恋の仕方、愛し方。それは人それぞれにスタイルがあるように思えます。しかし、その一方で「女っぽい男、男っぽい女」という言葉があります。これ・・・、よく耳にしますよね?
「男なんだから、ちゃんとアタックしろよ!」
「女なんだから、やっぱり告白して欲しい」
・・・とすれば、告白しまくる女の子は「男っぽい女」?
これらの会話は「男のあるべき姿、女のあるべき姿」をみんなが了解しているからこそ成り立つのです。今日は、その相違点について考えてみましょう。
▼ 男と女の違いとは ▼
「生物としての性」という切り口から、男女の違いを見ていきましょう。僕はよくこんなお話をします。
「男は365日毎日違う女性とSEXすれば、365人の自分の子供を授かる可能性がある。しかし、女性は同じことをしても、その中のただ一人の男との子供しか授かることができない」
これは何を意味するのでしょうか?
この話を念頭に置くと、いろいろな所へ思考のリンクが張られていきませんか・・・?
▼ 女の愛し方 ▼
女性の愛し方・・・。それは「365人の中から一番優れた男を見つけていく愛し方」なのです。
「好きな男がいて付き合っている。しかし、ある男と出逢い、その男に惚れてしまった。さて、どうするか?」
十中八九彼氏別れて、新しい男の方へいきます。
次ができたときの、女性の気持ちの切り替えは、本当に見事なものです。
しかし、逆に・・・
「好きな男がいて付き合っている。しかし、男に新しい女ができてフラれてしまった。忘れられるか?」
忘れられません。態度に出さないまでも、気持ちの中ではいつまでもいつまでも、その男を追い続けてしまいます。それはその男が365人の中で一番いい男だといつまでも思っているからなのでしょうね・・・。
▼ 男の愛し方 ▼
対する男の愛し方・・・それは「365人の女と結ばれようとする愛し方」だと言えるでしょう。う〜ん・・・自分で書いてて嫌になってきますね・・・。なんて困った生物なのでしょう。しかし先程の話を念頭に置くと、こう言わざるを得ないのです。
永遠になくならない男の浮気。
釣った魚に餌をやらない。
50年後のキミを、今と同じようには愛せない。
などの名言が、これを裏付けています。
「好きな女がいて付き合っている。しかし、ある女と出逢い、その女に惚れてしまった。さて、どうするか?」
新しい女にアタックしますが、今までの彼女をすぐに切ろうとはしません。ずるずるいってしまいます。ここが女性と恐ろしく違う所です。
「好きな女がいて付き合っている。しかし、女に新しい男ができてフラれてしまった。忘れられるか?」
忘れられます。・・・女性よりは。
「次いこ!次!!」の発想は、きっとここから生まれたのです。
もちろん、例外は男女問わずいらっしゃいますからね。
▼ その違いは埋まる? ▼
結論からいきましょう。「埋めてはならない」のです。
よく見ていくと、男女の愛し方は凸凹のようにちょうどかみ合うのです。いいですか、例えば・・・
男は新しい女を得る為に努力します。その結果、めでたく結ばれたとします。その後、その関係を保とうとするのはどちらですか・・・?主導は女でしょう?
「スタートさせるのが男、繋げていくのが女」なのです。
両方が男のような愛し方だったとしたら、この世の中「人類皆兄弟」が真実のものとなってしまうかもしれません。逆に両方が女のような愛し方だったとしたら、恋そのものが始らなくなってしまいます。
ほら、思い出してください。
「遊びじゃないかしら」とか「私たち、付き合ったとしても遠距離だし」とか「年が離れているし」など、付き合う前から「付き合いを続けていけるかどうか」を悩むのは女性が圧倒的に多いでしょう?これを押し切る(?!)のが男の役目・・・のような気もします。
神様は、上手に役割分担をされたのですね。
▼ 振り向かせるのが男、振り向かせ続けるのが女 ▼
愛しの君を説得するにはどうしたらいいか、365人中1番の彼に、ずっとこちらを向かせるにはどうしたらいいか・・・?そのヒントがこの授業にはありました。是非、あなたの恋に生かして欲しいと思います。
え?解らない??いけませんね・・・。
そんなあなたは、よ〜く復習して下さいね!
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