼が体調を崩してしまい、キャンセルの連絡が。
やっぱりだめなんだ・・・。
彼女はそう思いました。
しかし、その後、彼からフォローの電話がかかりました。
「今日は本当にごめん。
また機会ができたら遊びにいくんで、
Mちゃんも良かったら遊びに来てね」
良かったら遊びに来てね。
この言葉に目を覚ました彼女は、土日あけの月曜日、航空券を予約します。到着は朝10時、帰りは・・・
3日後の18時。
「え?あたしって何やってんだろ・・・?
こんなことしても、いいのかしら?」
▼ どこか、いいホテル知ってますか? ▼
どこに泊まったらいいのかな・・・。
期待はしつつ、なんと言えばいいのかわからないMちゃん。
「・・・ところで、ホテルを予約しようかと思うんですが、
どこか、いいホテル知ってますか?」
何気に書いたメールに、彼は反応します。
「・・・思うんだけどさ、一緒の部屋にしよっか?
シングル二部屋より、いいホテルに泊まれるしさ」
「え・・・どう答えたらいいんだろ・・・」
「イヤならイヤでいいんだよ?」
「・・・イヤじゃないよ」
・・・。
おふたりは、今も仲良くお付き合いされていますよ。
▼ 押しても上手くいかない男性諸君へ ▼
男性が女性を口説くなら、基本的には「押すこと」が必要です。
スタートは男の力、継続は女の力
が基本なのです。
しかし、脈がありそうでうまくいかない・・・そんな場面に悩む男性が多いのも事実です。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか?
Mちゃんの話を思い出してください。
自覚されている人は少ないでしょうが・・・
Mちゃんに限らず女性は「男性に口説かれている時間が好き」です。そして、口説かれている間は「本当にこの人でいいんだろうか?」「これでいいんだろうか?」と様々な心配をして、なかなか次に進みません。
こんなときには・・・
引いてみる
ことがとても有効です。
もちろん、それまでは頑張って押していることが大前提ですよ。
押しまくる、それでダメななら引いてみましょう。
W君のキャンセルは偶然の出来事だったのでしょうが、Mちゃんはそこから変わりました。あなたの彼女が目を覚ましてくれる可能性・・・低くありませんから。
▼ 長続きするには? ▼
「いつも、そんなに上手くはいかないんじゃ・・・」と思われるかもしれませんね。
その通りです。
いつも上手くはいきません。
僕の青春記でもおわかりいただけると思いますが、嬉しい結果がでることもあれば、ガックリ肩を落とす結果になることだってあるのです。しかし・・・
何もしなければ、成功はありえない
ということも事実なのです。
「こんなことしても、いいのかしら?」という女性の行動は、多くの場合、早い段階でセックスの関係を持つことを指していると思います。
「そんなことしたら、すぐに捨てられちゃう」
と心配される方も多いと思いますが、
男も女も相手が良ければ、続けたいと思う
のです。
マーチン論、長続きするための秘訣は、「スタートを切るまでの長さ」ではありません。
恋人を作る秘訣は、スタートをきれること。
そして長続きするための秘訣は、あなた自身にある。
ということを、忘れないでくださいね。
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